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(E05) オンライン商談やAI搭載電話。次世代営業がもたらす劇的効果 (2019.12.11) by 中村勇介 より抜粋加筆しました。

⑴ インサイドセールスの需要の高まりを端的に表すのが求人数の増加

転職サービスのビズリーチ社が運営する20代向け転職サービス「キャリトレ」では、インサイドセールスの求人数がこの3年で2.5倍に拡大しました。

同社の次世代の働き方を提案するプロジェクトFuture of Work実行委員会では、
インサイドセールスに特化したイベント「Inside Sales Conference」を開催するなど、企業への普及に力を入れます。


これほど需要が高まっている理由は以下です。
①働き方改革

営業活動は今も多くが対面で行われています。
しかし、必ずしもすべての商談が対面である必要はありません。
実際に製品を見せる段階など、必然性のある商談だけで良いはず。

キーエンスのような大手製造業でも、
インサイドセールスツールの導入が進んでいます。

在宅営業も可能になリます。
企業向けに福利厚生サービスを提供するベネフィット・ワンは、オンライン商談ツール「bellFace」を導入して、女性社員が産前・産後に自宅で営業できる環境を整えました。


②クラウドの浸透

従来、B2BのITサービスといえば企業のシステム内に構築するオンプレミス型が主流でした。

ここ数年でAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)などのクラウドのインフラが整い、そのインフラ上でアプリケーションを開発して提供するSaaS市場が急拡大しました。


SaaS化によって、ビジネスモデルも大きく変わりました。
SaaSはオンプレミスのような高額の売り切り型ではなく、少額を月額で徴収するサブスクリプション型で提供するサービスが多い。

月額数千円のサービスを売るのに、企業ごとに営業担当者を付けていては収益性が低くなリます。
そこで、自社内のデスクで営業するインサイドセールスが注目を集め始めました。


こうしたトレンドをいち早く捉えてインサイドセールス市場に参入したのが、bellFaceを提供するベルフェイス。

「2015年創業時、インサイドセールスというキーワード検索数はほぼゼロ。
『Web会議』に比べると、認知率は低かった。

それがこの2年で同等の検索数になりつつある」
(ベルフェイスの中島一明社長)。

インサイドセールスの認知向上に伴い、顧客企業は拡大。
現在は1200社がサービスを導入しています。


2019年はインサイドセールスのGoogle検索数が、
Web会議を上回ることもありました。


「ベルフェイス」の特徴は以下です。
❶場所を問わず、オンラインを通じて営業できるようになれば営業先も潤沢になる。
日本全国を対象に営業活動をできるようになる。

❷問い合わせに対応する時間も大幅に短縮できる。
インサイドセールスならすぐにでも商談を始められる。

❸契約までのリードタイムが劇的に短縮される。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp