見出し画像

日本の麦酒歴史ができてから ❸


麦酒伝道師を目指しています重富です。
帯広で革新者(イノベーター)としてのお仕事を終え、始発の特急で札幌に戻ります。雪の影響で列車が遅れることを想定して、朝一です。札幌に到着後、急いで今日の上映会場のセッティングに合流します。

【過去投稿】日本の麦酒歴史ができるまで                開拓使麦酒仕立て 番外編 できてから  

会場に到着した時には、監督以下、お手伝いいただいています皆さんが絶賛セッティング中です。一度組み立てているので、少しはスムースのようです。しかし、ビールを注ぐ、オクトーバーフェスタ会場(さっぽろテレビ塔下)までは、徒歩5分程度かかります。ビールのセッティングと映画のセッティングでいったり来たりです。

途中、ステージもあり楽しいフェスタです。映画の上映が終わるたびに、お客さまがお越しになり感想を伺いながら、ビールを注がせていただきました。

ネットで、前年の様子の動画がありました(映画上映の前年、2017年当時)

札幌上映会2日目に、カメラマン君も合流してくれました(感謝)映画上映とビール注ぎという楽しい1日が終わり、いつもの懇親会です。向かった先が「ラムしゃぶ食べ放題」のお店でした。 ラムしゃぶ? 初めての体験です。

しゃぶ

いや、これは美味し、いくらでも食べる事ができます。しゃぶしゃぶせずに、生のママ食べてもOKとのことで…甘いラムの刺身?をたらふくいただきました。席が、若者チームと、年配?者チームに分かれて座った感じでしたが、食べた量は、年配チームの方が勝ってます。

札幌上映会3日目です。カメラマン君は仕事の都合で東京に!少しの時間でしたが、上映を見てもらえてよかったです。(ありがとう)

すこしよくない情報があります。台風24号です

画像14

地元の方に伺うと、台風はめったに来ない北海道ですが、すぐJRが運休してしまうとの情報をゲットしました。明日は午前中に函館に移動して、上映会です。撮影機材&ビールサーバー一式を抱えての大移動です。

ビールを注ぎながら気が気ではありません。函館の2回の上映会の予約が入っています。オクトーバーフェスタの主催者で、映画の上映会も手伝ってもらっています粟野さんに相談しました。そして、台風が来るまえに、車で函館に移動する事を決めます。この時、JRの運休のニュースが決まりました。

粟野さんの会社 ⇩

粟野さん、すぐに親しいレンタカーを手配してくださり、別のスタッフさんがわざわざ取りに行ってくださいました。上映会が無事終わり、ビールサーバーを片付け、レンタカーに全て積み込みました。これを、監督と2人で、列車で運搬は無理だったかもしれません。

本来であれば、札幌上映会の打ち上げを盛大に実施する気持ちだったのですが、台風から逃げるように車のエンジンをかけました。

まず、ホテルに向かい、荷物を片付け、チェックアウトを済ませます。近所のコンビニで、食料などを買い込み。函館に向かいます。

画像2

カーナビでは4時間コースですが、風雨なども考えて6時間程度の予定です。監督と2人でのドライブは、何年ぶりでしょうか。※監督は娘です(笑)

ずっと有給を使って手伝ってくれていた苫小牧の友人が、北海道での高速道路のノウハウを、いろいろラインで送ってくれます。また、高速から見える風景なども逐一情報が入ります。 気を使ってくださっている気持ちが痛いほどわかりました。(感謝)

監督も、私に眠気が起きないように、ずっとずっと話しかけてくれます。(もともと話し好きではありましたが)数時間、なにを話したのでしょうか?とてもうれしいドライブとなりました。(ありがとう)

途中、道路に灯りがまったくなく、真っ暗闇の中を進みます。安全の為、スピードは抑えめです。 追い越される事、対向車もほとんど居ません。カーナビ―を見ると、昼まであれば、とても素晴らしい景色が広がっているはずですが…漆黒の闇が延々と続き、終わりがないのではと心配になります。

途中、何度か休憩、仮眠をして、夜が明ける前に函館に到着しました。

画像3

画像4

最初の撮影。カメラマン君と撮影。監督と上映会。3度目の函館です。駐車場に車を止め、朝が来るまで仮眠します。後部座席には荷物が一杯なので、シートを倒すことができず、変な体勢での仮眠です。

夜が明けました。風は収まっています。
今日宿泊するホテルに電話し、早めのチャックインができないか確認しましたが、ちょっと難しいとの事でした。朝ごはんは、もちろんココです。

画像5

イカが甘くておいしかったです。 上映会は午後からなのでまだ時間があります。ネットで調べると、銭湯がありました。それも、星型の湯舟があるようです。

画像6

画像7

お湯が黄土色です! 疲れた体には、とても心地よいお風呂でした。重富は烏の行水派なのですぎに風呂から出てしましたが、監督はかなりゆったり目派。おかげで、休憩室で横になって仮眠することができました。

お風呂で気持ちよくなり、せっかくなので、撮影地巡りに出かけました。

画像8

画像9

今回は時間があるので、五稜郭の御殿の中にも入りました。幕末にこれだけのモノがあったというのも驚きです。撮影機材を一旦上映会場である「函館ビヤホール」さんに預け、昼食も頂きました。

画像10

レンタカーを返却し、徒歩で函館ビヤホールに戻ります。途中の道図柄、煉瓦をふと見ると…

画像11

画像12

明治七年と刻印された煉瓦です。重富が作成した映画「日本の麦酒歴史」の時代の煉瓦です。函館だけでなく、北海道はその当時の煉瓦が今でも時代を支えてくれているのです。

2回の上映会が終わりました。上映の後には、函館開拓使麦酒をスイングカランでお注ぎしました。2回目の上映後は、すこし時間がオーバーしてしまい。ご迷惑をおかけしてしまいました。

お腹が空いているのですが、コンビニでなにか買うのも寂しい気がして、ビヤホールの前にあるラッキーピエロさんで、軽く晩御飯です

画像13

翌日、監督と一緒に函館から飛行機で東京に帰りました。羽田で監督と別れて、重富は広島行の飛行機に乗り換え。日本の麦酒歴史の最初の上映会が終了しました。

函館から広島に送った荷物です ⇩

画像15

今日はここまでです。

これから、各地で映画の上映会&スイングカランビールの旅が始まります。