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台湾映画レビュー【惡女】

今回は台湾映画【惡女】を紹介します。
英語名は【Lost in Perfection】です。
とっても面白いので、ぜひご覧ください!

ここ数日ずっと1位!!!

メインキャラクター

黃立美

  • アナウンサー

  • 林大為の婚約者

  • 黃志德の娘

林大為

  • 歯医者

  • 黃立美の婚約者

黃志德

  • 元編集者(退職済み)

  • 黃立美の父

  • 何秀蘭と交際している

何秀蘭

  • 職業不明(無職?)

  • 黃志德と交際している

李國倫

  • 検察官

あらすじ

立美はメディア業界で有名な人物。
長年交際している恋人の大為との結婚式に向けた準備を進め、
幸せな人生を迎えようとしていた。

しかしある日、立美父親が再婚を考えていることを知り、
その相手が謎の女性秀蘭であることを知る。

秀蘭は学歴は低いが、優しく賢く、料理や介護が得意な所謂良妻。
立美の寝たきりの祖母との関係も築いていた。

ある夜立美はとあるニュースを目にした。
秀蘭が殺人容疑者としてニュースの見出しに登場していたのだ。
彼女の元交際相手達は自殺をし、
死の直前に秀蘭へ多額の金銭を送金していた。

父親を守るため、立美はメディアが秀蘭と父親の関係を報道するのを防ぐために全力を尽くし、同時に検察官の國倫との捜査を開始する。

秀蘭は本当に殺人を犯したのか?
どんな謎が隠れているのか?
真の悪女は誰なのか?


以下は感想になりますが、
ネタバレが含まれるので気になる方は
ぜひNetflixで作品をご覧になってください!!


感想


モデルは日本の事件?

「あー日本にもなんかこんな事件あった気が…」
と思い調べてみると、
この【惡女】のモデルとなったのは日本の
”平成の毒婦・木嶋佳苗”
と記載がされていました。


魅力的な女とは

秀蘭は特別な美人ではないし、
言ってしまえば料理ができて、世話好きな、
どこにでも居そうなおばちゃん。
でも、そんなおばちゃんに魅了されてる人が何人もいる。
料理で胃をつかむとか、ベッドで相手を依存させるとか、
そうやって相手が欲しいものを与えて
その対価のごとく自分が欲しいもの(金)を
合法的に手に入れる。
誰にでもなせるわざじゃないなと思いました。


最低なフィアンセ

大為はホント絵にかいたような「男」
バリキャリできる女、立美に満たしてもらえない
承認欲求や、性欲を
若くてかわいい浮気相手で満たすという。
(浮気相手は楽天チアの林襄、マジで超かわいかった)

立美に「その子と結婚するの?」ときかれ
「そんなの無理だよ!親が許すわけない…」
(家柄的にその辺のただの女の子と結婚はできない)
とあっさり言う所も嫌な男だなと思った。
林襄に謝れ!!!)

後に立美が休業して料理教室に通い
大為のために食事を用意して、
「俺が望んでたのは、これなんだ」
って言ってたのがツボ。
歯医者とか医学系の人はプライドが高いイメージ。
結局いうこと聞いて自分に尽くしてくれる女が好きなんだよ…。


お金持ち主婦怖い

映画後半で立美秀蘭が通っていたという
高級日本料理教室に通い始めた。
その額60万元(今のレートで287万円)。

そんなお金持ち主婦たちが料理の傍ら
「ご飯に毒盛れば気付かれないわよ(笑)」
って平気で冗談言っててドン引きしました。


ちゃっかりさん立美

秀蘭立美
「ベッドの上でのコミュニケーションは大事よ」
的な話をして、下着をプレゼントした時
立美は「何様よあんた!」って感じだったのに
後に國倫を家に呼ぶときその下着付けてて笑った。
ちゃっかり自分も浮気してるし、
でも高級料理教室の学費は婚約者大為に払わせてるし
あれ、なんか段々と秀蘭に近づいて来たんじゃ…?


ほんとに炭は料理に使うのか!

秀蘭が炭を送ったり、自分の家にも常備していたと聞いて
これ絶対クロだ…と思ったのに、
立美が料理教室に通い始めてびっくり。
本当に炭を使ってる。
しかもただの炭じゃなく、
最高品質の高級品「備長炭」
わざわざ炭火で海苔を炙るなんて、
優雅だ。。。


意味深なラストシーン

ラストシーンは立美が家に帰ると
大為がゲームをしてる。
部屋は相変わらずぐちゃぐちゃ。
「今日の晩御飯は何?」とのんきに聞く大為
「今日はあなたの好きな炙りカツオよ」
と答え料理を始める。

グッサグッサ魚を捌いて、
笑顔で炭をおこす。
料理してる後ろ姿が写って、
どんどん引きになっていくところでふと、

あれ、部屋めっちゃきれいになってない?
と思いました。
きっと、そういうことですよねっ。

まとめ

この春節休みに映画やドラマをいくつか見たのですが、
映画の中ではこれが一番面白かったです。
特に女性は、スカッとする内容かなと思います。
男性は「女怖い…」ってなるかもしれません。
ぜひ、ご覧ください!!!

その他の映画レビューは以下をご覧ください♪


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