バナナ@支援学校教員×HSS型HSP

自由で幸せな今を生きる/1980年製男/おおらかな妻&甘えん坊な中1息子/支援…

バナナ@支援学校教員×HSS型HSP

自由で幸せな今を生きる/1980年製男/おおらかな妻&甘えん坊な中1息子/支援学校勤務12年/病気休暇経験/保育園勤務3年/障がい児入所施設勤務5年/海外ひとり旅/朝活/読書/働き方改革/飲み会スルー/多様性/健康は資産/筋トレ/マラソン/ダイエット/

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支援学校のトリセツ

今夏、ホームページを開設したものの、続きませんでした。。。 同僚との人間関係で苦悩した経験と、そこで得たスキルでお役に立ちたいとサイトを立ち上げました。 wordpressというホームページのソフトがあるんですけど、私には扱いが難しかったです。 記事を書くことに集中できませんでした。 その後、10月にnoteを始めたんですけど、noteいいですね。 とっても書きやすい。(noteの回し者ではないですよ) なので、wordpressでやりたかったことを今後noteでやっ

    • 43歳の新人小学校教諭。ぐだぐだ奮闘記。

      新年度始まって1週間すぎました。 教員のみなさん無事ですか?笑 今年は、私にとってチャレンジの年。 小学校教諭免許状を取得後、21年間ペーパードライバーを貫いてきた私が、小学3年生を担任することになりました。 正確にいうと、特別支援学校内での教科指導になります。 特別支援学校の中にも、小学校と同じ教科書で、国語、算数、社会などの教科を勉強する子どもたちがいまして、その子たちを担任することになりました。 まだ子どもたちに授業はしていません。開店準備をしている段階です。 支

      • リラックスして、しかもいい緊張感をもって仕事をするために

        年度末になり、来年度4月から受け持つ学年や分掌(校内の役割分担)など、管理職から内々に伝わってきている。 伝え聞いた時には、新しい挑戦に力がみなぎってくるような感じがしたが、 やはり100%ポジティブなんてありえない。 夜中目が覚めてあれこれ考えを巡らしたり、朝起きても布団に留まりあれこれ考え込んでしまう。 そこで不安や焦りが発動する。 総合的に見ると、ポジティブ4割、ネガティブ6割といったところだろう。 ネガティブの原因を突き詰めていくと、大きく2つにカテゴリー分け

        • 脅し文句としての「教育委員会」 効果はあるのか?

          「教師は教育委員会を恐れている」という都市伝説は本当か? 結論から言うと、教員の中でも温度差が大きいです。 私の肌感覚ですが、現場の教員は世間が思うほど、恐れていません。 ただ、管理職やそこを目指している教員は、教育委員会には気を使う傾向があります。 「あなたのことは、教育委員会に逐一報告をしてますから。」 以前、校長からこんな言い方をされたことがあります。 きっと彼にとっては脅し文句のつもりだったのでしょう。 ただ、私には響かなかったです。 「いけないんだ。いけない

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          スケベ高校生の主張「ブラック校則を作ってください!」

          教育問題でやたらと話題に上がるのが、ブラック校則。 数年前には、ブラック校則が映画やドラマにもなりましたよね。 代表的な例にも紹介されてる「下着の色指定」 私が通っていた高校なんですけど、女子の制服は白のセーラー服でした。 席替えである女子の後ろの席になりました。 分かります?? 色付きの下着だと透けて見えてしまうんですよね。 というか、見てしまうんですよ。スケベ高校生なんで。 私がドスケベなのか、それとも意志が弱いのが原因か? 「今は先生の話を聞かなきゃ。授業に集

          スケベ高校生の主張「ブラック校則を作ってください!」

          「〇〇先生ってどんな人?」って偵察LINEが来る季節

          人事異動発表の時期になりましたね。 なんか職場がそわそわしています。 この雰囲気苦手です。 そして、この時期には偵察LINEの返答に困ってしまいます。 「〇〇先生ってどんな人?」 〇〇先生の異動先の教員から連絡をいただくことがあります。 あなたならどう返します? 同僚を悪く言いたくないし、かといって良いことばかり伝えて期待値をあげてしまうのもよろしくない。 困ってしまいますよね。 年度末って自分にとってよくない情報ばかりにアンテナを張って、 不安や心配がどんどん大きくな

          「〇〇先生ってどんな人?」って偵察LINEが来る季節

          恐怖は人を突き動かす 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」をみて

            北朝鮮から脱北する家族を撮影したドキュメンタリー映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」をみて感じたことを残しておきたい。 恐怖は人を突き動かす 人間は生き延びるため、恐怖の感情に強く反応するようDNAに刻まれている。 恐怖という感情は強烈で、美女や美男子よりも「猛獣」に注意が向くようにデザインされている。 恐怖は人を突き動かす。 恐怖の象徴 マスゲーム 一糸乱れぬ動きを披露するマスゲーム。 長時間の拘束、厳しい練習、トイレに行くことさえ許されず、下着の中に失禁するし

          恐怖は人を突き動かす 映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」をみて

          お餞別どうします?

          3月は別れの季節 あなたの職場には、お餞別を包む文化がありますか? 職場の規模、異動が多いと、お餞別を包むかどうか? 包む場合にも、誰に包んで、誰に包まないか? いくら包むか? その人との関係性、他の同僚とのバランス 相手に気を遣わせないよう、無礼にならないよう とっても気を遣いますよね。 私事ですが、只今、社会実験をしていまして、 いっそのこと「同僚と金品の受け渡しは一切しない」 村八分になるリスクを承知で実験を始めて3年目ですけど、 今のところ特に不都合は感じず、

          水を差す人になる。

          最近、閉塞感を感じたことはなんですか? 閉鎖的・排他的な集団や組織の常套句 「うちは、昔からそうしている。」 「〇〇する決まりになっています。」 「みなさんそうされていますよ。」 働き方改革が叫ばれて久しい教育現場でも よく聞く言葉です。 最近やたらと耳にしますし、 そんな言葉が鼻につきます。 人は変われない。 集団や組織に出来た「空気」には逆らえない。 そういうものだと理解しています。 それを前提にして、私ができることはなんなのか? 水を差すことだと思っています。 「

          「去年もやってましたよ」教員を説得する時の決め台詞(笑)

          皆さんは聞いたことがあるでしょうか? 日本人の国民性を端的に表したジョーク それに加えて、教員を海に飛び込むよう説得する時には、 「去年も飛び込んでましたよ」 前例主義の学校文化の中で、閉塞感やモヤモヤを感じることもあるでしょう。 「去年もやっていたから」 よくよく考えると理由になってない。 なのに、かなりの破壊力。 ほとんどの教員が納得してしまう(笑) これを使わない手はない。 うわ、めんどくせー仕事が降ってきそう。 よし、今だ。 「これ去年はやっていませんで

          「去年もやってましたよ」教員を説得する時の決め台詞(笑)

          出せなかった診断書〜やっぱり不登校は甘えではない〜

          学校が抱える問題として、教員の病休の多さがあります。 私も病気休暇を経験しました。 不調を感じたのが、コロナ禍真っ最中の2020年の5月ごろ コロナ禍に入り、環境の変化が苦手で、予定変更に弱い支援学校の子どものことを心配していました。 「この状況ヤバいな」 なんのこっちゃない。 子どもたちは、コロナ禍でも、たくましかった。 調子を崩したのは、むしろ私でした。 相次ぐ「予定変更」 それへの対応 世の中全体が疑心暗鬼になっている状況 今になってもはっきりとした原因は分かり

          出せなかった診断書〜やっぱり不登校は甘えではない〜

          人格の完成? そんなものは一生未完成

          人格の完成は、教育基本法の第1章の最初に掲げられている大目標。 疑問が湧きました。 そもそも人格って完成するものなの? じゃあ、私の人格って完成しているの? って教育基本法を改めて見返してみると、根本的なことが抜けていることに気づきました。 そうか、教育基本法って、何も子どもだけではなく、大人も対象にされているんだった。 社会教育、政治教育、宗教教育なんかは大人も含まれています。 私はこう解釈しました。 我々も教育を受ける対象者である。 人格の完成なんて一生できない

          人格の完成? そんなものは一生未完成

          公務員の苦悩 〜護られなかった者たちへ 中山七里〜

          読書記録です。小説になります。 護られなかった者たちへ 中山七里  NHK出版 2018年1月発行 又吉直樹さんの火花を読んで以来、もう9年くらい小説を読んでいない私。 小説にどこか苦手意識がある私でも、物語に入っていくことができました。 380ページのボリュームがありましたが、1ページ1ページ、噛みしめながら丁寧に読み進めることができました。 主人公や登場人物の多くは公務員 警察であり 福祉保健事務所の職員であり 広い意味で、私の同業者。 上位下達の組織の人間模様、

          公務員の苦悩 〜護られなかった者たちへ 中山七里〜

          「子離れしてください。」 できないから苦しいのに・・・

          高等部で、受け持っていた子どもの保護者から聞いたこと。 お子さんは、重度の知的障がいのある、自閉症男児。 支援学校の小学部から中学部へ進級してから、しばらく荒れた時期が続いたそう。 環境の変化から情緒が乱れるのはよくあること。 ただ、初めて経験する保護者としては、気持ち穏やかではいられない。 当たり前の話。 当時の担任に色々相談したそうだが、荒れが収まるどころか、激しくなっていく。 保護者の方も疲弊していく。 そんな中、教頭から言われた一言を保護者は、ずっと引きずってい

          「子離れしてください。」 できないから苦しいのに・・・

          主体性という病③(最終回)〜教師が手放すべきもの〜

          主体性という病 3回シリーズの最終回 第1回をざっくりまとめると、 人間は本来、主体性な生き物 大人や社会が子どもの主体性を奪っているだけなのでは? という考え方を私はしています。 第2回をざっくりまとめると、 主体性を手放さないために大切なこと 1自分の見方、感じ方を大切にすること。 2それに人に伝えること。 3自分の感性、良心に従って行動すること。 でも、それは簡単なことではない。 主体性を手放さないためには、嫌われる勇気が必要。 では、主体的対話的深い学びを実

          主体性という病③(最終回)〜教師が手放すべきもの〜

          主体性という病②〜嫌われる勇気〜

          前回の記事をざっくりまとめると、 人間は本来、主体性な生き物 大人や社会が子どもの主体性を奪っているだけなのでは? という考え方を私はしています。 では、そこから踏み込んで、 子どもに主体性を求めるには、まずは私が主体的でありたい。 そのために何ができるか? 嫌われる勇気をもつこと。 主体性は育てるものではなく、手放さないようにするもの。 どうして奪われていくのか? その要因を探ると、ここに辿り着きます。 「嫌われる勇気」 小学生の頃 友達の輪の中から追い出されるのが

          主体性という病②〜嫌われる勇気〜