数字

先日、”女優が一般男性と結婚”と言うニュースがが飛び込んできた。芸能人は芸能人と結婚するのが普通だと多くの人が思っているので一般男性である僕らは沸いた。

昨日芸能界にいる人とご飯を食べに行った。地方でリポーターをしたりしているらしい。とてもかわいくて、年上だ。僕の知らない世界をたくさん知っていて、周りには、イケメンで金持ちで、魅了的な人ががたくさんいるのだろうなと思うような話をたくさん聞いた。僕は、そんな彼女に臆してしまった。この話はつまんないかな、落ちがない話をしてしまった、何の話をすればいいんだろう。自分をいいように見せたいという思いが先走って結局空回りしてしまう。それが普通だと思う。どうなんだろうか。

普通の人でもそうなるのだから、一流女優などと出会う世界線にいて親密になって結婚しようなどと言えるのだろうか。芸能界には自分より何もかも優れている人がいるだろう。その中で自分でいいのか、もっと適任者がいるだろう。などと考えてしまう。目に見えないものは、いつの間にか消えて無くなってしまいそうで怖い。

だから目に見えるものにこだわってしまう。学歴、年収、何人と付き合ったか、顔がかっこいいのか、おしゃれか。陸上はとても性に合うのはこのためだろう。自分だけの力で数字が見える。

だからこそ、自分にとって強敵だからこそ、目に見えないものから逃げてばかりではいけない。




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