見出し画像

腹立たしい人間になるくらいならお金もステータスも要らない…と堂々と言える人になりたいなぁ

恵まれた環境で生まれ育った人が羨ましいと思ってずっと生きてきたけど、最近はちょっと違うなと思うようになりました。

不満は原動力になるからです。

恵まれていたらムカつくヤツになっていた

もし恵まれて不自由なく育って不満がなかったら、何も考えずダラダラ過ごしてしまうでしょう。

自分を高めるとか他人や世の中のために何かするなんて考えもしなかったなと思うのです。

それどころか、自分は特別偉い、特別凄いと思うムカつくヤツになっていた可能性も高いだろうなと。

貧乏でも学がなくても、生まれや育ちでバカにされまくっても、親が過剰に厳しすぎても、不利ではあるけど、自分は偉いと堂々と言って人を見下す人になるよりはマシかなと。

そういえば過去にも書いたなと思いました。

世の中はマウンティングが流行ってくるくらいなので、収入やステータスがあってもマウンティングし続けないと自分を満たせない人だって少なくないのです。

カーストとかよく解らない自慢のためのものもあるみたいですし。

だったら収入やステータスがなくても、やりがいのある仕事、楽しい趣味、いい仲間がいる方が幸せなんじゃないかなと。

私は一応人柄が良いとよく言われる(他称ですよ。自称じゃないですよ)のですが、元が社会の底辺の落ちこぼれなので、環境に恵まれていたら努力をしなかったのは間違いないです。恵まれない分を努力と人間性で補おうと思っただけです。

だから恵まれた環境で育っていたら、きっと努力も人間性も身に付けず、威張ってるだけで周りが何でもやってくれるという考えのムカつくヤツになっていたと思います。

実際にそういう人に会ったことは何度もあり、その度にケンカになったものです。考えが真逆ですので。

でも考えが真逆でケンカになる人は、環境次第では自分もそうなっていた可能性があるのです。あまり人のことは言えませんね。

不満は原動力になる

人生も世の中も理不尽なことは沢山あります。不公平だし差別だって沢山あるし。

そもそもみんなと同じでないと集団からボッコボコにされるのが世の中です。私のような落ちこぼれは他人に合わせることはできません。自分はこれをやりたい、自分はこう思う、だからみんなと同じ考えはできないと思ってしまうので、ふざけんな!と怒りを買って非常識人扱いされてしまいます。

でも世の中にはおかしいと思うことは沢山あります。こういうものだから、これが常識だからという理由で済まされます。慣習になっているから誰も疑わないのです。

そのあたりはマネジメントの記事に書いています。例えば残業すればするほど偉いなどです。

貯蓄は美徳とか投資が増え始めた現代には疑問の常識もあります。これも昔は妥当性があったけど、今には合わない慣習ですね。

世の中にはよく解らない、納得いかない、理不尽と感じることが沢山あるわけです。でもそれに対して愚痴を言ってるだけじゃ変わりません。

ましてやこういう人は多いのですが、政府や会社がやってくれないから悪いでは変わらないのです。自分が行動して自分を変え、周りを動かして行こう。

私もまだ上手くできていませんが、不満を感じた人は愚痴をぶちまけるのではなく、行動に起こして世の中を変えていきましょう。まずは職場など身の回りから。

例えば職場で責任の押し付け合いが流行ってるなら、相手の立場を考えた協調体制を取る、残業が賛美されてるなら、効率化してさっさと帰ってやるなどです。

私は才能も家庭環境もないくせにとか、田舎の貧乏庶民出身の分際で、出来が悪い癖になど散々バカにされたので、努力で見返してやると考えました。

嘘とか他責、保身、自慢などがとても大嫌いで、威張ってるだけで何もしない人や口と態度が大きいことが偉いという人も嫌いです。生きてりゃ、特に会社にはこんな人がいくらでもいるのが社会というものですが。

そんなもんだと割り切るのも一つ。でもそういう人にとても腹が立ったので、人間性を強く意識するようになりました。そういう人にならないために。

人生を振り返ってみると、不満って原動力になってるなと思うのです。だから恵まれていて不満がなかったら、きっと私はダラダラしてる人になってたなと思います。普通の人はもっとしっかりしてると思いますが。

価値観のマインドセットを変えよう

20世紀の価値観で言えば、家柄が良くて才能があって、いい大学を出ていい会社に入って出世することが価値であり、そういう基準で人が測られていたでしょう。

でもキャリアとか生き方に関する色々な本を読んでいると、21世紀の価値観では人とのつながりを大事にし、仕事も趣味も楽しいことをやることが大事だと書かれています。

20世紀の価値観は地位財、21世紀の価値観は非地位財ですね。

私が言ったところで負け犬の遠吠えでしかないですけど、20世紀の価値観で上手く行くのは難しいので、21世紀の価値観で頑張れるようマインドセットを少しずつ変えていかないとなと思います。

20世紀の価値観って一握りの勝者と大半の敗者に分かれますが、21世紀の価値観なら多くの勝者が出てくると思います。そもそも勝ち負けじゃなさそうですが。

その代わり21世紀の価値観は非リア充な人や、一般的に性格が悪いとされる人には厳しいかもしれませんね。

終わりに

不満ってどうしてもあると思います。居酒屋で愚痴話ばかりしてる会社員なんて溢れていますし、そもそも会社員ってそういうものでしょう。生きていればそれくらい不満って多いのです。

でも不満はネガティブなものと取られられます。不満を感じることが甘えているみたいに。

私もそう思っていたけど、色々勉強しているうちに違うなと思い始めました。不満が原動力になるから自分を磨けるんじゃないかと。

みなさんの中にもきっと不満を感じているという方は少なくないと思います。でもその分自分には燃料があるんだと思えばいいんだと思います。

どこかで読んだ成功した経営者の話に、沢山舐められた方が頑張れるから、沢山舐められろと書いてありました。極端ですが、そうした方が燃料がたっぷりになるのです。

でも燃料が多すぎると重くなりすぎますので、ほどほどがいいですね。満タンで止めておいて、溢れないように注意する必要はありそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?