(D77) 三流上司はひとりで悩み、二流上司はなんでも「定例会議」にかけ、一流上司は「○○」を頻繁に行う-1 by 前田鎌利 より抜粋加筆しました。
「会議術」は、
チームの生産性を上げるために必須のスキルです。
⑴ 「定例会議」にかける議題を最少化する
「最高品質の会議」を実現するためには、
意思決定スピードを可能な限り上げる必要があります。
意思決定の回数を増やして、PDCAサイクルを最速で回すことによって、チームの生産性を最大化させるのです。
そのために大切なのは、
チーム内で行われる会議を適切にデザインすることです。
会議室にメンバー全員が集まって議論することだけが会議ではありません。
以下も何らかの意思決定に向けて行う会議と考えるべきです。
①部下が報連相をしに来た時のやりとり
②部下とマネジャーの1on1の議論
③少人数で集まって議論
④ブレストをするミーティング
そして、マネジャーは、
多様な会議全体を上手にマネジメントすることによって、最速の意思決定スピードを実現していく必要があるのです。
そのときに留意すべきなのは、
定例会議にかけるコストを最小化することです。
なぜなら、定期的にメンバー全員が集まる定例会議は、
人件費が最も多くかかる“高コスト会議”だからです。
定例会議にいくつもの議題が提案されると、
必然的に長時間の会議にならざるをえず、議題の数そのものを絞り込む必要があるのです。
しかも、定例会議は通常「週1回のペース」で開催されるため、タイムロスが生じやすいという弱みを持っています。
意思決定スピードを上げるためにも、
定例会議以外の会議を活性化させることによって、必要なときに即座に意思決定できるようにする必要があるのです。
⑵ 定例会議を「責任回避」に使ってはならない
以下のように、
定例会議以外の「少人数ミーティング」を活性化するようにしました。
たとえば、
何らかの解決すべき問題が発生した場合には、マネジャーの権限で担当リーダーと数人の担当者を決定。
マネジャーは、
担当リーダーとのコミュニケーションを軸にプロジェクトを進めていきます。
そして、担当チームが解決策を立案するまでのプロセスで、担当リーダーは必要に応じて随時少人数ミーティングを実施。
より多くのアイデアを集めたいときには、
担当者以外のメンバーを集めてブレストを行ったり、判断に迷うことがあれば、マネジャーとミーティングして方向性を確認します。
少人数ミーティングを積極的に行うことを奨励したのです。
進捗状況や、現場の情報を確認するのに時間がかかっている会議をよく見かけます。
会議では、主語を顧客か仕事にして、上司が部下に以下のように詰め寄って質問します。
「お客様はどうなっているのか」
「この仕事はどうなっているのか」
上司と部下の関係では、
お互いに話すことは顧客と仕事の話が多いです。
ここに、会議時間を短くするヒントがあります。
春节快乐㊗️
私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp