【個人事業塾】 HSPの実体験で伝えます。心地よく働き続けるには、「◯◯の使い方」が違う人に気をつけること。
「起業して自分で稼げるようになりたい」
「自分の事業を伸ばしていきたい」
「自分の看板で生き抜いていきたい」
そんな個人事業主の方、スモールビジネスの経営者の方、起業願望がある方へ。
こんにちは😊
HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」オーナーの、ばっしーです。
交流会・オンライン講座・ライブ配信など
HSPさん達と交流できる「場」をつくりながら
オススメ情報を毎週無料でお届けする
「公式LINE」や
働き方を自分でつくって軌道にのせるための
「ビジネスコラム」「ビジネス相談会」などを
展開しています。
「あなたに合う生き方は、あなたを知ることから始まる。」
あなたが自身を知るきっかけとなれれば、幸いです。
さて今回は、ばっしーの「個人事業塾」と題したビジネスコラムをお届けします。
(「個人事業塾」過去記事は、下記のマガジンから)
***********************
この【個人事業塾】シリーズは、基本は誰にでも当てはまる内容で書くようにしているのですが…
今回は、結構HSPの方向けの内容なんじゃないかと思っています。
フリーランス、個人事業主に限らず、会社員・経営者、あらゆる「仕事人」は…
人間関係の中で、仕事をしています。
なので、「人とどのように関わるか」が、仕事における大きなウエイトを占めてきます。
一人で働く、フリーランス・個人事業主の場合でも…
依頼主・顧客がいないと仕事が成り立ちませんから、必ず人間関係がそこに発生します。
そして、HSPのように「周りから影響を受けやすい人」は…
人間関係からも、強く影響を受けます。
なので、心地よく働き続けるには、「人とどのように関わるか」がとにかく重要になってくるわけです。
そこで、気をつけておきたいポイントがあります。
それが、タイトルにもある…
「◯◯の使い方」が違う人に気をつける、ということです。
ぼくが会社を辞めて独立し、フリーランスになったとき。
「ライター」として、記事を書く仕事をメインとしていました。
クラウドワークス・ランサーズなどで募集案件を探し、できそうな仕事に片っ端から応募して…
なんとかかんとか、数をこなすようにしていました。
その中に、ある分野に特化した依頼主さんがいらっしゃいまして。
それがぼくの前職の経験が活かせる内容だったため、気に入ってもらうことができ、継続して依頼がもらえるようになりました。
はじめてやる割には、ギャラが悪くない。
ぼくは飛びついて、その執筆の仕事をこなしていきました。
ところが、いくつか案件をこなしていく中で…
違和感を覚えるようになりました。
それは、依頼主さんが出してくる「お題」です。
という具合の依頼が来るんです。
ぼくはこの「完璧な」の部分にものすごく引っかかりました…
(え、完璧な方法なんて存在するの!?)
と。
たしかに「〇〇を設立する」という目的を達成するための方法は、調べればたくさん出てきます。
でも、それをまとめたからといって、それが「完璧な方法」になるわけではありません。
いくらでも、「想定外」のケースは考えられるからです。
なので、ぼくとしては…
「いやいや、「完璧な方法」なんてないんだから、これはお題を変えてもらった方がいいですよ」
と言いたいわけですが
「いや、でも、まだまだ駆け出しのライターが、依頼主のお題に口を出すなんて…」
と葛藤し、結局言い出せずに、なんとかそれっぽい記事を書き上げました。
でも、納品後にモヤモヤが募るわけです…
(これでよかったんだろうか…)
依頼主にはOKはもらったものの、この記事を見た人はどう思うんだろう…
これが「完璧な」方法だと思うんだろうか…
もちろん、ぼくとしては精一杯の情報は詰め込んだけれど、それでよかったんだろうか…
そんなモヤモヤに包まれました。
そして、その後も、同じように「完璧な」「絶対できる」といった内容の依頼が届きました…
日に日にモヤモヤは募るものの、言い出せず…
ぼくはついに、その依頼主さんの仕事はお断りするようになりました。
ギャラもいいし、継続でもらえていただけに、手放し難かったのですが…
執筆をしながら…
(あれ、ぼくはこれをやるために独立したんだっけ…この時間は、何なんだ…)
という、とてつもない切なさというか、そんな気持ちに襲われて、この仕事自体がイヤになっていってしまったんですね…
そこからぼくは「受注型」のライターをやめて、「自分が伝えたいことを書ける仕事」を選択していくようになりました…
というのが、ぼくの体験談です。
今となって冷静に考えると、別にその依頼主さんは、騙そうとしていたわけでもないし、いい加減な人だったわけでもないと感じます。
ただ、「言葉の使い方」が違う人だったんですね。
その人が思う「完璧な」というのは、「よし、これでカンペキだ!」と口に出していう時の「カンペキ」というか。
「一切の例外なくガチガチの完璧」なんて意味では、きっと使っていなかったんですよね。
でも、世の中には「完璧な」という言葉を聞くと、ガチガチに固めたものを提出しなければならないと考える、そういう「言葉の使い方」をする人たちがいます。
ぼくは、HSPの方はその傾向が強いんじゃないかと思っています。
そういう人は、「言葉の使い方」が大きく違う人から仕事を引き受けると、もう大変です。
会社員で言えば、上司から…
「明日のイベント、しっかり準備しておいて」
と指示を受けたら、もうこのタイプの人は大変です。
(あれも必要、これも必要…)
(こんなケースがあるかもしれないから、事前にあの人に声をかけて…)
(あの人とあの人はあんまり近づけない方がいいから、ちょっと時間をずらして…)
なんて具合に、次から次に事態を想定し、準備に準備を重ねてしまいます。
でも上司からすると、全然そこまでのレベルは期待していなかったりするわけです。
すると、上司は「まぁ、そんなに大変じゃない仕事だろう」と思っていても…
こちらからすると、「なんて大変な仕事を振ってくるんだ…」といった心境。
大きなズレが生じてしまいます。
そうなると、上司は次々に仕事を振ってしまうので、部下は徐々につぶれていってしまうわけですね…
もちろん、こういうケースでは…
「準備は、どの程度を想定しておけば良いですか?」
などの事前確認、事前のコミュニケーションが大事だと思います。
それで、大部分のズレを解消できるかもしれません。
しかし、ぼくのケースのように「依頼主がやりたいことに、力を貸す形の仕事」の場合…
「それはちょっと」とは、言い出しづらかったりします。
なので、そういう時は、こちらから仕事を断る必要性が出てくるんですね。
駆け出しだろうとなんだろうと…
「前の仕事」が実績となって「次の仕事」が舞い込んでくるのが、フリーランス・個人事業主です。
自分の価値観と合わない仕事を続けていると、どんどんその延長線上の仕事が舞い込んできます。
モヤモヤは、溜まり続けます。
だからこそ、心地よく働き続けるには…
勇気を持って、「仕事を選ぶ」スタンスを持つことが必要です。
その時の判断基準の一つに…
「言葉の使い方」が大きく違う人からの仕事は気をつける
というものがあると思っています。
今のあなたの取引先の方は…
大きく価値観がズレている相手だったりしませんか?
心地よく働き続け、「選んだ仕事」が「次の望ましい仕事」を読んでくれるような、そんな良いサイクルのためには、この点に気を付けておきたいものです。
でも、そうはいっても、どうやって仕事を選んでいったら良いのか、判断が難しい…
という方は、ぼくと一緒に考えることもできます。
一緒に頭の中を整理し、状況を整頓し…
「いま、どこから手をつけていくべきか」を一緒に探してみませんか?
***********************
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営しています、オフィス秋晴れ代表のばっしーと申します。
繊細・敏感なHSPの方や、内向的なタイプの方の働き方・生き方をデザインするお話をお届けしています。
普段は、経営コンサルティングや、起業・働き方コーチング、全国講演会活動などを実施しながら、今年4年目を迎えたHSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営中です。
「フリーな心で豊かに生きる」そんな状態を実現できる人が一人でも増えていくように今日も活動しています。
「ほっ…」とできて「なるほど」と思える、そんなHSPさんたちの居場所づくりにチャレンジしていますので、ご興味あれば覗いてみてくださいね😊
<起業・働き方コンサルティング>
「働き方を変えたい」「起業を考えたい」「働き方を通じて生き方も豊かにしたい」そんな方にzoomでコンサルティング(90分)を提供しています。
「ここからの方向性がハッキリ見えてきた!」とスッキリした気持ちでまた今日を生きていける。そんな姿を目指します。
⇩コンサルティングの詳細は下記よりご覧ください⇩
ばっしーの各SNS・書籍・オフィシャルページは下記からどうぞ!
「おもしろいな」と思っていただけたらサポートしていただけると嬉しいです HSPのことを伝えていく事業の活動資金に活用させていただきます😃