見出し画像

選挙と投票率

 馬鹿な奴(私)がまたまた突飛な考えを述べさせていただきます。
 日本においては令和2年9月16日安倍晋三さんから菅義偉さんに総理大臣が交代しました。そして、この交代に伴い菅総理大臣の信任と衆議院議員の任期が4年であることから衆議院の解散総選挙が取りざたされています。
 また、アメリカ合衆国においては先日大統領選挙が行われ、バイデン氏が当選したようですが、現在のトランプ大統領はこれを認めてないようです。でも、種々のニュースを見てみますと、この大統領選の投票率は、66.4%だと報じられています(フロリダ大学調査)。高い投票率ですね。

 今回馬鹿な私が考えたのは、選挙の投票率についてです。選挙権のある者の中には種々の人達がおられます。歩くことが困難な高齢者、寝たきりの者、歩行ができない者、入院中の者等の身体的事情から投票に行かれない方がおられます。また、政治に全く関心のない者もおられます。投票しても体制が変わらないから放置している者もいます。選挙に関心がない、無視する者もいます。不在投票制度ができてから事前投票する者も増えてきましたが、これに乗っからない者もいます。
 インターネットから衆議院選挙の投票率の推移を探してみました(下記の通り)。ここ20年近く、投票率が大きく下落しています。特に地方選挙においての投票率は50%を下回っていることがわかります。投票率が50%を下回った場合の選挙の効力について如何に考えればよいのでしょうか。この投票率について、世界を見ても高い投票率の国もあれば投票率の低い国もあります。ある資料によれば日本の投票率は、世界の中で150位という資料もあります。

 馬鹿な奴は、投票率が50%未満の選挙については、選挙自体が無効だと考えるのは考えすぎなのでしょうか。投票率は最低でも70%を越える必要があると考えます。投票率が50%未満である選挙が、公平な民意を表しているのでしょうか。非常に疑問を感じるのです。話は変わりますが、多くのマスコミにおいて政治、経済、演芸等々について種々のアンケートが実施され、無回答者を無視してその結果が発表されています。中にはデーターを改ざんしたのではと疑われるものもあります。選挙ではそんなことは絶対ないと考えたいものです。
 馬鹿な奴は、投票率が50%に至らない選挙は無効(やり直し)とすべきではないかと考えるのです。選挙区に在住する者が、民主主義の基本である議員を選ばないことは、民主主義の権利を放棄したことと同意義だと考えざるを得ないのです。民主主義の権利を守るためにも、選挙民の過半数以上が選挙に参加し、その結果に基づいて政治、自治を行うべきだと思うのです。したがって、投票率が50%に満たない選挙は無効として再度選挙をやり直すのです。投票率が50%を超えるまで何回も選挙を行うのです。そのためには、被選挙人は費用が掛かります。選挙人は、手間がかかります。また同時に税金が投入されます。

 最低投票率を決め、再選挙になると自党に不利になる政党も出てくることでしょう。でも、選挙とは、選挙民の判断を仰ぐことを第一としているのですから、選挙のやり直しが自党にとって有利になるのか不利になるのかは別の問題です。

 もう一つの案は、投票できない者は事前に届け出ることとし、特段の理由がない者には過料を科すことです。投票したい候補者がいないときは、白紙で意思表示すればよいのです。いずれにしろ、国民の政治への参加を何らかの方法で考えることが、日本の民主主義を支えるものと思うのですが如何でしょうか。
 こんな提案をすると、現在の議員諸先生はほとんどが反対することは間違いないでしょう。
 馬鹿な奴の夢物語のような主張ですみませんでした。





画像2

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?