(E03) 空間共有の最大のメリットは「気軽さ」-2 (2019.2.26) by 株式会社ブイキューブ より抜粋加筆しました。
⑶ 部下も上司も働きやすく。移動時間の代わりに増えたのは……?
「空間共有で、社員が働く場所を選べるようになったのは大きいです。
北九州本社にいなくても福岡オフィスで同じように仕事ができるので、移動の無駄もなくせるし、結果的に残業も減らせました。
同じ場所にいなくても誰かに遠隔で相談できるので、
営業部の部下からも働きやすくなったという声を聞いています」(天野氏)
同社は全てのコミュニケーションを空間共有に置き換えるのではなく、効率化によって生まれた時間を活用し、さらに濃い交流をしていく方針。
「100パーセント遠隔で仕事をするのは無理で、
週に1回くらいは北九州の本社にあえて行くようにしています。」(天野氏)
⑷ オフィスと個人宅をつなぐ「在宅型の空間共有」も
ブイキューブに勤める及川愛さんは、在宅勤務に空間共有を取り入れています。
及川さんの仕事は、
見込顧客に対し、電話やWeb会議などで営業活動を行う「インサイドセールス」というもの。
「週に1回のWeb会議にオンラインで参加しても、
Web会議の“外側”にある文脈を共有できないことは、
どうしてもコミュニケーション上のネックになっていました。
それならばと、お互いの場所を常時つなげる空間共有を試してみることにしたんです」(及川さん)
使ったのは、オフィスにあった2台のiPadと、「V-CUBE ミーティング」。
及川さんの自宅とオフィスそれぞれのiPadでWeb会議ツールを立ち上げ、常時つなげっ放しにするだけで、すぐに空間共有を試すことができました。
空間共有のスタート後、
及川さんが感じている最大のメリットは「気軽さ」。
以前はチャットで資料を送り、補足が必要なら「今から連絡していいですか?」とチャットで声をかけてからWeb会議を立ち上げることが多かった。
だが、空間共有を取り入れてからは、
「『今ちょっといい?』というやりとりを口頭で気軽にできるようになった」といいます。
普段はオフィス側のiPadのみマイクをオンにしておき、
自宅にいる及川さんは社内から話し掛けられた時や、会議の時だけ自分の側のマイクをオンにします。
「小まめにコミュニケーションを取って仕事を進めたい人にこそ、空間共有は向いていると思います」(及川さん)
インサイドセールスは、米国で生まれた内勤型営業です。
国土の広い米国では、取引先をまわることが難しいため、電話での営業活動が活発でした。
そして、その部門のことを内勤型営業、つまりインサイドセールスと呼んでいました。
今、主流になってきているのは、
インサイドセールスと従来の外勤型営業の組み合わせです。
インサイドセールスは顧客との長期的な関係育成が得意。
両者を組み合わせることで、
効率も良く、成果も出せる最強の営業組織が作れます。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp