one play wlax ゴエさんは伝えたい

ラクロスコーチ、JARTA認定トレーナー、理学療法士。 ラクロス、トレーニング、アニメ…

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ラクロスコーチ、JARTA認定トレーナー、理学療法士。 ラクロス、トレーニング、アニメ、モチベ系など◯◯✖️△△といった記事や読書のまとめなどを記事にしています。 YouTubeでラクロス動画の切り抜きも上げています。

最近の記事

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点が線になった瞬間。大学スポーツと大学ラクロスを応援しています。

今回は私の昔話。 私がラクロスと出会ったのは大学生のころでした。 今から10数年前になる。大学に入学してすぐは友達もいなく、たまたま勧誘されたのがラクロス部だった。 当時はラクロスメイクスフレンズがキャッチフレーズだったと記憶している。 この理念は今でも変わっていないようだ。そしてもう一つ、大学から始める人が多いスポーツだから、頑張れば日本代表も狙えるかも!?っという甘い言葉が耳に残っている。 そんなこんなで入部したが、朝練で毎日5時起き。練習は河川敷でけっこう不整地

    • ラクロスがうまくなるってどういうこと?

      こんにちわ。今回はラクロスがうまくなるってどういうこと?です。 一般的にうまいって聞くとテクニックがある選手だったり、すごいプレイをする選手といったイメージがあります。うまい=強いでもないし、うまい=テニクニックがあるわけでもない。では、うまいって何でしょうか。選手自身もうまくなったと実感できた時とはどんな時でしょうか。考えてみたいと思います。 うまいという概念上手という言葉を辞書で引いてみると、物事の運びが自分の望むとおりである。都合がよい。物事のやり方が巧みで、手際のよ

      • ラクロスにおける選手の『観る』とは何か

        こんにちわ。エコロジカルアプローチに長く触れてきました。周りのコーチの方々と話をしていく中でとある話題がよく出てきます。『動き方の指導』が難しい。これってなぜ起こるのか。その辺について書いていきたいと思います。 選手側に起こっていること最終的にはコーチの指導が悪いという点になってしまうのですが、多くの場合、選手が何をわかっていなくて、何ができていないのか?その2点をコーチ側が分析できない。なぜならば、多くのコーチはレベルの高いチームで『慣れ』で学んできたからです。おそらく、

        • 人生は鉛筆とnoteである

          こんにちわ。ゴエです。今回は私が見つけた。名言?名演説?名講義のお話です。嫌なことがあった。へこんでいる。これから何かを頑張りたい。新しいことを始めるのに不安だという人が読んでくれたら幸いです。 YouTubeで見つけた動画です。この先生の動画は他にもコップと石の授業を観たことがあるのですが、そちらも素晴らしいものでした。そっちはまだ別の機会っで載せたいと思います。 もし、鉛筆が人間だった。。。。そう想像する。買いたての鉛筆は『芯』が出ていない。まだ、キャンパスに絵を書く

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        点が線になった瞬間。大学スポーツと大学ラクロスを応援しています。

          ラクロスにおける4つのミス

          こんにちわ。今日はラクロスにおける4つのミスについて触れたいと思います。コーチをやっているとフィードバックが仕事みたいになりやすい。今のはここが良くなかった。もっとこうした方が良いなどがその例です。選手同士でももっとこうした方が良いと思う。これができなかったからこうしたい。コーチはそうなってしまった結果や現象をもっと分析できる必要があると私は考えている。ミスを内容を指摘するのではなく、『何をできるようにする必要があるのか』もっと抽象度の高いところを指摘できなければ個人はよくで

          ラクロスにおける4つのミス

          ラクロッサーの危ういトレーニング風潮

          今回は私が危惧しているラクロスのトレーニング風潮というお話です。 某協会が主催するセミナーに出てきたので、そこでの個人的な感想も踏まえて書きます。内容自体は素晴らしいものだったのですが、なんか腑に落ちない。。結論から言うとフィジカルトレーニングとピリオダイゼーションを駆使して、数値的評価でパフォーマンスの最大化、観える化を図ればパフォーマンスは向上する。。というところです。そして、トレーニングを考えたときに身体関係のみに焦点を当てた考え方も疑問だということです。その辺を詳しく

          ラクロッサーの危ういトレーニング風潮

          勝利至上主義にとらわれず、成長を約束する。ゲームからプロセスへ、その先へ

          スポーツコーチが選手に果たすべき責任とは何か?そんなお話。 元ラグビー部で関東出身の私としては神奈川桐蔭が勝ってくれる非常にうれしです。私のころは関西と九州以外はベスト4に残れない時代でした。高校生の頃にすごく注目の選手でも大学で花が咲かない選手もいれば、無名からでも花咲く選手もいる。もしろ、無名から花咲く選手のほうが多いのではないでしょうか。リトルモンスターなんてTVで言われても、無名で伸びる選手のほうが実際は多い。 過去のエコロジカルアプローチからの流れで書いています

          勝利至上主義にとらわれず、成長を約束する。ゲームからプロセスへ、その先へ

          制約としてのゲームモデル

          前回からの続きです。だいぶ長くなってきました。 こういうの考えるのって楽しいですよねえ。答えのない問題に挑み続けるのって。。理学療法とかトレーニング指導とか、西洋的な考え方だからなのか、患者さんも選手も◯◯のためにはこれって明確な答えがないと不安になったり、明確な答えを提示できない人を下に見る傾向があるのが人が多い気がするんですよね。。トップチームを指導しているコーチが必ず優れているわけでもないし、トップ選手が優れたコーチというわけでもない。優れてるコーチが必ず勝てるチームを

          制約としてのゲームモデル

          エコロジカルアプローチの戦術への転用

          ラクロスの練習ってどのチーム朝が早い。練習のたびに5時とか4時台に起床。仕事の日は7時で間に合うけど。休みの日は5時ってきつい。だから、毎日5時に起きて、仕事の前の時間を有意義に過ごす。朝活ってステキ。 さて、、、今日も続きです。 今までの制約主導モデルは個人にフォーカスしつつ、試合で必要なSkillをどうやって学ぶかという観点でのべられてきました。個人が組織内においてその身体Skillをどうアウトプットして学習していくか。 これと同じことが『チーム』でも同じことがいえる

          エコロジカルアプローチの戦術への転用

          トレーニングアイディアとエコロジカルアプローチ

          シリーズも長くなってきました。大学ラクロスの一年は意外と短いです。テスト期間や長期休み、雨天による練習中止などあったりすると本当に短いです。限られた中でチームビルディングを行って、そのチームにあったものを選手とともに作るのは楽しいですが難しいです。常に良い結果ばかりではなりませんし。。さて、本題に戻します。 コーチの役割とは学習環境を制約を用いてデザインすることであるとエコロジカルアプローチでは述べております。代表性、タスクの単純化、機能的バリアビティ、注意のフォーカスとい

          トレーニングアイディアとエコロジカルアプローチ

          制約主導アプローチの原則

          カナダに留学に行っていたときの写真。。顔がわからないから使ってみました。。。カナダのラクロスをたくさん学べたのもいい経験でした。コーチ育成の考え方とかアプローチとか日本とはだいぶ違いました。さて、続きです。 このアプローチの制約は『個人制約』『タスク制約』『環境制約』の3つにわかれています。 個人制約は、構造的な制約と機能的な制約に分かれています。 構造的制約とは身体が有しているストレングスや柔軟性の部分です。わりとフィジカルな部分。機能敵な制約は認知や疲労状態、Moti

          制約主導アプローチの原則

          2段階の適応ステージ

          今日も前回の続きから。先日も練習に参加してきたのですが、どうしても個別に指導してしまうことがでてしまう。『問い』『質問』をもっと投げかけて観察することを促せた方がいいのだろうと毎回反省です。 適応における2段階のステージについてです。 環境を設定し学習者自身が問題を解決していくやり方のほうが学習効率が高く、スキルの習得には優れているというのがエコロジカルアプローチであり、制約主導アプローチでした。しかし、初心者には適応できないのでないのか?という疑問があります。 反復練習

          変わるアスリートとスポーツチーム

          こんにちわ。今日も続きでエコロジカルアプローチや制約主導アプローチについてです。 ずっと書いて来ましたがエコロジカルアプローチや制約主導プローチにおいて環境や状況を設定することでそこから得られるアフォーダンスが選手の動作を作り、環境や状況に適応変化させていくことこそがスキル習得に重要である。としていました。ちなみにアフォーダンスとは環境から得られる外的な知覚のことです。 先日も書いた通り、伝統期なアプローチでは「事前計画+正確な実行」という運動制御モデルでした。これらは、

          変わるアスリートとスポーツチーム

          知覚-運動カップリング

          しばらくエコロジカルアプローチと制約主導プローチが続きます。今回は長いです。 従来の運動制御モデルにおいて、認知行動心理学では『認知→判断→実行』とされてきました。感覚情報に基づいて、運動が決定され、体が実行する。このモデルの特徴は単方向であるということです。この流れ自体が間違っているといわけではなく、『それぞれが一連の流れの中で項目ごとに分離、独立している』ということが従来モデルなのです。 認知は認知として独立、判断は判断として、実行は実行として切り取られて練習やトレー

          スキルは教えられるのか?

          3回目のエコロジカルアプローチについての記事です。 うちのチームは来月から一か月のテスト休み&長期休暇に入るそうです。夏休みオフと年末年始オフを入れると年間で累計2か月のオフになる。入れ替え戦のチャレンジするチームとして長いのか短いのか。自分たちよりも強いチームを追い抜くのに練習量として足りないのか、足りているのか。練習メニューや質を上げればなんとかなるものなのか。。。ある程度のレベルになるまでは練習の絶対量がモノいうというのは暴論なのでしょうか。。 さて、、続きにいきましょ

          スキルは教えられるのか?

          動作を習得させるのは誰?それとも何?

          前回に続きエコロジカルアプローチの記事になります。私の解釈を多分に含んでいること、ラクロスとの関わりで書いています。もし、他の競技の指導者や選手がいましたら、自分の競技ではどうだろうかと思考を巡らせながら読んでもらえたら幸いです。  動作を習得させるのは誰かそれとも何?動作を習得させるとは運動学習をさせるということと同義です。特にトレーナーだったり、理学療法士などの療法士だったりすると運動学習については専門領域となってくるかと思います。私もPTでありATとしても働いているの

          動作を習得させるのは誰?それとも何?