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世界の終わり、という場所へ。7月16日。
詳細は後ほどアップします。
すっきりしないゴール。カミーノ巡礼799km。7月15日
最後の日いよいよゴール、サンティアゴまで20キロ。最後の日をむかえる。
●すっきりしないゴール巡礼最後の日も夜明け前に歩き始めた。人が多いが、知り合いには会わない。
道沿いにTシャツやバンダナ、キーホルダーを売る土産店。店員がこちらに向かって「コリアーノ」と言っているのを聞いて高校生の頃見た映画「GO」を思い出した。
窪塚洋介演じる主人公に対して父役の山崎努が「No soy coreano.
ゴール前日、印象に残らない1日。7月14日
む
無心無心で歩き続けるとはまさにこのこと。ただ、ゴールに向かって一歩一歩。途中、大学時代の後輩から電話がかかってきたのだが、クラクションを鳴らしながら走るトラックが数十台。会話にならなかった。この旅の間に結婚式をあげたのだが、結婚式の二次会会場からの電話だった。
今日の写真
タコ料理プルポが有名なスペイン・メリデヘ。7月13日
タコ料理のプルポで有名なメリーデに泊まった。オリーブオイルに塩と唐辛子だけのシンプルな味付けのプリポはプリプリで美味しかった。ビールによく合う。皿にたくさん盛られたタコはひとつ残らず平らげてしまった。
歩く人が増え、数えきれないぐらいの「ブエンカミーノ」を言った。人が多すぎて、逆に出会いがない。
7人パーティとなる。スイス在住インド人。デンマーク在住イタリア人・ドイツ人・韓国人2人・ルーマニア人・日本人。7月11日
ガリシア州へ標高600メートルから1300メートルまで登って、また600メートルまで下る区間。頂上部分が州境で、終着サンティアゴ・デ・コンポステーラが州都のガリシア州に入る。
「ガリシアは天気が安定しない」と聞いていたが、頂上を越えたら雲のような霧に覆われた。
聞き覚えのある声に振り返ると、霧の中から現れたのはオーストリア女性ハイディだった。
約2週間ぶりの再会。前に会ったときは「荷物を軽く
ルフトハンザ職員は寝言も多言語。7月10日
今日はひたすら歩き、「サンティアゴまであと200キロ」の案内看板が見つけた。残り4分の1。半分を過ぎてから早く感じる。
●ベッドバグルートランのアルベルゲの受付で腕の瘡蓋(かさぶた)を掻いていたら、
「最近虫に刺されてはいないか?」と宿主に聞かれた。「ここ数日は無いけど、蚊にさされた後はいくつか残っている」と腕を見せたら、
「それは蚊ではない。ベッドバグだ」
ベッドに付く虫でベッドバグと呼
ステンドグラスが美しい大聖堂。今日は旅行気分。7月6日。
美しい大聖堂音の響き、淡い光と薄暗い内部に差し込むステンドグラスの色合い。どんなに工夫しても写真には収められない素晴らしさ、ひたすら美しい空間のレオン大聖堂。今回の旅で最高の場所だ。
LEONの現代美術館へ現代美術館MUSACのMUCHOS CAMINOS(英Many roads)展にも行った。巡礼についてのアーティスト視点の展示や、僕の歩いている「フランス人の道」とは別ルートのコマドリ動画が放
スペイン・レオンに到着。7月5日
二日酔いではじじまる朝、2日酔い気味。ビュングに「ゆっくり歩くから」と伝えて離れる。
目的地は、10世紀レオン王国で栄えたレオン。丘を越えて大聖堂が見えてくる。
レオンの街中で、道に迷った上にwifiルーターの電源が切れてしまった。
地図を広げていたところに、ベビーカーを押す地元の女性が声をかけて教えてくれた。
クリスティーナは、一昨年夫の仕事の都合で日本に3ヶ月滞在、その時世話になっ
今日も歩き続ける。7月4日
一緒が当たり前になってきた。今日も待ち合わせたわけでもないのに朝からビュングと一緒になった。
大雨が降り出したので予定より手前のレリエゴスに泊まることにした。
ビュングと一緒に自炊しようと話していたが、食材の揃ったマーケットがなかったのでバルでビールとワインを飲んだ。
「独立記念日の今日はアメリカの自宅に家族が集まっている。たぶん妻は飼い犬をトリミングに連れて行った。アメリカのトリミング代は
今日もビュングと一緒に歩く
40キロの同行歩き出してすぐビュング(61)に会い、サアグンまでの40キロを一緒に歩いた。二日ぶりの再会にして4日目。歩く休むのペースが同じぐらいなのだろう。彼の英語は聞き取りやすいし、こちらの言葉も伝わるから気が楽で一緒にいる時間が多くなる。
今日の写真