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日本の麦酒歴史ができるまで ⑨

麦酒伝道師を目指している重富です。
いろいろ待ちに待った映画の制作が始まります。
スタッフは、私重富と、監督(娘)、カメラマン(娘の大学同期)。
撮影は、函館からなのですが、前日に重富は札幌にいます。

まずは、今回の映画の撮影旅行が無事に終わりますように
開拓使麦酒醸造所跡地の「札幌神社」さんにお参り。

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そして、同じ敷地にある「煙突広場」で開拓使麦酒でお清め?

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【過去投稿】日本の麦酒歴史ができるまで          開拓使麦酒仕立て 

うちで飲もうよ家で観ようよ

観光ではありません!
撮影場所の確認、下見、撮影許可申請です。
まずは、大通公園の許可を取りに事務所に。
場所の確認は、少々遠いのでパス
次に、北海道庁跡地の許可を取りに、北海道庁に。
そして、旧道庁の中で撮影箇所、カメラワーク?の確認

初めての事なので、見様見真似なのですが‥
割とセンスはあると自画自賛して、映像を監督に送ります。
良い感じの「絵」になるなと、気分は上々です。
#自分の演技の事は忘れて有頂天

AD重富の仕事が、思いの他早く終わったので
狸小路さんの「ビアホールライオン」さんでビール+晩御飯。

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その後はホテルへ…  ではありません!
最終の列車で「函館」を目指します(約4時間)
函館に到着したのは、深夜です
#初函館

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車内では、撮影旅行の諸々の確認です。
社内アナウンスの男性の声がとても心地よく、駅に着くのが楽しみな4時間の旅でした。 途中「エゾ鹿」出没地区では、衝突により列車が急停車することがあるとのアナウンスに、ドキドキです。後日、札幌のビヤバーで、エゾ鹿と衝突して、列車が止まったことがある人と出会いました。

※今このnoteを書いているBGMは「特急スーパー北斗社内放送」です

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函館に到着して思い出します。
小道具を忘れてきたのです。ワインの瓶が数本必要です。
宿泊したホテルがレストラン営業もされていたのでフロントに無理を言って空きボトルを分けてもらいました。そして、部屋でラベル剥がし作業。もう夜中の2時を回っています。

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ラベルがなかなか取れないのです(涙)
翌朝は5時に起床です。翌日の朝、日の出の明るさのグラデーションを撮影したいので、日が昇る時間と位置の確認です。日の出前の、暗い時間から現場で確認です。2月の函館の日の出前は、極寒の寒さです。
#撮影はさっぽろ雪祭りが終わった直後

こんな感じで撮影したいと動画を監督に送信します

朝一のAD重富の仕事を終えたので、朝ごはん。函館と言えば…
鮭・イクラ・ウニ・ほっけ・イカ・アオサ味噌汁「函館三昧朝食」

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ホテルに戻り、撮影機材や小道具を整えて、監督とカメラマンの到着を待ちます。重富は広島⇒札幌⇒函館でしたが、監督達は東京⇒函館です。
ホテルまでで出迎えて、必要な荷物だけを出して、あとはホテルに預けます。タクシーに乗車し、まずは「五稜郭」です。

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初めての五稜郭! 観光客の方の中で撮影開始です。
五稜郭タワーに昇るエレベーターが2機あるのですが、1機をかなりの時間貸し切ってしまいました。(申し訳ないです)

何故五稜郭なのかは…本編「日本の麦酒歴史」でご確認くださいね。

脚本・絵コンテはあります。でも、撮影現場に初めて来たのです。思い通りに行くはずもありません。当初の予定通りにはいかず、その場その場で、最良だと思える方法を、生み出す、いや絞り出すしかありません。
重富は「台本通りにしなければいけない」という性格ではなく、いい映画を作りたいという思いですので、その場で超臨機応変に対応します(できます)おそらく、監督も同じDNAだと思うのですが…2人で、現場を見ながら一番良いと思う、アングル、カメラワークを考えます。
#意外と方向性が同じだった

一番の問題は「スタート!」の合図の後…重富の数々の「NG」です。時間だけが無常にも過ぎていきます。生放送であれば、NGはそのまま無視して進めるしかありませんが、撮影なので、撮影時間の許す限り、撮り直しです。

ここまで重富がポンコツだとは思っても見ませんでした。初めての映画撮影を超甘く見ていました。重富のセリフ撮影が終了したあと、風景、展示物等様々なモノモノを監督の指示で撮影が始まります。重富的には「これいる?」的なモノを撮影しています。

撮影用の必要最低限の機材しか持っていません。レフ版とか暗幕とか…太陽光線を遮断するために、コートや上着で撮影を補助します。

そんなこんなで撮影が終わりません。
次の約束の時間が近づいています。

一旦撮影を終え、約束している函館ビヤホールに向かいます。

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実は、函館ビヤホールでの撮影は、営業終了後なのですが、こちらのお店には「スイングカラン」が設置されてるのです。そのスイングカランの取材です。支配人、スタッフさんにご挨拶し、スイングカランの取材、そして夜の撮影の打ち合わせを終わらせ‥再度五稜郭に急いで戻り撮影です。支配人が車で送ってくださいました。

日が暮れるまでに、なんとか撮影を終えることができました。再び、函館ビヤホールに戻るのですが、少々時間があるようなのでちょっと寄り道。

函館は、日没が早いので…ここに

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函館の夜景です… 次に 函館ビールさん

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※写真は翌日の朝撮影しました ⇧

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重富はこの後撮影があり、酔っぱらった赤い顔が出来ないのでカメラマンだけ試飲。函館ビヤホールに戻り、まずは晩御飯です。

函館ビヤホールさんには、オリジナルビールもあります。是非、コロナが終息した暁にはお訪ねください。

撮影は、営業終了後からです。
お客様が帰られて、というよりはお店のBGMの問題なのです。
映像を編集する際に、映像は切り貼りできるのですが、音楽は切り貼りできません。音が飛び飛びになるのを防ぐために、営業終わりにBGMを切ってからの撮影開始です。22時頃から開始し、終了は夜中を回ったと思います。
#佐藤君有難うございます

今日はここまでです

ホテルに帰り、明日の日の出の撮影に備える為にベットに入りたいところではありますが、急にあることを思い出して、近所のコンビニエンスに買い物です。購入したのはこの3点。

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実は、五稜郭での撮影であるモノをなくしてしまいました。
室内の撮影であれば、なんとかなるようなのですが、外では無理のようです。夜中に工作の時間です。 昨晩はボトルのラベルはぎ(笑)
無くしたのはコレです。
マイクの風よけ「風坊」です

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先が思いやられますね