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(E59) 今後HRテックの進化は企業の組織や採用におけるあり方を大きく変えていく-2 (2019.6.26) by カシオヒューマンシステムズ より抜粋加筆しました。

⑷ HRテックの大きなメリットは以下

Ⓐ定型業務の時間削減・効率化

これまで紙で行っていた人事業務をデータ化することで、その業務にかかっていた人件費コストが削減されます。

テクノロジーの活用によって、以下から結果的に採用コストの削減にもつなげることができます。
①従業員の離職予兆を見つけ、フォローする
②定着率を高めたる


Ⓑ従業員エンゲージメントへの活用

HRテックで特に注目されているのが以下です。
①人事データの一元管理・可視化・分析
②定型業務の削減・オペレーションの効率化
③従業員とのコミュニケーション円滑化による従業員満足度向上

最近注目されているのが「エンゲージメント」と呼ばれる分野で、社員の会社に対する愛着心や、やる気を数値化し、それを改善することで以下につなげています。
ⓐ離職防止
ⓑ適切な人材配置


Ⓒマネジメント力の向上

HRテックは、日々のマネジメント業務にも有効。
タレントマネジメントのように、従業員一人ひとりに対応したマネジメントとしても以下の効果を発揮することができます。
①人材の見極めに活用できる
②組織内で意欲が落ちている社員をいち早く特定し、声をかけるしくみをつくる


⑸ HRテックの課題点

HRテックの一番の課題といえば以下ではないでしょうか。
ⓐ参入企業が多い
ⓑ多種多様な提供サービスが存在している


せっかくの導入後、HRテックを活用しきれないことも多くの企業で抱えている悩みです。
人事戦略の中で、HRテックをどう位置づけるか、誰が運用するかなどをしっかりと考えてから導入を行う必要があリます。

①事業成長のために、どのような企業文化を作るのか?
②人事業務の中でアウトソーシングや自動化すべき部分はどこか?
③逆に内部でやり続けるべき事は何か?


各企業の人事担当は、
自社における課題と未来の姿をしっかりと検討した上で、必要なサービスを見極める「眼」が必要となリます。


⑹ 今後の動向

今後、HRテックの進化は、
企業の組織や採用におけるあり方を大きく変えていくと考えられます。

HRテックの広がりは、
従業員一人ひとりが活用するツールとなり、企業経営にも欠かせない取り組みとなっていくでしょう。


テクノロジーによる業務の効率化の先には以下の時代になると予測されています。

①企業が求める人材の戦略的な採用活動
②人にしかできない役割
(たとえば、従業員との対話や共感、関係性の改善など)
③イノベーションを創造するために必要なことに注力する


これからの人事は、以下のように、
社員に「公平感が感じられる人事評価ができる」ようにすることが先ず基本となります。
①頑張った人には頑張った評価を
②頑張っていない人にはそれなりの評価を
③評価点数に大きな差を付ける

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp