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(F13) 「書ける人」はリモートに強い。Goodpatch が考える、アフターコロナ時代のマストスキル (2020.4.16) by 田尻亨太 より抜粋加筆しました。

⑴ Goodpatch社は、2020年2月中旬から全社員をリモートへ

従業員がリモートワーク環境を整えられるよう、
上限2万円の「リモート手当」支給を決定しました。

Goodpatch社の土屋代表と、来る大リモート時代、活躍するために重要なスキルについて考えました。


⑵ ベースは「心理的安全性」

ーーチームづくりや業務の進め方で工夫したことはあるのでしょうか?

初期メンバーたちが「心理的安全性の高いチームづくり」を心がけてくれていました。

①その1つが、「何かを発言しても否定されない」という雰囲気づくり。

どうしても文字でのやり取りだけだと、
時に "キツい伝わり方"をしてしまう時があリます。

だからこそ、伝え方の部分を工夫したり、
ZoomやSlackを使って、対面で仕事をしているときと同じような心の距離を保てるよう心がけています。


②フリーランサーゆえ、一人ひとりの活動時間帯が違うという状況もありました。
海外にいるメンバーだと、時差の問題も。


⑶ リーダーに求められる、テキストコミュニケーションのスキル

ーーリモートでのコミュニケーションが前提になった中で活躍を続けるには、どんなスキルが求められると思いますか?

実際に、多くの日本企業が今後チャットツールを導入せざるを得なくなると思います。

その中でリーダーには以下も必要になってくるはずです。
「テキストで組織をまとめること」
1:n のコミュニケーションも増えるかもしれません。

そういった中、以下でメンバーの感情は大きく変わってくると思うんです。
①どうコミュニケーションを取るのか
②どんな伝え方をするのか


例えば、誰でも1回は、
メールやチャットの文章を見て「怒られたかも…」「呆れられたかも…」と、勝手に傷ついてしまったことってありませんか?

ただ、直接本人に会って喋ってみると全然怒ってなかった、ということって少なくない。

相手の表情や声色がわからない分、
テキストだとどうしても伝わりづらくなってきます。

だからこそ、そういった誤解を生まない配慮が求められるんです。


⑷ 「書ける人」はリモート時代に強い

ーー実際、テキストコミュニケーションではどんなことを心がければいいのでしょうか?

①言葉尻に絵文字や「!」をつける
②即レスする
③チャットで長文は送らない

これだけでもテキストから「配慮」を伝えることができます。

また、文章の丁寧さよりも、レスポンスを早く返すことも重要です。
スタンプ1つ送るだけでも十分かもしれません。


飲みニケーションで商談をまとめたり、マネジメントしたり…
という“対面の時代“から大きく変わろうとしています。

そういう中で「書ける人」は強いし、
「書ける人」がいる会社は伸びていくと考えます。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp