見出し画像

(E02) オフィスは「PC画面の中」!? Web会議の一歩先、広がる「空間共有」のいま-1 (2019.2.26) by 株式会社ブイキューブ より抜粋加筆しました。

⑴ 近年、テレワークを導入する企業が増えている

チャットツールやWeb会議ツールの問題点は以下です。
①「その人がいま何をしているか」が伝わりづらい
②話し掛けづらい
③ふとした雑談からアイデアやひらめきが生まれにくい


テレワークを導入した中小企業の23.8%が以下のデータもあリます。
「社員同士のコミュニケーションに課題を持っている」


そうした課題を乗り越えるべく、注目を集めている手法があリます。
「端末の画面内に、別の拠点の様子を常に映し出す空間共有というアプローチ」


⑵ 上司はディスプレイの向こう側。空間共有で何が変わった?

ICTコンサルティング会社のシステージも、空間共有の導入で働き方を変えた企業の1社。

天野部長は以下に話す。
「私はもともと福岡市内に住んでおり、北九州市の本社に片道1時間ほどかけて通っていました。

福岡オフィスができた後も、本社に自分の部下がいるので、マネジメントのために通い続けなければならないと考えていました」

福岡市にサテライトオフィスを設立するのに、
2つの営業所で働く人たちのコミュニケーションのためには移動が欠かせない。

そんな課題を解決すべく、同社が注目したのが、
遠隔会議サービスを使って2つの拠点を常時接続する「空間共有」でした。


「空間共有をすれば、もう一方の拠点で部下が働いている状態もなんとなく分かるはず。

それに加えてチャットやメールできちんとコミュニケーションを取れば、なんとかマネジメントもできるだろうと考えたのです」

同社はテレビ会議システム「V-CUBE Box」と広角カメラを組み合わせた空間共有の仕組みを整備。

本社とサテライトオフィスの社員が、
常に顔を合わせてコミュニケーションできるようにしました。


その成果はすぐに表れました。

「私が福岡オフィスで仕事をしている間は、
ずっと空間共有で本社メンバーとつないでいます。

マイクは付けっ放しだとうるさいので、
基本的にミュートにしておき、用事があるときだけ呼び掛けるという運用ですが、オフィスにいる時と近い声掛けができています」

サテライトオフィスで働きながら、部下4~6人のマネジメントをしている天野氏。


部下から見て「仕事のしにくさ」はないのでしょうか。

「状況共有や相談は随時できていますし、部下にとっても特に問題はないようです。

文章で何かを伝えるのは苦手な人もいますが、
空間共有で相手の表情を見ながら話せば、精度の高いコミュニケーションができると感じています」


中国の学校では、新型コロナウイルス感染により、
オンライン授業やWebセミナー(Webinar)へ切り替えが始まりました。

中国は企業も含めて、キャッシュレス社会から、
テレワーク社会になるだろうと予想されます。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp