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ドラマ 「ブラッシュアップライフ」に学ぶ、「人生の体感時間」 | 人生の時間についてまとめてみた 



お疲れ様です、BenBenです。
今日も時間の話をします。



ブラッシュアップライフ、面白かったですね。
30代の私にとってはウルトラどハマりのドラマでした。


特にゲームボーイアドバンスとか出てきた時なんてもう、「アドバンスやん!」って馬鹿みたいな唸り声を上げてました。
私はスイミングの帰り道に購入した「黄金の太陽」というソフトが大好きでした、情報までに。



さて、ここからは時間の話。

第1話と最終話で、みーぽん(木南晴夏さん)が

30歳を過ぎてからの時間の早さ」について話をあげ、
その理由を「1年の相対的な長さが短くなるから」と解説しています。

車内の空気も好きでした


実はこの話、ちゃんと名前がついていまして、「ジャネーの法則」と呼ばれています。フランスの哲学者・心理学者が発案・提唱したものです。

ジャネの法則は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。ジャネーの法則とも表記する。

簡単に言えば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したものである。

Wikipediaより



これって恐ろしいことなんですよ(特に主人公にとっては)。
今からグラフで表します。



x軸を経過年数、y軸を年間実感日数(3歳時スタート基準)とすると、

y = 365 / x 

という反比例(懐!)の数式になります。


以下がその推移です。

年間体感日数グラフ(縦:日数、横:年齢)

体感年齢は急速に下落し、100歳になる頃には4日程度に収束していきます。
改めてやばいですね。



ジャネーの法則では0歳からの計算となっていますが、このnoteでは、時間の体感は3歳(≒物心つく頃)から始まるものとしています。
(0〜2歳はあまり「体感」はしていないと仮定しているためです)


そうすると、30歳が感じる1年は、3歳(スタート時)で感じた体感速度の1/30
つまり年間で言うとたった12日分のみになります。やばくね?

もちろんこれは、3歳時をMAX(365日)と捉えた場合の相対的な体感日数なので、結構オーバーな表現になってますが、これが事実です。





ちなみに、232歳まで生きた主人公あーちん(安藤サクラさん)の想定体感時間(対1周目の3歳スタート時)の推移は以下になります。


主人公あーちんの年間体感日数グラフ(縦:日数、横:年齢)



なんと人生2周目中盤から、既に体感年間日数10日以下、最終的には2日程度に収束しているので、後半はさぞかし早い人生だっただろうと思います。


面白いドラマでした。


今日はドラマ「ブラッシュアップライフ」学ぶ、人生の体感時間「ジャネーの法則」をお送りしました。いかがでしたでしょうか。



時間考察は続きます。



BenBen




P.S.  「時間に縛られた囚人のプロフ」もみてくれよな!↓


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