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(D98) アメリカ式会議がとてつもなく効率がよい理由 (2019.3.9) by 小川みのる より抜粋加筆しました。

⑴ アメリカ式の会議の生産性が高い理由
①しゃべるのが恥ずかしくない

とにかく、米国の会議は静まり返ることがほとんどないです。

相手が上司でもみんな自分の意見をしっかり伝えていました。

黙っている人なんてほとんどいません。
もともと意見を発言するのが「普通」なので、女性でも堂々で意見していました。
とてもかっこよかった印象があります。

発言の内容よりも「自分の意見を口にだす」ということが大事だとおもいます。


②お菓子やジュースを飲みながらわいわい

米国の会議では、会議がいつはじまったのかがわからないほどざわざわしています。

テーブルには、各自が持ち寄ったお菓子やジュースなどがならんでおり、会議前からわいわい雑談をしているのです。

会議を進行するファシリテーターも同じように雑談をしているので、なおさらほかのひとも会話に花を咲かせるようになるのです。


緊張感がないから気軽に雑談することができます。
米国の会議はその雑談の延長線上みたいなものなのです。

議長も会議だからといって肩肘を張ることもありません。
途中、白熱する場面もありますが、あくまで「雑談がエキサイトした」感じなのです。


③意思決定がとてつもなく早い

米国の会議は、議案について話し合いされた時の意思決定がとにかく早いのです。

なぜかというと、
ほぼ会議に参加している人たちの意見を聞くことができるからです。

日本では、
上司が一方的に話し、部下は上司の意見に対して反対しないです。

上司は上司で、部下たちが自分の意見をどう考えているかが分からないので、無駄にいろんな話をしてしまいます。


会議参加者がしっかり自分の意見を伝えるから、
議長はその場で議案についての意思決定をしやすいのです。


④会議は1回1時間以内におわる

私が参加していた米国の会議は毎週木曜日に全教員が対象でした。

驚くことに毎回の会議が1時間以内に終わってしまうのです。

どの話も一瞬にして白熱し、議長がテキパキと判断をくだしていくのです。

というのも、米国人はプライベートを重視します。
会議が長引いて残業なんてことを最も嫌います。


プライベートを重視しているのは職員だけでなく議長も一緒。
誰もが会議を早く終わらせたいのです。

したがって、1秒でも残業をしたくないので、
会議での発言がめっちゃ活発なのです。


⑵ 米国と日本の会議の比較

米国の会議は「意思決定をする場」であるのに対し、
日本の会議は「全員が合意する場」なのです。


ときどき、日本の会議は、
終電30分前になると意見がまとまると言われます。

延々と続く一方的な会議も、
終電を逃したくないという理由で決まり出します。


会議を短くするには、対話(双方向の会話)が必要。

会話の主語を「あなたは」に変えるだけで、会議の進行が激変します。

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