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お客様と共にさらなる進化を目指す。第 3 回 Beatrust ユーザー感謝祭「All Together Now」イベントレポート

Beatrust 株式会社、Product Marketing Manager の Atsushi Tsukada です。いつも Beatrust on note をご覧いただき有難うございます。Beatrust 株式会社 は 2020 年 3 月の創業から丸 3 年が経過し、いよいよ 4 年目に突入いたしました。今回のユーザー感謝祭は、「共に、さらなる進化へ。」をテーマに企画をしました。

第 3 回を迎えたユーザー感謝祭「All Together Now」

創業から丸 3 年が経過し、Beatrust は有難いことに事業とプロダクトの両面で順調に成長を遂げており、多くの業界のリーディングカンパニーの皆様にご利用いただいております。延べユーザー数はいよいよ 30,000 人の大台を突破し、これもひとえに日頃よりBeatrust を応援してくださる多くのお客様のおかげと感謝しております。改めて厚く御礼申し上げます。

Beatrust は創業以来、「All Together Now」と名付けたユーザー感謝祭を年一で定期開催しております。日頃のご愛顧に対する我々からの感謝をお伝えする場であると共に、お客様同士をお繋ぎし、Beatrust 活用のベストプラクティスをシェアし合うネットワーキングの機会を作ることで、より多くのアイデアと実践が生まれるきっかけにしたいという願いが込められております。今回もまた、弊社に資本提供いただいております JAFCO グループ株式会社様のセミナールームをお借りし、第 3 回 All Together Now を開催致しましたので、本記事でその当日の様子をレポートしたいと思います。

導入推進者の皆さまをお招きして事例共有。Beatrust からは今後の開発計画の説明も。

今回 の All Together Now (Vol.3) ですが、Beatrust をご利用中の皆さま 15社 / 24名にご参加いただきました。徐々にコロナが収束に向かう昨今の状況ではございますが、万全の感染対策のため、各社様からの参加人数に適切な制限を設けつつお招き致しました。次回以降はさらに多くの皆さまをご招待差し上げられるよう、引き続き可能な限りの対応をしていきたいと思っています。

さてここからは、実際の会の流れに沿う形で、各セッションの簡単なサマリとそこに寄せられたコメントを紹介させて頂ければと思います。

1. オープニングトーク(Beatrust 共同創業者:久米 雅人)

開会に際してのオープニングトークは、弊社 Beatrust の共同創業者である久米雅人からご挨拶を差し上げました。法人立ち上げのさらに 1 年前、事業計画の検討段階で何を考えていたのか、当時を振り返りながら以下のような創業の “想い” をお話いたしました。

1. 世の中にある多くの未解決問題の中から、「世界中で共通普遍のテーマ」「自分が本気で取り組みたいと思えるもの」に真剣に向き合ったこと
2. 「良い組織とは何か?」という問いは有史以来の重要テーマでありながら、人類は未だ一般解に至っていないこと
3. 近年の働き方(生き方)の変化の中で、社会-組織-個人の関係性が大きく変わってきていること

歴史上「強い組織づくり」に成功したモデルケースや、大企業の中で働いていた自身の会社員経験などを交えながら、Beatrust が解決しようと目指している組織課題と、その先に実現しようとしている世界観を共有させて頂きました。

“組織の一人ひとりが、主体性をもって働くことが出来る環境づくり” に貢献するプロダクトを作りたい

2. ケーススタディ -A (オムロン株式会社様)

次に、ご利用中の企業様からの事例紹介として、オムロン株式会社様にご登壇いただきました。事業背景や Beatrust の導入を決意された目的、その先に目指しておられる組織のありたき姿をご説明いただいたことを皮切りに、クロージングイベントならではの非常に具体的なお話をお聞かせ下さいました。Beatrust の導入を推進する事務局の立場から、実際にどういった取り組みをしてこられ、どのような実績や事例が生まれているのか、非常に分かりやすくご紹介いただきました。また、ポジティブな成果だけでなく、未だ課題に感じておられることや新たに発生した懸案事項など、率直なご意見ご感想を示していただけたことは、他の企業様にとって大きな納得要素として受け入れられたことと感じています。

質疑応答のパートでは、「KPI はどのように設定しているのか?その目標を、誰とどのように共有しているのか?」といった、同じ推進者ならでは目線からご質問が発せられ、それに対しても非常に真摯にお答え下さいました。セッションをご聴講になった皆さまからは、

<A 社様 - コメント>
社内の課題感からの、Beatrust 導入、利活用の推進、他部署への展開は、ユースケースとして大変参考になりました。

<B 社様 - コメント>
Beatrust と連動した社内制度の工夫や、KPI 設定のやり方など、非常に関心を持ちました。

などのご感想をいただき、その後の懇親会では非常に積極的な意見交換がされておりました。クローズドイベントならではの良さはまさにこの「インタラクティブさ (双方向性)」にあると感じており、自社の取り組み内容が方向性として正しいか、上手くいっているのか、次は何に取り組むべきか、お客様同士で情報交換をし合いながら、「共に、さらなる進化」につながるきっかけとなれば主催としてこの上ない喜びです。

同時に、Beatrust 社員にとっても、お客様の声を直接聞くことが出来る貴重な機会をいただけたと思っています。プロダクトの具体的な改善要望のみならず、お客様の中での実際のユースケースや定性・定量的な評価をお聞きすることができたことは、今後に向けた大きなヒントになったと感じています。B2B(2C) プロダクト、中でも特に SaaS は、お客様フィードバックに迅速にお応えしながら絶えずプロダクトをアップデートしていくことが重要です。すなわち、お客様との “共創関係” により成り立っているビジネスであると強く信じており、それに対して真摯に向き合うことでユーザーお一人ひとりの体験価値の向上を実現できると感じています。プロダクト開発の面でも、お客様と「共に、さらなる進化」を目指していきたいと思います。

素晴らしい推進者の皆様方、そして現場のユーザーの皆々様に支えられている事実に対する自覚を新たにしながら、皆様により大きな価値を還元できるよう、社員一同ココロを一つにする良いきっかけになりました。

3. ケーススタディ -B (AGC 株式会社様)

2 つ目の事例紹介は、AGC 株式会社の磯村幸太さまに、「会社と個人で Beatrust をどのように活用しているのか」というテーマでお話いただきました。磯村さまは、本業としては AGC 社員として社内の組織課題の解決や企業文化の醸成などを “ファシリテーションのプロフェッショナル” として主導しておられます。その他にも、地方自治体のコミュニティ・マネージャーや、大学の研究員としても働かれています。そんな磯村さまは、副業での経験を本業に活かして新たな価値の創造に取り組む “パラレルプレナー” を自称しておられ、そのような越境学習の実践の場として「ご自身が」どのように Beatrust を使っておられるのかお話いただきつつ、同時に「組織 AGC として」の Beatrust 利用推進についてもお話いただきました。

Beatrust は「誰もが最高の自分を実現できる世界をつくる」をビジョンに掲げて事業展開をしていますが、まさに磯村さまはそのような働き方(生き方)のロールモデルそのものであり、とてもワクワクするお話をお聞かせいただけたものと思っています。

<C 社様 - コメント>
磯村さんは、まさに理想とする働き方・動き方をしていらっしゃる方だったので、お話を伺えてよかったです。

4. プロダクトの “いままで” と “これから”

最後のセッションは、Beatrust で Product Manager を務めている Akito Kashio / 柏尾明希人 より、プロダクトの進化についてお話を差し上げました。

前半パートでは、直近半年間のリリース・サマリをご紹介いたしました。Beatrust は B2B(2C) プロダクトであり、お客様からの一つひとつのフィードバックを最大のギフトとして受け取りながら改善を進めていること(進めてきた、こと)。これまでお客様からいただいたフィードバックが、具体的にどのような機能として実装されてきたのか、実績ベースでお客様と共有させていただくことを通じ、我々の開発スタンスをより良くご理解いただけたのではないでしょうか。

後半パートでは、今後スコープに含めている(=開発中の or コンセプト段階の)新機能や改善について、アイデアを共有させていただきました。Beatrust のミッションベースでの必要性や、ユーザーの皆様にとっての利用体験の向上、プロダクトとしてのグロース・エコシステムの中でどういった役割果たすものなのか等、多角的な視点からお話することを意識いたしました。直近の開発計画に対してご納得が得られれば大変嬉しく思います。ご参加されたお客様からは、

<D 社様 - コメント>
今後の開発ロードマップやプロトタイプのデモンストレーションが聞けてとても有益だった。

<E 社様 - コメント>
次回はぜひエンジニアの方も交えて改善案についての議論ができると、さらにシステムの将来的な展開について深堀りできて良いと思った。

といったコメントを頂いており、期待にお応えすべくチームとしての心を一つにする良い機会となりました。今後もこのような定期的な意見交換会の機会を設け、よりスピーディなプロトタイピングを通じて確実にご期待に沿うものをリリースしていきたいと考えています。

5.懇親会(ラウンドテーブル)

セッション終了後には、Beatrust 社員も入りながら、お客様同士の懇親会(立食形式)を実施いたしました。今回は特に Beatrust の導入を主導しておられる立場の方々を中心にお招きしましたので、同じ意識を共有するお客様同士で意見交換に花が咲き、非常に和やかな会となりました。このようなコミュニティ活動を通じ、お客様同士での相互支援活動やコラボレーションが生まれ、より良い利用方法の実践やプロダクトへのさらなるフィードバックなどのポジティブな循環が生まれるのではないかとの期待を感じる素晴らしい時間となりました。

<F 社様 - コメント>
Beatrust の推進者という同じ立場の他社ご担当者さまと意見交換できる非常に良い機会となった。自社では取り組めていない施策についてお聞かせ頂けたり、また、(上手くいっていることだけでなく)逆に課題に思っていることなどもざっくばらんに共有できたことがとても良かった。

<G 社様 - コメント>
普段お世話になっている Beatrust の皆さまと交流できて嬉しかった。営業担当の方はもちろん、普段接点の無いポジションの方ともお話する機会が持てたことで Beatrust への理解が深まった。

<H 社様 - コメント>
次回はさらに「心理的安全性」「利用促進」といったテーマ軸でのグループワークをやってみたり、同じ課題感を持った企業同士で議論を深められるような仕掛けがあるともっと良いかもしれないと思った。

<Beatrust 社員 - コメント>
今回も含め、全 3 回すべての All Together に参加していますが、ご利用中のお客様ご自身に発表していただけること、お客様同士で交流していただくからこその “納得感” を大事にしています。各社様、導入の目的も実際のご利用方法も違うからこそ、「なるほど、こういう使い方もあるのか!」という新鮮な発見がお客様にも、そして我々 Beatrust 社員にもあると思っています。前回からさらに一層コロナも落ち着き、新しいお客様がこの All Together に参加して下さったおかげで、また新たな見識・経験がもたらされたように感じました。各社様にとっては、自社でのお取り組み内容や課題感を相対化・客観視する良い機会になったのではないでしょうか。我々 Beatrust の側としても、今後の開発計画などをご説明できたことを嬉しく思います。ぜひ、今後の展開に期待を高めていただく機会となれば光栄です。

といった、多くの喜ばしい声が聞こえています。

今回の All Together Now (Vol.3) を終えて。

我々 Beatrust は、組織を超えて自律的なコラボレーションが生まれるような場を、理想的なデジタルインフラを通して提供していきたいと考えております。企業同士が手を取り合ってより一層大きな価値を世の中にもたらすこと。そして、そのような素晴らしい組織の中で、一人ひとりの個人がますます輝き、“最高の自分” を実現できるような世界を目指していきます。

今回は、Beatrust という共通点を通じて企業様同士を繋ぐ貴重な機会としてこのような交流の場を設けられたことを大変嬉しく思います。ご来場いただいた皆様におかれましては、改めてご参加有り難うございました。引き続き Beatrust をよろしくお願いいたします!

最後に、弊社 Beatrust では、一緒に働く仲間を募集しています。お客様の成功を第一に考え、プロダクトのチカラで新たな価値を世の中に提供していく。そんな意欲的な環境にチャレンジしてみたい方は、ぜひ弊社の採用情報をご覧いただき、カジュアル面談をお申し込みいただければ幸いです。
“誰もが最高の自分を実現できる世界” を一緒に目指してみませんか?

いかがでしたでしょうか? Beatrust は、2020 年に創業して以来、国内外のさまざまなグローバル企業やスタートアップなどで経験を積んだメンバーが、お互いを刺激し合いながら日々仕事をしているアーリーステージのスタートアップです。最近も素敵なバックグラウンドを持った社員が続々と参画してくれています。次回の社員紹介の連載もお楽しみに!。

Beatrust は、本日 2023.6 月時点で、正社員 27 名(国籍としては 9 か国)まで成長してきております。Diversity and Inclusion を保ちつつ、社員がより自律的・機動的に働くことを可能にするための取り組みにチャレンジしてまいりたいと思っております。Beatrust のヒト・モノ・コトを感じていただけるような情報をお伝えしていきますので、少しでも興味を持っていただけましたらこちらの “Beatrust on note” をぜひフォローいただければ幸いです。また、どうぞ宜しければ他の記事やニュースリリースも併せてご覧くださいませ。

今後とも Beatrust をどうぞ宜しくお願い致します。

(お願い)Beatrust への取材依頼や各種お問い合わせは、お手数ですが marketing@beatrust.com までお願い申し上げます。現在非常に多くのお問い合わせを頂いており、回答までお時間をいただく場合がございます。予めご容赦下さいませ。


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