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9/13(金) 🇺🇸米国マーケット情報 (パフォーマンス、経済指標、 $NVDA 決算情報)


🇺🇸株式市場振り返り



HEADLINE

✅ 金曜日の取引では、米国株式は上昇した。前週の大幅下落のあと、5日連続の上昇で取引を終えたが、最高値からはやや下回った



🇺🇸米国株は上昇📈


🔘 DOW:     
+ 0.72%
🔘 S&P500:     
+ 0.54%
🔘 NASDAQ:    
+ 0.65%
🔘 RUSSELL2000:  
+ 2.49%


 今週の大幅上昇の締めくくりとして、株価は上昇した。最近の金融関連の記事で、FRBが9月18日のFOMCで大幅な利下げの可能性を完全に排除していないことが示唆されたことを受け、50ベーシスポイントの利下げ期待が急上昇したことが、最近の株価上昇の主な要因

🔘  また、ミシガン州インフレ期待がインフレ急騰前の水準に戻ったことを受け、ソフトランディングへの楽観論も高まりました。

🔘  Nasdaqは11月23日以来の高値を記録し、S&Pは7月の最高値に1%まで迫った。

🔘  半導体、住宅建設、小売、エネルギー、機械、地方銀行、クレジットカード、メディア、航空、クルーズ船、化学、産業用金属などのセクターが特に上昇した。

🔘  大型週の終盤、7銘柄はまちまちの動きとなった。

🔘  全体的に弱含みの銘柄は多くなかったが、相対的に出遅れているのは医療機器、製薬、航空機(BA)、小口配送/物流、中国テクノロジーであった。



✅ 🇺🇸経済指標・経済ニュース


🔘  8月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)
予想を上回る結果となった
。現状と見通しの双方の改善が寄与した。
リリースによると、消費者は依然として慎重な姿勢を崩していないが、耐久消費財の購買状況は価格に対する認識の改善に伴い改善した。

🔘  1年先インフレ期待
若干低下した
が、5年先の期待は若干上昇した。

🔘  8月輸入物価および輸出物価
ともにコンセンサス予想を上回る低下となった。

来週は小売売上高、住宅関連データ、9月の地域別製造業景況感指数が発表される。

🔘  小売売上高
FRBが成長リスクを厳しく監視していることから、特に注目される見通し。 7月の1.0%増に続き、8月の小売売上高は前月比0.2%増となる見通し。

🔘  水曜日のFOMCの決定(およびSEP/ドット・プロットの更新)は、今週最大のマクロイベントとなる。


Fed Speak

🔘 特に無し


✅ 🇺🇸企業情報、決算情報


🔘 ORCL
今週、決算発表後の上昇をさらに伸ばしている。同社は29年度の売上高を1040億ドルとガイダンスし、コンセンサス予想の880億ドルを大幅に上回った。また、営業利益率45%という目標についても市場はポジティブに受け止めている


🔘 ADBE
第4四半期のガイダンスが失望的な内容であったこと(第4四半期の新規ARRはコンセンサス予想の5億5000万ドルに対して5億ドルと予想)や、25年度のベースラインに対する懸念から、圧力を受けている


🔘 UBER
Waymoとの自動運転配車サービス提携拡大により上昇


🔘 BA
工場労働者のストライキや格付け機関による債務格下げの検討により下落


🔘 RH
需要の加速と品揃え刷新の追い風により、2024年のガイダンスを引き下げたにもかかわらず大幅上昇

🔘 トランプ政権の元高官らは、トランプ氏が勝利した場合、FNMAFMCCの民営化計画に取り組んでいると報じられた。

🔘 PDD
ホワイトハウスがShein、Temuが利用した貿易の抜け穴を塞ぐための新たな規則を計画しているとの報道を受け下落



指数/セクター別 パフォーマンス



指数パフォーマンス
(前日比)


セクター別パフォーマンス
(前日比)


指数パフォーマンス
(前月比、前年比)


セクター別パフォーマンス
(前月比、前年比)




その他 パフォーマンス


  • 国債: イールドカーブのスティープ化に伴い上昇

  • ドル・インデックス: 0.3%下落し、円が際立った📉

  • 金: 1.2%上昇📈し、史上最高値を更新🚀

  • ビットコイン先物: 2.4%上昇📈

  • WTI原油: 0.5%下落して取引を終えたが、4週連続の下落の後に週足では上昇📈




今週の🇺🇸経済指標発表
(日本時間)



✅ 9/11(水)


★★★ コアCPI (前年比) (8月)
🔘結果:3.2% 🔘予想:3.2% 🔘前回:3.2%
★★★ コアCPI (前月比) (8月)
🔘結果:0.3% 🔘予想:0.2% 🔘前回:0.2%

★★★ CPI (前年比) (8月)
🔘結果:2.5% 🔘予想:2.5% 🔘前回:2.9%
★★★ CPI (前月比) (8月)
🔘結果:0.2% 🔘予想:0.2% 🔘前回:0.2%
引き続き緩やかな物価上昇が予想されており、連邦準備制度の利下げに関する議論に影響を与えそうだ



✅ 9/12(木)


★★★ 失業保険申請件数
🔘結果:230K 🔘予想:227K 🔘前回:228K
★★☆ 失業保険継続申請件数
🔘結果:1,850K 🔘予想:1,850K 🔘前回:1,845K

★★★ コアPPI (前月比) (8月)
🔘結果:0.3% 🔘予想:0.2% 🔘前回:-0.2%
★★★ PPI (前月比) (8月)
🔘結果:0.2% 🔘予想:0.1% 🔘前回:0.0%



✅ 9/13(金)


★★☆ ミシガン5年インフレ予測 (9月)
🔘結果:3.1% 🔘予想:3.0% 🔘前回:3.0%
★★☆ ミシガン消費者信頼感見込み最終 (9月)
🔘結果:73.0 🔘予想:71.0 🔘前回:72.1

★★☆ ミシガン大学期待インフレ率 (9月)
🔘結果:2.7% 🔘予想:2.8% 🔘前回:2.8%
★★☆ ミシガン大学消費者信頼感指数 (9月)
🔘結果:69.0 🔘予想:68.3 🔘前回:67.9
上昇し、4カ月ぶり高水準となった。1年先のインフレ期待が2020年12月以来の水準に低下したことなどが寄与
1年先のインフレ期待は4カ月連続で低下。今回の調査では、インフレよりも失業を懸念する消費者の割合が高いことが示された。
この見方は、FOMCで利下げを開始すると見込まれる米金融当局者の見解と整合する



決算情報


9/9〜🇺🇸決算スケジュール
注目は
9/9 $ORCL
9/12 $ADBE $RH


Pick Up Earnings


  • 予想を上回る決算を発表し、今四半期のガイダンスも予想を上回った。
    現在進行中の人工知能ブームの主な受益者である。

  • しかし、最新の数字が成長鈍化を示しているため、株価は7%下落📉したが、年初来では約150%上昇


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