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(C99) 人生100年時代において、生涯1つの会社に依存することはリスクがあります-2 (2019.8.26) by 古野庸一 より抜粋加筆しました。

現時点では、高年齢者雇用安定法に基づき、
企業は希望者全員を65歳まで雇用するよう義務付けられています。

日本政府は、この法律を再考中です。
雇用を70歳までに延長するだけでなく、
以下を努力義務として取り組むよう定めた内容になっています。

①他企業への再就職支援
②フリーランスで働くための資金提供
③起業支援
④NPO活動などへの資金提供


技術の進展のスピードを考えると、
企業は安定的に収益を上げ続けることが、ますます困難になるでしょう。
ビジネス転換も必要になります。

その際に、雇用保障をすることは難しくなります。
そうすると、企業としては従業員に対して、以下の話をしていくことが望ましいと思われます。
①45歳ぐらいで雇用を継続していくのか
②社外への転出を支援していくのか


個人としても、変わっていく仕事内容に対して、
知識やスキルを学び続けていく必要があります。

働き始めて20年、
45歳ぐらいで、その後のキャリア人生を考え、
その企業で仕事を続けていくのか、転職も含めて考える機会を持つ、というのが現実的だと思われます。


その際には、社内か社外かの二者択一ではなく、
副業という形で試しながら、キャリアを考えていくやり方もあります。
その方がリスクが少なく、円滑なキャリアチェンジができます。


⑶ 会社の仕事に合わせるのではなく、個人に合った仕事から考える

多くの会社で、副業を認める方向で動いています。
会社の思惑は、さまざまです。
①従業員一人ひとりに応じた仕事を、
長い期間十分に提供できないことが予想されるので、
副業の奨励に踏み切っている会社もあります。

②社外の仕事をすることで、会社の中で得られない知識やスキルが培われることを期待して、
副業を奨励している会社もあります。


個人からすると、
自分を成長させる機会が1つの会社の中になければ、
社外を含めて検討することは理にかなっています。

自分を100%生かせる仕事が社内になければ、
社外の仕事を行うことでその機会を増やせます。

人生100年時代において、
生涯1つの会社に依存することはリスクがあり、
リスク分散の観点で、副業が選択できる自由を獲得しておきたいと願うことは当然だと考えられます。


つまり、今後は1人で複数の会社に勤務している方が、
個人にとっても会社にとっても良いことだといえるでしょう。


現在中国では、副業は認められていません。
しかし、実際は、
淘宝網での店舗経営や、外卖(出前)などの副業をしている人が多くいます。


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