見出し画像

(C96) 厚生労働省資料「働き方の未来2035」一人ひとりが輝くために」を参考にした考察-1 (2019.5.7) by 西野英行 より抜粋加筆しました。

⑴ 「Work Shift:ワークシフト」

この書籍は、日本の働き方や仕事関係の政策はほとんどこの書籍を参考にしているのではないか?
というくらいに厚労省の資料と似通った内容です。

ワークシフトでは、時間や場所に縛られない働き方について詳細が書かれています。
さらに、少子高齢化の未来を考察した上での働き方が提唱されています。


⑵ プロジェクトベースの仕事

これからは個人はお金のためだけでなく、自己実現のために仕事をするようになります。

企業などの組織は、変化の早い時代に対応するため、
柔軟な正社員以外の雇用形態も一般的になります。

正社員や非正規社員などの垣根もなくなり、
雇用の枠組みは大した意味を持たないようになります。


このような流れの中で、会社という1つの組織の中だけで極限的な仕事をするのではなく、
今後はプロジェクト単位で柔軟に仕事を進めるスタイルの働き方が出てきます。

個人でビジネスをする視点さえあれば、
Web上に溢れる「スキルシェアサービス」を使って、個人事業をネット上で進めていくことも可能です。


複数の様々な組織のプロジェクトに関わり、多層的にいろんな組織に所属する人たちも出てきます。

中には、以下の目的で仕事に一生懸命取り組む人もたくさんいるでしょう。
①社会貢献をするために
②自己実現をするために


⑶ 個人事業主と従業員の境目はどんどん曖昧になり、組織と対等な関係性を築き始めます。

これからは、
「自分は、こういう理由で、こういうことをやっている、こういう者だ。」とSNSを使ってはっきりと外部に提示し、
その専門知識とスキルを使って(横に展開して)収入を得る人が増えてくるとされています。


逆にいうと、国家資格や「専門家」という言葉は大した意味のないものになってきます。
なぜなら、未来の労働市場では、誰もが何らかの「専門家」になるからです。


未来の専門家は、今の時代の専門家とは少し意味合いが違います。

例えば、「動画編集の専門家」の場合、
未来においては、企業向けから個人向け、Youtubeから商品のPR動画の編集、様々な小さな分野での動画編集の専門家が乱立する形になります。

つまり、専門家がもっともっと細分化されていき、
「小さな世界の専門家」がたくさん存在する世の中になっていくでしょう。


⑷ 特に好きな分野がある人は強いと思います。

好きなことをするには勉強など必要ありません。
勉強せずとも、娯楽のように関連資料を読み、休日には勉強会に自然と時間をみつけて参加するようになります。


今後の人生設計は以下のようになるのでは。
❶45才までは、
専門知識とスキルを身につけて、専門家になるための準備期間
❷45~80才までは、
専門家になり、個人事業主として好きを仕事にする期間

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp