「好きに生きる事」を「好きな仕事をする事」に変えるコツ
皆さんは好きな事をして今を生きてますか?
私は好きな事をして今を生きています。そんな自分を自己紹介する時は、「自由人」という肩書きで話をしています。そして自己紹介後に必ず質問される内容が3つあります。
本日はこの3つの質問に回答する形式をとりながら、「好きに生きる事」を「好きな仕事をする事」に変化させるコツを伝えて参ります。
Q1.どんなお仕事されているんですか?
ベーシックな質問です。ビジネスの場でお会いする方々ですから、当然の質問です。
マーケティング戦略のフレームワークの一つに【AIDMAの法則】を使ったモデルがあります。【AIDMAの法則】とは消費者の購買までの心理プロセスをまとめたもので、消費者の段階に見あったマーケティング戦略を立てる際に使用するものです。
Attention(注意、注目)
Interest(興味)
Desire(欲求)
Memory(記憶)
Action(行動)
人は誰しも『自由』を渇望します。ナニ・モノにも縛られない自分の意思で活動して人生を生きるという幻想を描くからです。
それを目の前に現れた人物は自由を謳歌する『自由人』と名乗っているわけですから、“コイツはマジで何者なの?”となるわけです。
結果として、AIDMAのAIDMまで一気に駆け上がる感情が湧いてきます。そうなると、あとは淡々と弊社のビジネスモデル2社分の説明をする時間を相手から頂戴出来るわけです。
自由人であり続けるには相手の時間を確保しなければなりません。なぜなら、ビジネスを展開する以上、その対価となるお金を頂戴しなければなりません。お金を生み出すのはお金ですが、その前提条件が時間の確保にあります。
相手の時間を確保出来なければ、お金を手に入れる事はできません。お金を手にする事ができなくなると自由人としての生活は終了します。
一つ目のコツです。
人には24時間という平等に存在するリソースが存在します。ビジネスにおいては、このリソースを最大限に活用しなければ売上は達成できませんし、自由人に成ることもありません。
相手から如何にして時間を頂戴できるか。相手の時間を頂戴するために【AIDMAの法則】を自分なりにアレンジして使用します。そうする事で『好きな仕事をする事』に繋がります。
Q2.何でそのビジネスを始めたんですか?
「自由人」を自称する人物が展開するビジネスモデルを一通り聞いたあとに湧いてくる次の質問です。
きっかけ
目的
ビジョン
理念
きっかけは、それこそ脱サラして「自分が好きな事」を始めたに過ぎません。文字通り、サラリーマンという束縛の比較的多い立場から抜け出し、「好きに生きる事」を選択した瞬間ですね。
目的は、とにかく自分の時間を自分のために使いたいというのが、独立当時はほぼ100%を占めていました。しかし、今では自分の時間を自分のために使いたいと思うことは全くありません。それどころか、私の時間をクライアント、もしくはクライアントの先のクライアントのために100%を使いたいと思っています。
自分で会社を立ち上げて事業を3年もしていると、考え方や生き方は変化します。
弊社は2社ともに【人が喜ぶ事をする】を経営原則として掲げています。その上で【社会的意義のある価値の創造】を目指した活動を展開しています。
この経営原則に従って活動していると、いつしか自分の時間を相手のために使う事が喜びに変わります。必ずと言っても良いほどに。
二つ目のコツです。
自由人になりたい、自分の時間を自分のために使いたいと思い「好きに生きる事」を選んで良いんです。「自由人」として活動を継続可能かを問われた時の軸の本質はその後にやってきます。
人には一日に24時間しかありません。その24時間を使ってご飯を食べ、仕事をし、家族との団欒、そしてプライベートの充実と、イベントが目白押しです。これらのイベントをやるためには時間というリソースは必要不可欠です。
クライアントに時間を提供できるようにさえなれば、もう「自由人」として93%完成しています。
Q3.儲かってますか?
ビジネスは赤字は悪です。黒字こそが正義なのです。ただ、黒字倒産という言葉が示す通り、いくら儲かっていようとも、キャッシュフローを適切に行わない場合は倒産してしまいます。
首が回らない、という慣用句があります。
ビジネスは儲かってないと継続できません。一説には、借金などにより資金繰りが上手くいかず常に下を向いて困り焦ってしまい、首回りの筋肉が硬直し固まってしまったその様から表現されたものとされています。
儲かっているからこそ、上を向いて次の新しいビジネスの種を見つけたり、相手の悩みや課題を解決できるアイデアが生まれます。
キャッシュフローは収益性とイコールではありません。どれだけ収益性の高いビジネスを展開していたとしても、活動経費の支払いタイミングを間違えるとたちまちキャッシュが不足してしまいます。
三つ目のコツです。
「自由人」としてビジネスを展開するには、手元にどれだけの資金が実際に残るのか、これを意識した回収と支払いのキャッシュフローが重要となります。
手元に残る実際のお金を常に把握することで、商談の場での瞬間的な算盤計算がしやすくなります。
すると、スピード経営に繋がります。
取引先が潤沢な資金を持っていればいるほど、このスピード経営、その場での即答は効果を発揮し、受注しやすい環境を整える事ができます。
まとめ
さて、「好きに生きる事」を「好きな仕事をする事」に変えるコツを三つお伝えしました。
1.見込みクライアントから時間を頂戴する
2.クライアントとその先の関係者に時間を提供する
3.キャッシュフローを常に意識する
あなたも「自由人」になって、「好きな仕事をする」人生を一緒に歩みませんか?
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もし『好きな仕事をする事』にお困りでしたら、いつでもお気軽にお声掛けください。
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