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(V36) 職場の人間関係のトラブルを避ける誰にでもできる簡単なコツ。そこそこ幸福に生きる40のコツ (2021.9.8) by バク@精神科医 より抜粋加筆しました。

⑴ 毎日を心安らかに、快適に生きていくためには、どうすればいいのか


①多くの人が、逃げないで立ち向かおうとするばかりに、
かえって苦しむことになっている原因の一つに、人間関係の問題がある。


【例】会社に苦手な上司がいる場合。

自分の意思で異動することは難しいし、
今は不況だから上司だけを理由に仕事を辞められない。

いやな相手でも、直属の上司で常に職場でかかわっている関係で、
あれば、どうすることもできないと皆さんは考える。


②それもある程度は正解。

そのいやな人が上司である以上、仕事においては指示に従い、
報告や連絡の必要があるのは会社というルール上、仕方ないこと。


③でも、それ以上でもそれ以下でもないことは、
忘れてはならない。


直属の上司だからといって相手に好意を持つ必要はないし、
打ち解け合う必要も、理解し合う必要もない。

極論、仕事に滞りが生じない限り、
信頼関係を構築する必要もない。


⑵ 職場は、労働の対価として賃金を確保しに行く場


①でも、そこまでひっくるめてやろうとする人が、以下に言って来院されることが多い。
「職場の人間関係に疲れた」


②嫌いな上司や同僚、後輩の悪いところを指摘し、
上司に態度を改めさせる必要もないし、自分のことを認めさせる必要もないのに、以下と怒るのはナンセンス。
「あの人は、あそこを直さないと人間としてダメだ!」

でも、そうせねばならないと思い込んでいる、
患者さんは少なくない。


③そういうとき、私は以下にアドバイス。

「もし、あなたがその人たちの教育係でないなら、
それは仕事の範囲を超えたお節介。
エネルギーの無駄遣いなので止めましょう」


④嫌いな他人が他の人に嫌われようが、
陰で文句を言われていようが、放っておいたらいい。

そんないやな人に対して仕事と関係ないところで悩む意味はない。

会社にお友達や家族をつくりに行っているわけではなく、
労働の対価として賃金を確保しに行っているわけ。


⑤ある程度成果を出して一定の評価が得られる環境であれば、
上司がどうあろうと、自分は自分のやるべきことをすれば賃金をもらう権利が発生する。

ここで以下のように躍起になったら、その分損をするのは自分。
「他の人も、あの上司に酷いことを言われて困っていたから」


⑶ 職場の人と無理に仲良くしようとしなくていい


①職場の空気を悪くしないために、
「皆と、そこそこ仲良しな仮面」を被って仕事中は過ごすほうが、しんどい。


②「そこそこ仲良しな仮面」を被ったからといって、
実際に心の底から、仲良くしなくても良い。


③上司の言動が苦痛になるのであれば、
ただそれを避けることだけに手をつくせばいい。

その行動は悪いことでもなんでもない。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp