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(E33) 日本企業にインサイドセールスは広がるか? HubSpot社市場調査に見る現状-1 (2019.12.19) by ibis より抜粋加筆しました。

⑴ HubSpot社が行った「日本の営業に関する意識・実態調査」

インサイドセールスの導入状況は以下です。
日本は、11.6%
米国は、47.2%
欧州は、37.1%

インサイドセールス導入率は以下です。
①創業20年以下の組織では、16%
②21年以上の組織では、8.5%


Ⓐ「インサイドセールス」を知らない経営者は、
全体の64.4%
Ⓑ「インサイドセールス」を知っている経営者のうち、「導入している」または「1年以内に導入予定」と答えた人は、35.4%
Ⓒインサイドセールス組織が属している部門は以下。
・営業部門は、88.3%
・マーケティング組織は、8.1%


米国では半数近い企業が導入しているのに対し、
日本は1割程度となっています。


⑵ 導入したタイミングの調査ではここ数年で大きく伸びているが

経営層の64.4%が「インサイドセールス」という概念を知らないと回答していることを考えると、当分は緩やかにしか浸透しないかもしれません。


インサイドセールス人材に求める経験やスキルについては、以下が3割前後で並びました。
①インサイドセールスの現場経験
②外勤営業経験
③マーケティング経験


⑶ マーケティングとインサイドセールスの関係性

インサイドセールスを導入している組織に占める割合は以下です。
①マーケティング機能があるのは、66.7%
②インサイドセールス非導入企業で同様の機能があるのは、35.8%

インサイドセールスを導入している組織に占める割合は以下です。
Ⓐマーケティングの専門チームがあるのは、13.3%
Ⓑインサイドセールスを導入していない組織のマーケティング専門チーム保有率は、2.9%


マーケティング担当チームがある組織のうち 、
ⓐインサイドセールスを導入しているのは、19.7%

ⓑマーケティング専門チームがない組織でのインサイドセールス導入率は、6.4%

ⓒインサイドセールスの導入有無に関わらず、
マーケティング機能がある企業は、
全体の39.4% (従業員数11名以上の企業では55.4%)

ⓓインサイドセールスの導入有無に関わらず、マーケティング専門チームがある企業は、
全体の4.1%(従業員数11名以上の企業では7.3%)


この結果からインサイドセールスを導入している企業にはマーケティングチームがいることが分かりました。
インサイドセールスの導入状況は、
マーケティングチームの有無によって3倍の開きがあります。


リモートワークの時代、アフターコロナの時代には、
インサイドセールスが今後加速していく予感があります。

クロージング
<= 営業力アップ
<= 見込み顧客を増大させる
<= メール+電話+Web会議システムによるアプローチ
<= マーケティング(バイラルなど)

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp