タガタメ

「我が社は、地球環境に配慮した取り組みを行っています。」

最近(多分20年くらい)は、流行りもあって企業がやたらと植林をする。それが地球環境に対する取り組みだという。地球は木製だったのか。地球なのに木製か。と思ったりもする。論点はそこではないが、地球のためにやっています、と豪語する彼らに僕らは引っ張られるように、地球の事に思いを馳せる。

いや、地球???未だに海外に行ったこともない(なんなら本州から出たこともない)僕には実感がわかない。海外なんて、教科書に載っている縄文時代と同じなのだ。実際に縄文時代なんてものがあったのかなんて誰にも分らない。だって誰もそれを見ていないのだから。それと同じように、僕にとっては海外も存在しないのだ。そんな僕に地球のことが分かるだろうか。無理だ。

目の前の半径2mの世界を守るので限界なのだ。目の前の好きな人の為に何もできなくて泣いているのだ。自分の中の矛盾を解消したくて、もがいてもがく。でも出来なくて社会や政治に対する不満を吐き合う。

何も出来ないのではなくて、何もしないの間違いだ。やろうという意思の問題だ。

そんなわけのわからない思考を、地球の誰かの為ではなくず自分のために募金箱に投げ入れる。

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