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(F07) アフターコロナでは市場に人材が溢れる。「人材ポーカー」に備えてこれからの働き方を考えるべき (2020.5.1) 木下毅 より抜粋加筆しました。

⑸ 役割の明確化、いわゆる「ジョブディスクリプション」が圧倒的に重要性を増してくる

となれば、企業文化も大きく変化することになり、
プロセス重視の社内調整型のリーダーシップではなく、
いわば独裁型の、「結果・実行力重視のリーダーシップ」がカギを握ることになるでしょう。


それにより求められる人材も大きく変わるだろうと考えられます。
こういう時だからこそ、以下に木下氏はまとめました。
「自分の仕事や役割、やりたい事を見つめ直し、原点回帰する良い機会にすべきだ」


⑹ 感染終息でも人材の補充は当面なし。先行きに慎重な企業の声

APAC10ケ国・地域の企業に対するアンケート結果。
①感染拡大に落ち着きが見えつつある東アジアでは「オフィス勤務への回帰」が見られます。

②東南アジアでは、以下の結果が得られました。
「在宅勤務へのシフトが見られる。
駐在員の赴任・帰任に関しては多くの企業において従来の予定を変更していない」


業績への影響について、通期売上高の昨年度比減少割合が中国(357社)での回答は以下です。
「50%超」が、18%、
「30〜50%」が、55%
「0〜10%」が、5%

韓国(31社)では、以下のように少なからず業績への影響が出る事が想定されています。
「50%超」が、6%
「30〜50%」が、35%
「10〜30%」が、39%


⑺ 人材募集について

人件費を含む固定費の削減で、
利益を確保するリカバリー策が検討されています。

このため、
求人を減らそうとする動きが顕著であると分析しています。


さらに、
「感染拡大が終息したら人材を補充しますか」という問いには、多くの国・地域の多くの企業が「いいえ」と回答。

以下に結論づけました。
「先行きの不透明さから感染拡大が終息しても、
人材の補充に踏み切ることに躊躇する企業が多い模様」


新型コロナウイルスの蔓延による業績悪化を受け、多くの企業が人件費などのコスト削減を進める「withコロナ時代」。

その結果、今後市場に人材が溢れ、
「人材ポーカー」が起こり得ることが予想されます。

企業として又は個人として、
これからの働き方を考える良い機会にするべきではないだろうか。


アフターコロナ時代について行ける人と、ついて行けない人と2極化します。

多くの中国人の方は副業をすることにより、上手に自分の時間を分散投資しています。
Ⓐローリスクローリターン:
生活のベースは、会社に出社しオフィスワークをしたり、部屋を貸す大家をする

Ⓑハイリスクハイリターン:
株投資をしたり、淘宝によるECモールのオーナーなどをする


今後の流れ:
❶能力のある人ほど、複数の仕事を選択して、トータルのアウトプットを最大化します。

❷能力のある会社ほど、組織業務の全体最適化を行います。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp