見出し画像

(D52) 中国人のイングリッシュネーム by 広東省深圳@老板日記 より抜粋加筆しました。

⑴ 中国で生活していると、日本人にとって不思議に感じることは尽きないが、その中の1つ

「どうして中国人は、イングリッシュネームをつけるのか?


女性ならば、
スーザン、エミリー、キャンディ・・・・
男性ならば、
リッキー、マイケルと言う具合に・・・
(中には英語名ではなく、日本名を使う人もいます。
ユミコとかユキとか)


バリバリの東洋人顔で、英語名というのは、我々日本人的には受け入れがたいところでしょう。

ただ、それもしょうがないところもあるかもしれません。
中国人の名前はそのままだと、外国人にとってピンと来ないからです。

あのジャッキーチェンにしたところで、
中国名の成龍(チェンロン)だったら、グローバルに活躍はできなかったでしょう。


⑵ 結構テキトーな香港の英名

あるとき、自分の知り合いの奥さんで、英名がデッキーという香港人がいるのだが、その由来をうかがったところ、
本人は、若い時から徳永英明の大ファンだったらしく、
ひであきから、名前を取って、そうしたのだということでした。

あとで、身分証明書まで見せてもらったが、しっかりと、デッキーと記載されていました。


ただ、考えてみると、別に戸籍上の名称なんて、
本来、人間にとって、どうでもいいことなのかもしれません。

それは、親から貰った名前であって、自分が好きでつけた名前ではないからです。
そんな名前に縛られず、自分で好きな名前をつけるというのは、ある意味、合理的な発想なのかもしれないと、そんなことを考えさせられた次第です。


⑶ 東南アジアのスタバでの思い出

数年間、東南アジアの某国に住んでいたことがあって、
向こうのスタバとかに行って、注文をするとき、困ったことがありました。

注文をすると、イチイチ名前を尋ねられるのです。
たとえば「TOM」という名前だとすると、こちらが注文をすると、店員がマジックでプラスチックの容器にTOMと書いて、コーヒーを作る人に渡す。

そして、コーヒーができたら、店員が「TーーーOM!!」と、大声で呼ぶというわけです。


これが最初、まったく慣れなかった。
まず、自分の名前を店員が聞き取れないのです。

日本語の名前というのは、向こうの人間にとっては、難しいらしく、スペルをいちいち教えていたのですが、たかが、一杯のコーヒーを飲むのに、何でこんな面倒なことをせにゃならんのだと思い、
名前なんてどうでも良いじゃないかと思い、適当に「トム」「マイケル」とか使ってみました。

結局は、こういうところに、イングリッシュネームの効用があるのかもしれません。


あけましておめでとうございます。

中国に11年ほど居ますが、今だに慣れない文化の1つです。
しかし、日本人である自分には強要してこない文化なので、静観しています。


今後も自分の思うことを取り上げていきます。
2020年もよろしくお願いいたします。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp