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(H05) 顧客データの統合は、企業にとって大きな価値をもたらす-2 (2019.7.19) by Forbes JAPAN より抜粋加筆しました。

⑹ 適切な施策の提案

統合した顧客データなら、
行動パターンの分析、顧客レベルの可視化が可能です。

それを元にした「適切な施策の提案」をすることができます。


どのような施策を打てば、反響を得られるのか?
価値のあるデータを元にして、他にはない施策を打ちましょう。


⑺ 顧客データ統合の事例 

【事例①】BEAMS

統合した結果:トラフィック量が以前の数倍に増加した

主に洋服を扱うセレクトショップの「BEAMS(ビームス)」では、ブランドサイトとECサイトの顧客データを統合しました。

結果、以前よりもトラフィック量が数倍に増加するなど、大きなメリットが生まれました。


元々、公式サイトとECサイトの顧客データは別々に管理していましたが、ポイントカードの導入やスマホの登場などにより、早い段階からデータ統合を行いました。

2015年にはBEAMSにCRM部門が誕生し、より専門的に顧客データを扱っています。

その後、BEAMSでは公式サイトとECサイトを統合し、ポータルサイトをオープンさせました。


【事例②】Sansan株式会社

統合した結果:顧客データの重複が改善し、リードが整理できた

名刺管理サービスの「Sansan株式会社」では、
顧客データ統合により、重複データを改善しリードが整理できました。


これまで複数のチャンネルから獲得したリードが、データベース上に散在している状況でした。

なぜなら、リードデータを整理せずに情報だけが蓄積されたからです。

蓄積されたデータは手作業で入力することが多く、
顧客データ管理としては効率の悪いプロセスを踏んでいました。


これまでの管理状況を分析し、顧客データを統合したところ、その結果、
顧客データの重複が改善し、リードが整理できました。

顧客データを整理したことで、
顧客の新たな行動パターンが分析でき、大きな結果を残しています。


このように、すでにある顧客データを統合し、整理するだけで価値のあるデータに変化します。

顧客データの統合は、企業にとって大きな価値をもたらします。


ある営業マンは、名刺保管用のファイルに名刺を入れる。
10枚の名刺が1ページに入るファイルをめくりながら、今後の訪問先を考えます。

ひどい営業マンは、ズボンのポケットから名刺を取り出し、机の上に並べ出します。

営業マンの各PCには、整理されていない名刺データが保存されている。
あまり使われないExcelデータが散在します。


このように、顧客データは整理されずにアナログ的に管理されている場合が少なくありません。

たびたび、自分が全営業マンの顧客データをまとめるのも面倒です。


以下ができる営業ツールが欲しいです。
❶全営業マンの名刺データを一元管理
❷自動的に行う社内統合整理(名寄せ)

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp