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verde
2020年7月19日 07:39
自分の目に見えないことは信じない。自分が体験したこと以外は信じない。自分の存在など何の価値もない。誰も私のことを分かってくれる人はいない。なぜ私はこの世に生まれてきたのだろう。なぜ生きなければならないのだろう。この苦しみの先に何が待ち受けているのだろう。もう二度と笑うことなどないのかもしれない。生きる意味がわからない。苦しむ理由がわからない。なぜ私はここにい
2020年7月12日 23:13
普通に生活をしていて、そこまで人に感動を与えられたり喜ばれたり力になれたりする事って滅多にない。二人の子供が成人し、ようやく一息つけるようになったというところ。離婚して10年、学生だった子供たちも今はすっかり親の私を色んな意味でサポートしてくれるまでに育ってくれた。一人の自由時間が増えた。仕事以外は自分の自由に使える。なんて贅沢だろう。時は金なり。休みの日は好きなだけ本を読みふけっていよう
2020年7月12日 12:13
ボクの下僕の話をしよう。ボクはとってもイケメンなロシアンブルー。6歳。僕の飼い主はちょっと変わった名前なんだ。おじいちゃんとかおばあちゃんが好きそうな食べ物の名前なんだけど、本人は何故かそれをとっても尊敬している。なんでも、変幻自在に姿形を変えてそれぞれ立派に人の役に立っているんだって。しかもとっても美味しいらしい。去年の九月の半頃、下僕は突然「何者かになる!」と言い出して黙々とパソコ
2020年7月8日 15:22
「ちょっとルナ!あなたまたお弁当食べるの忘れたの?」「あ〜、母さんごめん。忘れてたね。」… 全くもう。キッチンに置かれたお弁当箱は朝持たせたままのズッシリとした重さで返ってきて心配と同時に腹立たしくもあり。息子のルナは時々こういうことをする。食べ盛りの高校男子というのに信じられない。小さい時から何かに夢中になると他が全くお留守になるのだ。自分の世界に入ってしまってこちらから
2020年7月5日 23:41
「では、これで一学期末のPTA集会を終わります。夏休みの間、くれぐれも事故のないよう、お母様方には子供達の規則正しい生活と健康の管理を宜しくお願い致します 。本日はお忙しい中お集まり頂きましてありがとうございました。」ふぅ~~、と集まった親達から暑さと疲れによる溜め息が漏れる。夏休みの注意書きや2学期の準備事項など、担任から配られた資料を片付けつつ3階の教室の窓から校庭を見下ろすと、真夏の
2020年7月3日 23:55
目が悪いなんて知らなかった。だってあなたはいつも私の心をお見通しだから。初めて会った時から常に私の考えてることの先を読む。意地悪だなと思った。「俺のこと好きなんだろ?」なんで分かるの? でも悔しいから認めてやらない。「何言ってるの? 意味分かんないよ。」そう言うと何も言わずにふふん、と鼻で笑った。なんだか悔しい…。初めてあなたの部屋を訪れたとき、その瞬間に出くわした