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(H06) やみくもなデータ集計は無意味。解決策は「データの一括統合」と「要素の再定義」 (2020.3.2) by ALL-IN より抜粋加筆しました。
⑴ データ集計が大変な理由は3つ存在する
①データが個別管理になっている
②目的に対して見るべきデータが不明確
③膨大なデータに溺れがち
⑵ 【なぜ大変?①】データが個別管理になっている
個別に管理されたデータは集計するのに手間がかかります。
例えば、各データが複数のシステムに存在する場合、単純に集めるのが大変です。
その上、各システムの担当者が異なると、より集計に時間がかかります。
個別管理されたデータの統合は困難です。
各システムの各データを集計し、一つのデータに統合するには時間を要します。
この際、ミスが発生すれば、改めてデータの確認が必要です。
以上の理由から、データは個別管理ではなく、一元管理が適切です。
⑶ 【なぜ大変?②】目的に対して見るべきデータが不明確
データ集計には目的が必要です。
「どんな目的があるのか?」
この点を把握しておかなければ、見るべきデータが不明確になります。
データの集計を行う前には、必ず目的を決めてください。
目的があれば、必要なデータのみを集計できます。
以下のように具体的な目的であるほど、必要なデータを分別しやすくなります。
①マーケティング戦略の立案
②営業成績の改善
③社内業務の効率化
一方、目的に対して見るべきデータが不明確な場合、
膨大なデータから分別し、集計するのは難しいです。
目的を明確にすることが大切です。
データ集計を行う前に、具体的な目的を明確しましょう。
⑷ 【なぜ大変?③】膨大なデータに溺れがち
膨大なデータの集計には時間がかかります。
統合されていないデータを集計する場合、片っ端から確認しなければいけません。
これでは掛かる工数に対して、得られる効果が少なくなります。
膨大なデータの集計は以下の場合に起こります。
ⓐ個別管理ができていない
ⓑ目的が不明確
一元管理と明確な目的があれば、膨大なデータに溺れることはありません。
つまり、膨大なデータに溺れてしまった時点で管理ができていなかったことになります。
⑸ 「データの一括統合」と「要素の再定義」が必要
やみくもなデータ集計を回避するためには、2つの方法が考えられます。
①データの一括統合
社内で扱うデータを一括管理し、スムーズに集計できるようにします。
データの取り出しが容易になれば、それだけ集計の際に手間がかかりません。
②要素の再定義
よりデータを取り出しやすくするため、目的に応じたデータをあらかじめ決めておく。
目的ごとに扱う要素を定義しておけば、データ集計に時間がかかりません。
データを入力する時に、最初から整理して仕分けして、入力すべきです。
入力した後で整理しようとするから、面倒な作業になってしまいます。
それが自動でできたら、更に良いです。
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp