馬鹿な奴の意見

私は、戦前生まれの、76歳、もう少しでこの世との縁が尽きる歳です。ノートを始めたきっか…

馬鹿な奴の意見

私は、戦前生まれの、76歳、もう少しでこの世との縁が尽きる歳です。ノートを始めたきっかけは、いろいろな事象を考えてる内に、マスコミを含めて議論されることが独善的で、もっと多様な考えが出てきてもよいのではと考えたからです。馬鹿な私が、馬鹿なりの意見を書いていきたいと思っています。

最近の記事

日本伝統的国民性は何処へ

 最近歳を取ってきた関係からか、古き良き時代の慣習に憧れを抱くようになりました。馬鹿な奴が考えている「古き良き時代」が何時頃を指しているのか明確にできませんが、少なくとも50年以上前のことでしょう。この時代が「古き良き」時代なのかどうか「古き悪き時代」だったのかもしれません。  最近周りの人の行動を見ていますと、前には考えられなかったような行動が当然のごとくとられています。  仕事でいえば、仕事一辺倒であり、周りと懇親を深めるような行動、私語を含めて極めて少なくなりました

    • 尊いお方

       ここ1月あまり投稿せず、期待にそむき、誠に申し訳ありませんでした。  所得税の確定申告にたずさわっている関係で・・・・(言い訳は無しよ)  今日は、先日開催された浄土真宗の仏教勉強会のことを書いてみたいと思います。この勉強会は、中央仏教学院の卒業生及び生徒によって毎月1回土曜日の午前10時から開催されているものです。今回の勉強会はテレワークによって開催され、関東地区はもとより広島、京都、石川からの参加もありました。  今回は、この勉強会に参加された者(仮に「Aさん」と呼ば

      • 持続化給付金を考える

             今朝(2月17日)の産経新聞の朝刊に「JRA厩務員ら不正受給か・・・持続化給付金「100人以上」」の見出しが躍っていました。事実はどうかはっきりはしませんが税理士が関与しているとの疑いが出てきています。いくらコロナ禍により困っているとはいえ、国を騙して利益を売るというのには非常に憤りを感じます。これに関連して昨年の前半に特別給付金が全国民に給付されました。      インターネット検索  持続持続化給付金は、日本における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

        • ラクダがいる雲(ゴルフ場の若手・美人キャディーさんからいただきました。

        日本伝統的国民性は何処へ

          邦楽と世界音楽(西洋音楽)を考える

           馬鹿な奴(私)は、以前能楽を習っていました。このことはこのブログの最初のころに述べさせていただきました。私が能楽を習い始めた理由は種々ありますが、西洋音楽のメロディーがどうしても私の心に響かなかったことも大きな理由の一つでした。また、絶対的な音程が取れなかったことも事実です。約30年間能楽を師匠から懇切丁寧に、かつ、極めて厳しく教えていただきました。と同時に、芸術を極めた人の人生観、弟子に対する対応の仕方も見せていただきました。現在の私が存在するための大きな教えとなったこと

          邦楽と世界音楽(西洋音楽)を考える

          「譲カード」に関して

              先日テレビを見ていましたら、コロナウイルスに関する報道がありました。非常に関心がありましたのでこの記事を書いてみました。    大阪大人間科学研究科未来共創センター招聘教授で、循環器科専門医の石蔵文信氏は、「新型コロナウイルスの感染症で人工呼吸器や人工肺などの高度治療を受けている時に機器が不足した場合には、私は高度医療を譲ります」として「譲カード(ユズリカード)」を作られました。終末医療を想定し事前に作成される「尊厳死宣言」とある程度似ています。今回のコロナ感染にかか

          「譲カード」に関して

          万事塞翁が馬(パワハラ、遺言)

           「万事塞翁が馬」という諺があります。これは人生を送るうえで大変意味のある言葉だと思っています。  昨年、馬鹿な奴が教えを請いている人が、物凄いパワーハラスメントを受け、ノイローゼとなり、鬱病にかかられました。パワハラをした人も良く知っていますが、さもありなんという感じです。このパワハラを行った者はすべて自分が正しいと考えている以上、この者のパワハラ体質は治らないでしょう。ただ、パワハラを受けた者は、本人の意思もあり現在は治られたようです。そしてここで考えたいのは、パワハラ

          万事塞翁が馬(パワハラ、遺言)

          税制への疑問?

           馬鹿な奴(私)が国民の注目の的である税金のシステムについて意見を述べるのは非常に恐れ多いところです。でも現在の日本の税制には大きな問題があると思うのです。これについて述べてみたいと思います。  まず第一に税金を徴収(納付)する目的です。もちろん税金である以上、国、地方自治体の運営に必要な資金を集めることです。国税庁は「私たちが納めた税金は、国民の「健康で豊かな生活」を実現するために、国や地方公共団体が行う活動の財源となるのです。私たちは一人では生きていけません。税は、私た

          税制への疑問?

          謹  賀  新  年

           令和三年(西暦2021年)の新春を迎え、改めて新年のご挨拶をさせていただきます。明けましておめでとうございます。  昨年は、コロナ禍が猛威を振るい、健康、経済その他多くに影響を与えました。今年こそは、絶対にコロナ禍に打ち勝ち、従前の健康な生活を営みたいものです。  まずもって昨年末ブログへの投稿が中断してしまい改めて謝罪させていただきます。  馬鹿な奴私も今年1月で喜寿(77歳)になります。昨年も老齢になってもなお、種々の出来事がありました。前立腺がんの手術、中央仏教

          謹  賀  新  年

          コロナウイルス禍を考える

           コロナウイルス禍が最近また増大し、第3波が来たと報道されています。  これについて馬鹿な奴の思いを書いてみました。  まずは、コロナウイルスの感染者数です。その日の感染者数が発表されますが、いつも当日の午後の早い時間に発表されます。発表時間が、夜の時間ということはありません。発表された内容からすれば当然、前日の何時から発表日の直前までに報告された感染者数等なのでしょう。そして、その感染者はすべてそこの住民なのでしょうか、それとも他の地域の住民も含まれているのでしょうか。感

          コロナウイルス禍を考える

          初出勤

           私の母が6年前に浄土に旅立ち、これが契縁となって仏様の教えに導かれ、その教えを勉強するようになりました。縁があり、浄土真宗本願寺派の中央仏教学院通信教育学部に入学し、学習過程、専修過程を経て本年卒業できました。昨年9月、京都にて得度を行い、僧侶となり、所属寺の衆徒となりました。  今回は、去る22日行われました所属寺で行われました報恩講に初めて出勤した感想等を書いてみたいと思います。  浄土真宗は、お釈迦様が書かれた大変多くの経典(約4万5千ともいわれています。)の中から

          選挙と投票率

           馬鹿な奴(私)がまたまた突飛な考えを述べさせていただきます。  日本においては令和2年9月16日安倍晋三さんから菅義偉さんに総理大臣が交代しました。そして、この交代に伴い菅総理大臣の信任と衆議院議員の任期が4年であることから衆議院の解散総選挙が取りざたされています。  また、アメリカ合衆国においては先日大統領選挙が行われ、バイデン氏が当選したようですが、現在のトランプ大統領はこれを認めてないようです。でも、種々のニュースを見てみますと、この大統領選の投票率は、66.4%だと

          学問の自由(日本学術会議問題に関連して)

           日本学術会議の会員の任命問題が、政治問題化(?)しています。現時点では、種々の方々がこの問題で論評されていますので、馬鹿な奴(私)が意見を述べることは、本当に馬鹿な意見になることを十分承知したうえで書いてみました。  学問の自由についてインターネットで検索しますと、「学問研究・研究成果の発表・討論・教授・学習などに関して、政治・宗教・経済など一切の外的権力からの干渉・制限・圧迫を受けることなく、活動しうること。日本国憲法第23条に「学問の自由は、これを保障する」と規定され

          学問の自由(日本学術会議問題に関連して)

          「人命の尊重」を考える

           日本国民は、全ての人が人命の尊重を訴えています。 いかに馬鹿な奴(私)でもこれに異論を唱えることはないでしょう。 中東での内戦、イスラム過激派による悪逆非道な行為による日本人等の殺害、ウクライナでの内戦、中国の香港住民への圧政、少数民族への圧政、北朝鮮の圧政、人種差別、古くはナチスドイツのユダヤ人虐殺、第二次世界大戦、原爆投下による爆死etc  種々の場面で人命が失われています。 戦争を起こした側には、それぞれの理由があるとは思います。その理由のすべてを否定するつもりはあり

          「人命の尊重」を考える

          パワーハラスメント受難歴

           つい最近、馬鹿な奴(私)の知人がパワーハラスメントを受け、うつ病になってしまいました。この話を人づてに聞いた時、これだけパワーハラスメントについて世情騒がれているのに、身近に存在するんだと驚いてしまいました。  もう30年以上前のことですが、馬鹿な私も2回パワハラを受けたことがあります。その時のことを思い出しながら書いてみましょう。  第1回目は、人事異動があり、新たに上司が赴任してきたときのことです。その上司は、私の経歴に嫉妬した様子が見て取れました。そして、人事異動

          パワーハラスメント受難歴

          恋の行方・・・

           馬鹿な私には、「恋」について語る資格はないと思っています。  しかし、残り少なくなった人生を考えてみると、幼い時、少年、青年の時代の異性に対する感情を思い出すのも一興でしょう。  この文章を書こうと思ったのも、先日故郷に帰って、故郷の雰囲気、人情に呼びさまされたからです。  私は、父が戦死したこともあって早く自立をしなければならないと考えていました。そして、出来るのならば立身出世を考えていました。生活費に困らない職業につくこと、また勉強のできるところと考え税務会計の道に進

          恋の行方・・・