(F58) 「Google翻訳」から「DeepL翻訳」へ乗り換え!-2 (2020.3.27) by monk2mac より抜粋加筆しました。
⑸ データの保存機能
翻訳で入力されたデータは無料プランの場合は「DeepL」社のサーバーに一定期間保存されますが、有料プランの「DeepL Pro」ではサーバーに保存されず即破棄されます。
ビジネスで使用する場合、
「オンライン翻訳の文字数制限なし」や「毎月翻訳できる文書数」などよりもデータを保存しない点の方が安心感が高いかもしれません。
⑹ 早速使ってみた
テストに利用したのは、
「BBC」と「ABC」、「AL JAZEERA」のWebニュースサイトです。
「Google翻訳」は翻訳内容の細かい箇所で意味不明な個所はありますが、大意は理解できるというレベルです。
一方、「DeepL翻訳」での翻訳は「Google翻訳」よりも自然でこなれた日本語訳でした。
数回テストを重ねましたが、いずれも「DeepL翻訳」の方が明らかに翻訳レベルは上。
評判通りの印象でした。
⑺ 「DeepL翻訳」のソフトウェアをインストールすることで使い勝手がアップ
「DeepL翻訳」は「Google翻訳」のようなページ全体を翻訳してくれる機能拡張がありません。
これを補う方法としては「DeepL翻訳」のソフトウェアをダウンロード(Mac版とWindows版)しインストールします。
「コマンド」+「C」を2回叩くことでWebサイトと別ウインドウで「DeepL翻訳」が開き翻訳します。
原文のWebサイトの横に日本語訳を並べることで「DeepL翻訳」ウインドウにない画像も確認できるので、
「Google翻訳」のページ全体翻訳の不便さを多少補えます。
⑻ 「DeepL」社はドイツのスタートアップ企業
創業は2017年8月とまだ2年半の若い企業。
ドイツでは目立ったIT企業がありませんのでどうして「Google翻訳」を凌駕するほどの翻訳技術を持った企業が出て来たのか不思議です(創業者は元「Google」)。
さらに、日本語と中国語はリリースしたばかりなのに、既に「Google翻訳」よりも評価が高いというのも驚きです。
いずれにしても「DeepL」社の技術力半端ないです。
無料プランは一度に翻訳できるのが5,000文字ですが、Webサイトのニュースなら問題ない文字数です。
有料プランの「Starter」なら720円/月。
720円で海外のいろいろなメディアから正しい情報が得られるのなら格安です。
DeepL翻訳は、Google翻訳と違い、類語を表示してくれます。
ちょっと違う表現にしたいな、という時や、類語を知りたいなという時に役立つ機能です。
今まで、Google社、IBM社、Microsoft社の3社が翻訳ソフト大手企業でした。
その中で、Google社が頭1つ抜きん出ていました。
しかし、ぶっち切りの翻訳ソフトが登場しました。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp