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(F30) 「チャットをメール扱いしない」コロナ前から700人完全リモートな企業の成功術-1 (2020.4.24) by 大崎真澄 より抜粋加筆しました。

創業期からリモートワークを実践するキャスターのCOO・石倉秀明氏に話を聞きました。

⑴ キャスター社は、
「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、在宅派遣事業など、リモートワーカーを軸とした事業を手がけるスタートアップ。


同社のユニークな点は自分たち自身が完全リモートワークを体現していること。

ツールなどを徹底的に活用しながら、約700人のメンバーがオンライン環境で共に働きます。


2019年からは、
企業のリモートワーク導入を支援する新事業も始めて、ここ数ケ月ほどでリモートワークに関する相談や問い合わせが急増しているといいます。

オフィス勤務から在宅勤務へ移行することを決めた企業が、
リモート環境の中でどのように業務を進めていけばいいのかアドバイスを求めているのです。


⑵ キャスターではリモートワークをこれから導入する企業に対して、導入時に押さえておきたいポイントを公開

最低限の準備事項として以下があります。
Ⓐ労務管理/人事制度
Ⓑコミュニケーションツール
Ⓒシステム/セキュリティ


⑶ 遠隔での仕事の見える化のカギは「3種の会話」をオンラインで実現すること

石倉氏はリモートワークを上手く回していくためには以下が不可欠だと話します。
「コミュニケーションの量と情報の透明性」


石倉氏自身、相談を受ける中で以下のマネジメントに関する不安を頻繁に聞かれるといいます。
①在宅勤務にすることで社員がサボらないか
②どのように業務のマネジメントをすればいいか


「姿が見えないことでマネジメントができなくなると考える人は多いですが、それは正しくありません。

たとえば、
オフィスにいても自分が1日会議をしていれば、その間に部下がどんな仕事をしていたかはわからない。

実は姿が見えているだけで仕事が見えていたわけではなかった、ということが往々にしてあるんです。


まずはその前提を正しく認識することが大切。

仕事の見える化は以下がしっかりされていることが重要。
Ⓐコミュニケーション
Ⓑ情報のオープン化

それは離れた場所にいても十分に実現可能です」(石倉氏)


石倉氏の考えによれば、
仕事は以下から構成されています。
①タスク(作業)
②コミュニケーション


⑷ リモートでもコミュニケーションするコツ。チャットを「メール」扱いしないこと

リモートの場合に工夫が必要なのが、コミュニケーション。


石倉氏はオフィス内で普段交わされる会話を以下の3つに分類します。
①業務連絡・報告
②アイデア出しを含めた相談
③雑談

これらの会話をツールを使いながら、以下に話します。
「いかにオンラインで実現するかがキモになる」


スピードを考えると、ツール選択には以下が必須です。
「ビジネスチャットツール」

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp