写真だらけの旅行記《福岡》
令和6年度が始まった4月1日、私たち家族はスーツケースを持ち福岡に出かけた。通勤通学ラッシュの中スーツケースを持ち空港に向かうという行為はたいそう気分のいい事である。
今回はJAL313便を利用。その便にはエアバス350-900という新しい機種が充てられていて、楽しみにしていたのだが、その日に限って雷に打たれて機材が使えなくなってしまったらしく機材変更となってしまった。
代用はボーイング767-300という機材。嫌な言い方になるが、これは何回も乗っている機体。目新しいことも無いので持ってきた本を読む。
上空で読む本は良いもので、どんどん読める。ちょっと飽きたら窓の外から日本列島を眺める。至福のときだった。
あっという間に福岡に近づいてきた。
着陸し、機内を後にするともう暑い。
時刻は12:00。早速お昼ご飯を食べに向かう。
地下鉄を乗り継いで六本松というところで降りる。
長野には無い春の陽気で暖かい。長野って春でもどちらかと言うと「陰」な雰囲気だけど、福岡は「陽」な雰囲気だ。
お昼は本格インドカレー屋で食べた。
とってもスパイシーで美味しかった。添えられているパクチーがあう。ただ、私にとってはお久しぶりのインドカレー。辛さに対する耐性も無くなっていた。汗ダラダラ、口ヒリヒリ、胃ヒリヒリで大変だった。すっかり辛いものが食べられなくなってしまったようである。思い返してみても、普段食べている辛いものといえば柿の種のみである。そりゃ辛さに対する耐性も弱まるはずだ。
再び街に出て、お次は雑貨屋とカフェへ。
母と祖母が雑貨屋を見ているあいだ、私はうっかりUSBケーブルを持ってくるのを忘れてしまったので近くの百円ショップへ走った。
汗だくになってしまった。
雑貨屋の隣にカフェがあるので立ち寄った。
アイスカフェオレとカスタードドーナツ。
ドーナツはとても甘くて、ヒリヒリしていた口と胃がラクになった。アイスカフェオレで汗だくな身体を冷やし回復。本も売っている店で賑わっていた。
そのあとバスでホテルへ向かう。バスも運転が丁寧だと感じた。私がよく利用する地元のバス会社、川中島バス(現:アルピコバス)では扉が閉まる前に発進してしまうし、物凄いギアの切り替えで怒っているような運転であるので運転に対する姿勢の違いを見せつけられた。
ホテルチェックインを済ませると時刻は16:30。
夕飯は18:00から予約しているらしいのでそれまで近く
の公園で桜を眺めることにした。
桜は7部咲きといったところ。みんな桜を楽しんでいる。ブルーシートを広げ、お寿司を用意する人たちがいた。楽しそう。
今年の桜は無理かも・・・とあきらめていたけど満開でよかった。昨年が早すぎただけなのだろうか。
ちなみに、昨年もこの公園を訪れている。昨年より一週間遅く訪問したが、桜の開花状況は同じ。
夜ご飯は『コみかん』というところで。母が予約したが、特徴的な名前でその店大丈夫?と不安に思いながら向かった。
お通しが出てきた。
え?お通しにいなり寿司??とますます不安になってしまったが、とても上品な味で私の知っているいなり寿司とは全く違かった。優しい味でとてもおいしかった。
続いて、コールスローを注文。店の人に名物だとおすすめされた。
すごい形をしている。これを崩して食べる。
え??コールスロー???福岡に来て????と思ったが、これも私の知っているコールスローではなかった。
非常に上品な味付けで美味しい。コールスローってこんなに美味しかったんだ。。概念が変わった。食べてよかった。
続いて、これまた名物だという呉豆腐を注文。
トローっとした豆腐に甘めのたれがかかっている。優しい味で美味しかった。あと20杯は食べられる気がする。
福岡といえば海鮮も有名ということで刺身の盛り合わせも注文。
醤油はハケで塗った。どれも甘くて美味しかった。海なし県では絶対に食べられない味。
それから、フキノトウのクリームコロッケ。
割った写真を撮るべきだった・・・と後悔しているが、まあいい。私は食べ物に写真映えなど関係ない!とにかく、美味しけりゃ良いと思っている。
これが絶品で、忘れられない。フキノトウの香りも絶妙で初めて食べる味だった。クリームとフキノトウが意外に合っていて驚きだった。あと30個ぐらい食べられそう。
ホタルイカの天ぷら。
サックリしていて美味しかった。
だし巻き卵も絶対おいしい!と思い注文。
甘すぎず良い味だった。だしがものすごい効いていた。
途中でご飯が炊きあがった。オーナーさんが作っているお米だという。明太子はオーナーの奥さんが作っているらしい。最初はもう満腹だからいいか、と思ったがやっぱり注文。
これも素晴らしくおいしかった。ふっくらとしたお米。新鮮な明太子。注文してよかった。
そんなこんなで色々食べて一日目が終了。
久々のJALに乗り、美味しいものを食べ、きれいな桜を見る。大変結構な一日でした。
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