fantasista

かっこよく生きるため

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最近の記事

タガタメ

「我が社は、地球環境に配慮した取り組みを行っています。」 最近(多分20年くらい)は、流行りもあって企業がやたらと植林をする。それが地球環境に対する取り組みだという。地球は木製だったのか。地球なのに木製か。と思ったりもする。論点はそこではないが、地球のためにやっています、と豪語する彼らに僕らは引っ張られるように、地球の事に思いを馳せる。 いや、地球???未だに海外に行ったこともない(なんなら本州から出たこともない)僕には実感がわかない。海外なんて、教科書に載っている縄文時

    • アウトプットの時間だよ

      久々に自分の想いというか思考を言語化しようと思った。 最近、とても感情がすっきりしないことが多くて人に気を使わせてしまうことがある。そのもやもやを解消しようと、世の中に不満を言ったりお客さんの愚痴を言ったりしている。就職活動やらなんやらで余裕がないからなのだけれどそんな自分に憤りを感じたりもする。 分かってるなら努力すればいいじゃん、と自分の言葉が自分を苦しめる。 やっと忘れられたと思った元カノの言葉に心を乱されていったいどうすればいいのか分からない。好きなのか好きじゃ

      • 主題歌:「hope」マカロニえんぴつ

        「私は40歳で死ぬ予定なんだけど」 そういって君は微笑んだ。一番白い笑顔を見せてくれた。この子はこの世界を愛しきれず、絶望を感じているのだろうか。それとも愛せないこの世界と別れられることに希望を抱いているのだろうか。僕にはわからない。でもきっと、悲しんでいる。僕はそんな彼女を救うことはできない。 僕は彼女を高校から知っている。正確には、”彼女の背中”を知っている。 高校の彼女は周りのイメージの殻の中に閉じこもっていた。僕はそんな事にも気づかずそれがホントの姿だと思ってい

        • モンスター

          こんなに怖い思いをしたことがない。 これまでの人生はとんとん拍子に過ぎていった。行きたい高校、生きたい大学に入り好きな人とは付き合うこともできた。やがて、段々と天狗になり始めた。やれば何でもできると思うようになっていた。実際、何でもできたのだから。できない奴を見ると勝手にいらいらし、「ちゃんとやれよ」と罵った。人はみな何でもやればできると思っていた。 だが、それは間違っていた。自分はただ、できないことから逃げていただけだった。苦手な歴史科目を選択せずに受験し、脈なしだと思

        タガタメ

          好きです。付き合ってください。

          恋をしていない。以前付き合っていた彼女に振られてから、人に惹かれない。それは、その人以上の人に出会えていないのか、はたまた、まだ未練があるのか。それはわからない。確かなのはドキドキしないということ。可愛くて、付き合いたいなと思うことはあっても、周りとの関係やリスクを思って関係が進まない。以前は、そんな事あとで考えようといって突き進んでいた。それほどの恋はもう起きないのだろうか。 さて、問題なのは出会ってしまったときである。もう、付き合う方法とかわからない。スマートなデートの

          好きです。付き合ってください。

          散々人を笑ってきた

          僕は今まで、散々人を笑ってきた。 何か難しいことに挑戦しようとする人。イケメンじゃないのに高望みしている人。 そんな彼らを、「どうせ無理だろw」、「何馬鹿なこと言ってんだ」と笑っていた。でももうそんなことはやめよう。そいつら嫉妬しているだけだ。そいつらがかっこいいと認めたくはないから笑うしかない。馬鹿にするしかできなかった。それで、相手にダメージを与えられると思っていた。けれど、外野は所詮外野だ。傷つくどころか、声すら届いていない、存在すら認識されていない。ちっぽけだった

          散々人を笑ってきた

          数字

          先日、”女優が一般男性と結婚”と言うニュースがが飛び込んできた。芸能人は芸能人と結婚するのが普通だと多くの人が思っているので一般男性である僕らは沸いた。 昨日芸能界にいる人とご飯を食べに行った。地方でリポーターをしたりしているらしい。とてもかわいくて、年上だ。僕の知らない世界をたくさん知っていて、周りには、イケメンで金持ちで、魅了的な人ががたくさんいるのだろうなと思うような話をたくさん聞いた。僕は、そんな彼女に臆してしまった。この話はつまんないかな、落ちがない話をしてしまっ

          拝啓、NPO法人なんとか様

          朝夕はようやく凌ぎやすくなりましたが、NPO法人なんとか様に置かれましてはお元気で活躍のことと存じます。 先日、貴方様に吉祥寺で声をかけられたのがもう遠い過去のように感じられます。私は、貴方様にお会いし、お話しできたことを嬉しく思います。当時私は、貴方様に様々な質問に答えました。そして、貴方様に投げかけられた私への疑問や矛盾点をそれ以降も私を悩ませ続けました。なぜこんなに「生」に対する執着がないのか。貴方様は「もう既にたくさんの物が手に入っている状況にあるからだ」と言ったよ

          拝啓、NPO法人なんとか様

          熱中と冷静

          飲み会で自分だけ素面でいる時の気持ちがわかる人はどのくらいいるのだろうか。 それはもう最悪なものだ。取り残されているし、しょうもないことで笑い合ってるそいつらが敵に見えてくる。 それは飲み会だけに限ったことではないのだ。例えば、イベント。テーマパーク。セックス。ホントは、熱中するのが”普通”なのだ。だが、何か訳合って冷静になったときは絶望的だ。もう、場違いにもほどがある。それは、カレーにきゅうりが入っている時と同じだ。「え、え?Meはどうしてカレーへ?」 きゅうりもびっく

          熱中と冷静

          思い出したように書くことではないけれど

          先月、新しいランニングシューズを買った。前のシューズのかかとが擦り減ってしまったから買った。前のシューズはウルトラマラソンを走り切ったので捨てるのはもったいないと思っている。けれど、もう履くことはないと思ったので最後に少しジョギングをした。 そのあと、300Mを走った。一年ほど履いていたシューズなのに今までで一番反発を感じられた。これがシューズの本来の力だったのかと今更ながら気づいた。 シューズが合わないと思っていたけれど、シューズの力を最大限引き出せていなかったのかと悔

          思い出したように書くことではないけれど

          dekinai

          人生20年を振り返った。 受験、部活、頑張ったことはたくさんある。僕には、できないことはないと思っている。いや、いた。 実際にはそうではないということに気づくのが遅すぎた。できないことから逃げていた。 部活では苦手なトレーニングを避け、受験では行けそうなところを第一志望にした。ホントはもっといい上に行きたかった。でもできなかった。でも、できないことに気づかないふりをしていた。それっぽい言い訳を考えて、積極的にそこに行ったかのように。 ホントにはできることが人よりは多い

          あっと驚く、玉手箱

          大学生 それは、自由を愛する者                       それは、酒と煙草を愛する者                     それは、サプライズを愛する者達 誕生日に運ばれてくるバースデープレート もう見飽きたよ       雰囲気のあるお店に行った時点で、というか祝う時点でそうなるのはわかるもはや驚くとかではない ただの儀式 (されたらうれしいけどね サプライズは驚かなきゃいけない義務があってすごく負担になる     してくれる方は喜んでくれたらいい

          あっと驚く、玉手箱

          擦り切れるほど音

          人類はいつから、音を楽しむようになったのだろうか。     人類はいつから、音と言葉を組み合わせたのだろう。 人類はいつから、音に価値を見出せなくなったのだろう。 昨今、世界中では音楽の定額配信サービスが当たり前のものとなった。月額たった1000円程度でメジャーな音楽は聴き放題だ。もうCDを買う人はいなくなってしまうのではないかと思うほどそれらの勢いがすごい。 一昔前(とは言っても僕はそれを知らないが)までは、音楽は生でしか聞けなかった。誰かが楽器を弾き、誰かが声を歌う

          擦り切れるほど音

          死ぬんデス

          死に方にも種類がある。寿命。自殺。他殺。事故。病死。大体こんなもんだろう。これらを2つのグループに分けるとすると他殺、事故と寿命、病死、自殺になる。 ところで、人と死は切っても切れない関係で結ばれている。この世に生まれた時点で死ぬことは確定しているからだ。だが、生きているうち毎日死と隣り合わせという状況にいるのはお医者さんなどのごくわずかな人である。それ以外の人々は、親戚や家族、友人、ペットが死んでしまったときぐらいにしか関係が目に見えない。 「死」というものを人間は恐れ

          死ぬんデス

          スーパーの中の隔離施設

          現在、スーパーマーケットでアルバイトをしている コロナウイルスの影響でスーパーは連日人だかり            レジ周りはビニルで覆われ隔離されている このビニルとマスクが僕とお客の距離を遠ざける お客が思ってるほどお客の声は相手には届いていない          店内は常にガヤガヤしているしビニルは思ったより分厚い、マスクで口の動きは見えない だが、それはお客側とて同じ。店員の声なんか聴こえていない これは、スーパーに限った話ではないのかもしれない 自分では

          スーパーの中の隔離施設

          自分に呪われる

          君を仲のいい友達だと思ったことはない。 友人に「俺は君にひどいことをしたが、俺は友達でいたいから許して」といったことを言われた。反射的にそう答えてしまった。そいつはいつもニコニコしていて何を考えているのか分からない。仮にそいつをA君としよう。俺はそんなAに気を許すことはなかったが一緒にいる時間は長い。それは二人でというよりも、複数の中の関係であった。二人の時は会話も弾まずという感じであった。だが、ある日関係は崩れた。 「友達でいたいから許して」とはどういう意味なのか。そい

          自分に呪われる