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日本の麦酒歴史ができるまで ①

麦酒伝道師を目指している、重富です。

重富の生い立ちについて、書き、話してきました(半年休んでますが)
もう少しお休みして、日本の麦酒歴史(ビールヒストリー)ができるまでをお話ししたいと思います。 お付き合いください。

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日本にバリスタは何人くらいいらっしゃるんだろう? バーデンダ―は? ソムリエは?かなりの数の方がおられますし、目指す若者たちも多いです。
でも、それに比べて「ビール注ぎ」は?

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なにか事件や事故が起きると、必ず○○に詳しい方、○○の専門家。と名乗られる方がでてきてコメントを述べられています。
ビールに詳しい方、ビールの専門家さんを、思い浮かべて見ます。醸造家さんや、日本ビール検定の有級者の方など、何名かは思い浮かびますが、ワイドショーに出演されてコメントを話される所は想像できません。

「ビール業界」には、業界を代表して広告塔になる方は居ないのか?それとも控えめな業界なのか? いや、そんなことは絶対にない、かなり派手な業界であることは否めません。

麦酒伝道師「端田晶」さんとの出逢い

そんなある日、重富酒店を担当してもらっているサッポロビールさんから一冊の本を頂きました。

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美味しいビールは三度注ぎ! 端田晶著 (ジョルダンブック)【補足】三度注ぎ! は さんどつぎ と読みます。

とても読みやすく、楽しく、今すぐにでもビールを飲みたくなる本です。
この時、私の中でなにかを感じました。
ビールを伝える人が必要だ! いわゆる「伝道師」です。
端田さんは、まさに「麦酒伝道師」だと感じました。  

サッポロビールの担当者さんにお礼を述べると共に、端田さんにお会いしてお話を聞きたいです。と伝えました。

それからしばらくして、会社の机の上に名刺が一枚置いてありました。
手に取ってみると、端田晶さんの名前が書いてあります。
広島でお仕事だったようで、わざわざお立ち寄りいただいたみたいです。
なんとう不覚でしょう…外出中の出来事でした。
しかし、名刺には携帯電話の番号が手書きされています。勇気を振り絞って電話をしてみました(重富、電話するのが苦手なのです)

今日は、広島泊まりで、夜の予定はないとのこと。
これはチャンスと、サッポロビールを取り扱っているお得意先をお伝えして、お会いする事になりました。

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サッポロビールで乾杯し、端田さんの著書にサインをしていただいた図 

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小心者の大ジョッキ 端田晶著 (講談社)

飲んだビールは、残念ながら中ジョッキでしたが…とても楽しい時間を過ごすことができました。話の内容、口調、テンポ、すべてが心地よく、この口語調で本が書かれてるので、読みやすいのかと感心した次第です。
端田さんの話しの中で、とても気になった事がありました。それは…
あと数年で定年なんです。の一言でした。 これはイケません。端田さんが引退されてしまったら、麦酒伝道はどなたが継ぐのだろうか? ビール業界の片隅に座らせてもらっている身ではありますが、かなり心配になりました。
#この世界の片隅に

その日は、お約束通り2人ともかなり酔っ払いお開きとなりました。
またの再会を誓って流川(中四国最大の繁華街)を後にしました。

その後、端田さんの書かれた本を、片っ端から読み漁りました。その中で強く心を引かれた本があります。

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日本のビール面白ヒストリー 端田晶著 (小学館)

日本人にとってのビール誕生物語が書かれていました。

今日はここまでです

最後に、端田さんのプロフィールが掲載されたサイトをご紹介します。特に最後の数行を読んでみてくださいね。🎦


旨いビールは笑顔を生み出します。今日も旨いビールで乾杯しましょう🍺