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日本の麦酒歴史ができるまで ⑥

麦酒伝道師を目指している重富です。

初高座は大失敗に終わったようです。麦酒講談が終わった瞬間は皆さん「よかった」「面白かった」と感想を頂きましたが… その瞬間で終わりました。麦酒講談を語った後で

とても心に引っかかっている部分が1つあります

【過去投稿】日本の麦酒歴史ができるまで     

それは、出来栄えとか、着物の色とか、出囃子の選曲とか…ではありません。なにかというと

講談の中にでてくる「中川清兵衛の修業証書」です。
下記のyoutube 12分40秒~13分15秒をお聞きください
#ネタバレ注意
聞きたくない方は、下部に要約があります

講談に登場する中川清兵衛は、日本人で初めてドイツで麦酒醸造の修行をした新潟出身の青年です。講談の中で中川清兵衛を語る時に、「ドイツの麦酒醸造所で修行を終えたときに授与された就業証書が、札幌にあるサッポロビール博物館に展示してあります。現在博物館はリニューアル工事中で、今年の4月末にリニューアルオープンします。是非出かけてみたいと思います。」と語らせていただいています。

調べました

もう居ても立ってもいられません…ANAのアプリで
4月20日の北海道行きの飛行機を予約
開拓使麦酒跡地に建設されているホテルを予約
博物館で実施されるツアーの予約
もう気分は北海道です!

目的は2つ
1)博物館の最初の入館者になること
2)中川清兵衛の修業証書を見ること

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Have a nice flight.

千歳空港、札幌と移動し、リニューアルオープンの前日なので、博物館は開館してないのですが…どうしても近くに行きたくて出かけてしまいました。

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当然、まだ開館されていません。
でも、扉は開いています。おそらく関係者の方向けのお披露目か、作業の為でしょう。訳を話せば入館できたかもしれませんが…ぐっと!ぐっと!我慢しました(偉い)

博物館と同じ建物の中に「サッポロビール園」があります。ジンギスカンとビールで有名なお店です。が、重富にとっては、北海道で稼働している「スイングカラン」のお店なのです。

丁度お昼時、「おひとりさまジンギスカン」はかなり寂しい気もしましたが、勇気を出して店内に、入口のスタッフさんに

重富「今の時間大丈夫ですか?」
店員「はい大丈夫です。何名さまですか」
重富「1人です」
店員「はいどうぞ」
重富「ビールサーバーが見える席をお願いできますか
店員「・・・・・」

丁度、サーバーの前の席が空いており、座ることができました。
早速、ビールを注文します
サッポロクラッシックを飲みたいところですが、最初は「黒ラベル」

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ビールサーバーの真ん前の特等席で、ビールが注がれるのを眺めながら、1人でジンギスカンを頂きました。かなりイタイオジサンだったかもしれませんね。

1人ジンギスカンの図 ⇩

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黒ラベルを飲み干して、サッポロクラッシックを注文。サッポロビール園さんでは、すべての銘柄がスイングカランでした。
ジンギスカンの焼き方の説明書があったのですが…うまく造れませんでした。次回は、北海道の方と一緒に来ようと誓います。
※まず脂をしっかり塗りもやしを敷き詰めてからの肉だそうです

今日はここまでです。

ホテルにチェックイン
このホテルの経営もサッポロビールさんでした。

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