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地方都市でくいっぱぐれない最強の資格の話を聞いた

年末年始に帰省して地元の仲間と飲んでいたときに出た話題の1つが、くいっぱぐれない最強の資格でした。ちなみに地方都市での話ですが、今の時代を考えると納得感はあります。

地方都市でくいっぱぐれない資格は大型免許らしい

私は静岡県の出身なのですが、静岡県には工場が沢山あります。特に有名なのが楽器とツナ缶ですね。楽器はヤマハとカワイ、ツナ缶はいなばとはごろもフーズが有名です。

一番よく知られているのが製紙工場かもしれませんね。煙突が沢山あります。

こういうところですので、地元の仕事は製造業と物流業が中心です。就職するなら工場か運送ということです。私はどちらも向いていないので、上京しました。

こういう地域でくいっぱぐれない仕事は大型免許なのだそうです。どこにいっても、65歳で定年後の再雇用も迎えても、大型免許がある人だけは職にありつけているという話を聞きました。

大型免許は誰でも持っているわけではないのですが、製造業と物流業が中心とあっては需要は高いでしょう。運送が必須なはずですので。

生産管理やプロセスに強い人も有利そうと思いましたが、そういうのは東京の本社がコンサルを連れてきてやりそうですね。

更には昨今はコロナ禍の影響でネット通販の利用度も上がっています。それに加え、ネットで様々な地域の商品をお取り寄せできます。しかしドライバー不足という社会問題もあります。

そう考えるとドライバーは重宝されそうですね。

一方で自動運転が普及したら失業するんじゃないかというリスクもあります。しかし制約が大きいところから導入されるでしょうし、導入されても多くの企業が導入できるほどにコストが下がるまでは時間がかかるでしょう。

よって少なくとも10~20年は猶予があると思います。大企業のような資金力のある企業が先進的取り組みとして実用化するなら、場所などの制約を付けて3~5年で実現できるかもしれませんが。

大企業以外でも導入するためには、コストが下がらないと難しいと思います。そうなると多くの運送会社が導入するまでかなりの時間がかかるはずです。

というわけで現状では大型免許は強力なようですが、デメリットがないわけでもないです。大型免許の運転はとても気を使うため、精神的に疲れますし、ドライバーの仕事は体力的にとても大変です。長時間の運動もしますし、荷物の積み下ろしもしますから。

というわけでいいことづくめの美味しい仕事など存在しませんね。どんな仕事にも、いいところと大変なところかがあり、自分に合ってるかどうかが大事ですね。

都会でくいっぱぐれない資格もある

地方都市でくいっぱぐれない話をしたところで、都会でくいっぱぐれない資格はあるのかと考えてみました。

すると2つ思いつきました。介護と保育士です。

介護の資格は介護福祉士やヘルパーなど色々な資格があるようです。

保育の仕事は保育士ですね。

介護も保育も人手不足が激しく、離職率も高いです。それゆえ慢性的に需要があり、くいっぱぐれることはまずなさそうです。

一方でよく知られているように、これらの仕事は待遇面で他の仕事と比べて残念な現状があります。その上、労働環境もよくないです(肉体的にも精神的にもハード)。保育士については待遇改善のニュースを目にしますが、すぐに実現できるものでもないでしょう。

私の高校の同級生で介護の仕事をしている人がいるのですが、他業界と比べて月収が10万円も低いとよく言っていました。

よってくいっぱぐれることはない、ずっと仕事はあり続けるだろうけど、続けていくことは難しい職業ということになります。私は介護はやる前から諦めています。

介護も保育も人間的な要素(心理的な要素)が求められます。こういうのはAIでの代替が困難ですので、AIが普及しても仕事がなくなることはないでしょう。でもその頃にはIT化が進んで効率化されてそうです。

ちなみに介護も保育もITで効率化した方がいいと私は考えています。介護の仕事をしている地元の仲間も、IT化で効率化して残業を減らしています。まずは効率化して従業員の負担を減らしてほしいですね。効率が上がれば待遇も改善できる余地ができます。

終わりに

資格があれば安心という時代ではありませんが、資格は解りやすいアピール材料だなと思います。

私は飽きっぽいので資格の勉強が続かないため、資格は諦めています。今や最強資格であろう士業でも食っていくのは楽な時代じゃありません。

更には特定の職種で断定できないケースも出てくるでしょう。特にDXとか変革というものでは、広い範囲の知識やスキルが求められるでしょう。

そんなわけで資格は有効に活用できるなら活用しましょう。資格があればいいという単純なわけではないことに気を付けましょう。

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