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【病休教員】仕事の意義を考えてみた。

働けていない今だからこそ感じる、仕事をすることで得られるメリットをまとめてみました。


収入を得る

真っ先に思いつきました。

スキルが身につく

仕事をして収入を得ながらも、職業訓練を兼ねているという。
生活に役立つスキルも身につきます。

人とのつながり

人間は社会的動物なので、人との良好なつながりを意識できなければ幸せにはなれません。
仕事を通して築いたよい人間関係は、人間の根源的な欲求を満たすことができます。

健康のため

仕事をすることで、生活リズムが整い、
適度な運動にもなります。

休職中には特に意識させられます。
スマートウォッチでは、歩数の激減が可視化されますし、
教員にとっては、栄養バランスのよい給食を失うのも辛いですね。

時間の有効活用

一定時間を仕事に当てることで、
残された時間をより有効活用しようという意識が芽生えます。
定年退職後、時間を持て余している方も少なくありません。

金曜日の夕方の感覚

仕事をやりきった後に感じる、達成感、爽快感
あの感覚を感じられなくなりましたね。
テスト期間を終えた息子が
「終わったぁ〜!」と清々しい表情をしていたのが
うらやましく思えました。

ステータスとしても

働くということは一種のステータスだとも感じます。
働く人が偉くて、働けない人が偉くないわけではないですが、
なんかねぇ・・・
働いてないと引け目を感じる自分がおります。

感謝してもらえる

上記のような素晴らしいメリットを享受しながらも、
人から感謝されることもある。
こんなことがあっていいのでしょうか。
社会的動物である人間にとって、収入以上の喜びとも言えます。

番外編:心からよいと思う支援ができる


一般企業では、会社の方針や上司の指示で、
顧客にとって不利になるような商品やサービスを勧めざるをえない場面が当たり前にあります。
教員(公務員)のメリットだと思うことなのですが、
クビや減給を恐れず、
子どもや保護者にとって本当にいいと思う支援ができること。

高い教材を売りつける必要もありません。
過剰な支援で荒稼ぎする必要もありません。

上司のご機嫌を損ねても、
教員であれば少なくとも生活を破綻させられる心配はありません。
最大のリスクが同じ自治体内での左遷(転勤)になるのでしょうか。

もし、ノルマ達成の可否に生活がかかっていたら・・・
人間って弱い生き物です。
自分がいいと思った支援をするよりも、
子どもや保護者にとっては不要な、高い教材を勧めるかもしれません。


高等部の生徒にも「仕事をするメリット」について授業をしたことがあります。
病休中の教員の立場で考えてみても、仕事をするってメリットだらけ。

復職したら、
憂鬱になるであろう日曜日の夕方に読み返したいと思います。

人はないものねだりをするものです。
仕事をしているときには、「時間持ち」にあこがれて、
仕事ができない状態になると、仕事のメリットが身にしみます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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