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(E34) 法人営業担当者は考えている「日々営業担当者として働く時間の25.5%がムダ」-2 (2019.12.19) by ibis より抜粋加筆しました。

⑷ 見込み顧客の数について

月100件以上の見込み顧客を獲得できている法人営業組織は以下です。
①インサイドセールス導入企業では、23.3%
②インサイドセールス非導入企業では、2.8%

法人営業部門自体が獲得できる見込み顧客が10件以下と回答している企業が以下に上リます。
49.3%


マーケティングチームの有無とインサイドセールスの関係、法人営業部門が獲得する見込み顧客の件数などを考慮すると、
以下の理由でインサイドセールスが必要になる、といえそうです。
「マーケティングチームが多くの見込み顧客を獲得しているから」


⑸ インサイドセールスと顧客情報管理

日本企業のCRM導入率は想像より低いのが実情です。

経営者・役員に顧客管理の方法を尋ねて、
「顧客情報の管理方法は明確ではない/わからない」と回答したのは以下です。
39.2%

内訳は以下。
①インサイドセールス非導入企業は、42.4%
②インサイドセールス導入企業は、15%


インサイドセールス導入済みで現在CRMソフトを導入していない組織の30.3%が、
3年以内にCRMソフトを導入予定と答えました。


⑹ インサイドセールスを導入している企業では、
CRMの導入率も高く、今後の導入意識も高い

顧客情報は企業の重要な資産です。

⑸の結果より以下が分かります。
「多くの企業が顧客情報を資産と見ていない」


⑺ 法人営業担当者は以下に考えている
「日々営業担当者として働く時間の25.5%がムダ」

営業に関する業務の中でムダだと感じるものは以下です。
1位:社内会議(33.9%)
2位:社内での情報共有に関するもの
3位:キーパーソンとの面会ができず再訪(26.6%)
4位が日々の商談の移動時間(24%)


⑻ 飛び込み営業やいきなりかかってくる電話で営業を受けたことがある人のうち、嫌な思いをしたことの有無は以下。
①ある人は、70.8%
②ない人は、20%

29.4%の買い手が以下と回答。
「営業担当者に自社を訪問してほしいとは思わない」


営業担当者の訪問を希望する人の一番大きな理由は以下です。
1位:顔を見ずの商談には誠意を感じない(35%)
2位:営業担当者の顔を見ると安心感がある(30.1%)


買い手側の意識も興味深く、飛び込み営業やテレアポに対しては否定的なイメージを持っている割合は以下です。
70.8%

従来の営業スタイルに頼ることは難しくなりました。


サッカー例えると以下のイメージでは?
フィールド営業は、点を取るポイントゲッター。

インサイドセールスは、キラーパスを出す(試合の流れを作る)ミッドフィルダー。

以下が必要になります。
❶マーケティングへの理解
❷有望見込み客リストの質の評価
❸営業マンのコンディションや個性への理解

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