(I51) 「褒める」は最高のコミュニケーションツール by MY FUTURE CAMPUS より抜粋加筆しました。
⑴ 人は褒められるとモチベーションが上がる?
例えば、
学業のモチベーションを上げたいなら、自分の勉強の成果を誰かに褒めてもらうことが有効です。
なぜ有効なのか、それは承認欲求が満たされるからです。
⑵ 承認欲求とは
承認欲求とは、
人間が本能的に持っている以下の欲求です。
「他人から認められたい・尊敬されたい」
SNS上でコメントや「いいね」をたくさんもらったことで気分が良くなるのは、承認欲求が満たされるためです。
心理学者マズローの欲求5段階説によると、
人間は「承認欲求」が十分満たされてはじめて、
自分自身をより成長させようという「自己実現欲求」に従って行動できるようになります。
⑶ 褒めることは最強のコミュニケーションツール
人を褒めることは、以下を伝えることでもあります。
①あなたのことをちゃんと気にかけていますよ!
②あなたに対して好意を持っていますよ!
⑷ ポイントを踏まえて上手に褒めることで、より高い効果を得ることができる
①褒めたいポイントを具体的に伝える
人を褒めるときは、
以下のように相手に安心感を与えることが大事です。
「この人はちゃんと自分のことを見てくれている」
その人だけに当てはまるポイントに具体的に触れながら褒めます。
「こんな難しい問題をすらすら解いてしまうなんて、
あなたは本当に頭がいいね」
②本人にとって意外なところを褒める
Ⓐ相手の短所やコンプレックスを立派な個性として評価することで、長所を褒めるよりさらに大きなインパクトを与えることができます。
たとえば、
以下のように長所として言い換えて褒めてみましょう。
ⓐ引っ込み思案な人なら、「思慮深く慎重」
ⓑ頑固な人なら、「意志が強く、ちょっとやそっとではへこたれない」
Ⓑ本人にとっては当たり前な部分や他人から見過ごされやすい部分を褒めるのも効果的です。
目立たない美点にも目を向けてみましょう。
ⓐ時間や締め切りをきっちり守る
ⓑいつも整理整頓が行き届いている
⑸ 褒める時の注意点
①わざとらしく聞こえないよう褒めるコツはなるべく具体的な表現で褒めること
「その服、よく似合っているね」より、以下のほうが伝わりやすくなるでしょう。
「その服の色、今日のメイクによく似合っているね」
②主語を「あなた」ではなく、「私」にするのも効果的
例えば、「あなたはおもしろい人ですね」だと、
こちらの主観で一方的に、相手を評価しているようなニュアンスが強くなります。
以下に表現すると、素直な気持ちがよりストレートに伝わります。
「あなたはおもしろい人だから、あなたといると(私は)楽しいです」
上司の仕事は、部下を褒めることです。
しかし、上司は部下を普段あまり見ていないので、部下の小さな進化に気づかない。
だから、褒めるタイミングさえ、分からない。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp