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(E48) コロナ不況で日本人の大半が貧困層へ。生活をダウングレードしないと生きられない (2020.3.22) by 鈴木傾城 より抜粋加筆しました。

⑴ 消費税引き上げ+新型コロナウイルスのダメージが襲いかかる

①旅行大手のHISは、今期11億円の赤字に転落。
②JTBは2019年3月期決算で、151億円の巨額赤字を出します。


新型コロナウイルスの問題は以下の業種も大きな影響を受けます。
①化粧品企業
②ドラッグストア
③電化製品メーカー
④イベント企業
⑤外食産業全般


日本経済は安倍政権が消費税を10%に引き上げたことにより、
2019年10-12月期のGDPが年率換算でマイナス6.3%に落ち込むという事態になっていました。

そこに新型コロナウイルスのダメージが加わるのです。


⑵ アンダークラス(貧困層)は強烈なまでに大打撃を受ける

日本の企業は99%は中小企業ですが、
新型コロナウイルスは中小企業の経営を直撃します。

東京商工リサーチの調査では、
2月20日の段階で66.4%の企業が「今後影響が出る」と答えています。


政府は総額5000億円の緊急貸付を行います。
しかし、「貸付」というのは借金。

中小企業の多くは、すでに負債を抱えて綱渡りの経営をしています。
事業を継続するためにさらなる借金をするのだから、経営状況が悪化するのは目に見えています。


国内のほとんどの企業が景気悪化を想定したのであれば、次に起きるのは以下です。
ⓐ非正規雇用者の雇い止め
ⓑ正社員のリストラ


⑶ 今から生活をダウングレードするしかない

観光業界ではバスツアーが激減して、非正規雇用のバス添乗員の収入がゼロになっています。
これが全業種に広がっていくことになリます。

休業や雇い止めで収入にダメージを受けているアンダークラス(貧困層)は、
消費税引き上げと新型コロナウイルスの問題で2020年は強烈なまでに大打撃を受けます。


ほとんどの企業が景気悪化すると、
従業員に一時休暇を取らせたり、就業時間を短縮させたりする動きも出てきます。

こうした動きは最終的には人々の収入減につながっていきます。

新型コロナウイルスで起きている社会の不安定化は「社会の弱い層」から切り捨てられていく結果をもたらします。


生き残るために、以下が重要です。
Ⓐ積極的に生活の質をもっと落とす
Ⓑ戦略的にダウングレードする
Ⓒダウングレードすることを躊躇しない


世の中が悪くなればなるほど誰も助けてくれなくなリます。

「今から生活をダウングレードせよ」
それは、戦略。


英国政府や仏国政府は企業による解雇を防ぐため、
余剰となった労働者の賃金の最大80%を政府が負担します。
生活を補償した上で、外出禁止を要請しています。


日本は補償無しに、外出禁止を要請しました。
そして、日本政府は東京オリンピックを完全な状態で開催するとか、延期するべきとか、言っています。

生活を補償する方が先では?

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp