子供の未来や未来の価値観にあわせる子育てを考える。
あなたは子供たちにどんな教育をしていますか?
私たちが小学生だったころ、もしくはもう少し前、1970年代後半から1980年代のお話。
良い大学に入れば良い会社に入れて、良い人生が待っている、と、私たちの親達が実際に歩いた道を、彼らはなんの疑いを持つことなく我々子供世代に教育してきました。
これがおよそ30〜40年くらい前の子育てのある種のマジョリティーだったのではないでしょうか。
そんな子育てを受けた我々世代が大人になり、現代のサラリーマンのあるあるを並べてみました。
株
副業
金太郎
平均年収
ランチ弁当
アパート経営
エリートとヒラ
腕時計のマウント
平日休日と有給休暇
確定申告と経費と納税
川柳のネタにされる生活
ざっと思いつくままに並べてみましたが、どんな印象を感じますか?
・・・・・
そして現在。
サラリーマンにはなりたくないと言う子供が増えているようです(※私調べ)。
2019年3月8日、第一生命保険株式会社が「大人になったらなりたいものベスト10」を発表しました。
<小学生・男子>
1位
サッカー選手
2位
野球選手
3位
学者・博士
<小学生・女子>
1位
食べ物屋さん
2位
保育園・幼稚園の先生
3位
看護師さん
2019年8月6日、ソニー生命株式会社が中高生を対象に行った「将来なりたい職業」についてのアンケート調査結果を発表しました。
◇2019年調査
<中学生・男子>
1位/YouTuberなどの動画投稿者(30%)
2位/プロeスポーツプレイヤー(23%)
3位/ゲームクリエイター(19%)
<中学生・女子>
1位/歌手・俳優・声優などの芸能人(18%)
2位/絵を描く職業(16%)
※漫画家・イラストレーター・アニメーター
3位/医師(14%)
このアンケートから見える未来を想像してください。
今現在、0〜15歳くらいの年齢をお持ちの親は、おそらく25〜40歳くらいの年齢ではないでしょうか。
冒頭のくだりに戻ります。
あなた方親世代が受けた教育はどの様なものでしたでしょうか?
上述の将来なりたいものランキングに示される様な教育を受けていましたか?
教育の価値のあり方は時代とともに変化して当然です。変わらないままの価値観ももちろん必要ですが、お金を稼ぐための方法や手段としての価値観は変わらないと事態の変化に対応できません。
・・・・・
サラリーマンはいま、様々な課題に直面しているんじゃないでしょうか。
親
年金
飲み会
平均年収
マンション
保険料アップ
○歳の壁と目標
サラリーマンとしてのやりがいや目標設定、ルーチンから抜け出し財テクによる年収アップはやって然るべきでしょうし、ダブルワークによる自身のスキルアップや挑戦などもいいと思います。
ただ、自身はサラリーマンの枠の中にいることは忘れてはいけないと思います。
なんだかんだ言っても、
サラリーマンは守られています。
サラリーマンは税務的に楽です。
サラリーマンは休日があります。
サラリーマンは勝ち組なんです。
そんなサラリーマンですけども、
サラリーマンを辞めたいですか?
サラリーマンを続けられますか?
サラリーマンをダサく見てます?
サラリーマンを楽しんでいます?
ビジネスの基本は、やらない事を考える、です。
有限の時間。
無限の可能性。
有限のリソース。
無限の理念と哲学。
やらない事は何なのかを考えるクセをつけて、子供の教育とは何なのかを考えてみては如何でしょうか。
大切なのは子供の未来に焦点を合わせた価値観による教育であり、その中で本来あるべき本質のモノやサービスは何なのかを考え抜き、そして教育費を適切にキャッシュフローさせることです。
こうすることで初めて子供にとっての教育が生まれます。
詰め込むだけが教育ではありません。
受験させることがゴールではありません。
子供の可能性わ親の価値観で決めてはいけません。
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