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インドネシアに住んだことで得たこと-海外拠点を持つ日本本社が考慮しておくべきリスク

BAIKです。インドネシアで暮らしていると多くの日本人と遭遇し、色々な話を聞きます。面白い話からゲスい話まで多岐に渡ります。そんな中でも
「こいつ、日本だったらしないのに海外でイキリ散らかしてるな」
と言う事案が多く存在します。
お金と権力と自由を持つと自制出来ない人たちですね。海外に送り出している日本本社側はどう思われているかは分かりませんが、昔のように「目を瞑っていれば大丈夫」という状態でも無くなってきています。
本日は
・何が起きていて
・どうなるのか
を話していきたいと思います。これを読んだ日本本社側の方々がどういう動きを取られるかは
「会社をどうしていきたいのか」
「日本人としてどう考えているのか」

両面をどう捉えるのかによると思いますが、期待したいものです。

人種差別の民

個人的には一番許せない話ですね。おっさん達に多いパターンです。
まずは誇張もせずに事実のみ書き連ねますと
・店の定員の顔をつねって恫喝する
・「頭付いてるのか?」「辞めろよ」「おおおおおーーーいいいい!!」などの暴言
・風俗で相手をおもちゃのように扱う
・レストラン、居酒屋で道具のように呼びつけ指示をする
※時には物を投げつける
...書いていると辛くなりますね。事実です。
自分のことをアゲるつもりはありませんが、誰でも平等に接する考え方の自分がお店の定員や風俗の子達と話したりすると
「日本人のおっさんは最低」
と口をそろえて言います。それにインドネシア人の人たちもビビってしまっています。
勿論、これはおじさんだけの話ではありませんよ。イキった若者もいますし、良いおじさんもいます。

日本人に対するセクハラの民

これは以下のようなことですね
・日本人の女性営業マンへ取らせてあげる代わりに色々付き合わせる
※所謂、昔の保険営業みたいなものです
・飲み会などで若い日本人女性がいればイナゴのように群がり話しかける
・秘書採用という名の愛人採用

...日本なら一発OUTと言われるようなことが日常的に行われています。
お金の力でインドネシア女性と遊びモテていると錯覚し、監視が何もなく警察にも言われないと思っているのかやりたい放題です。

経費名目で乱用の民

自分のお金で同意が取れていれば問題ないとも取れる話です。ただ、経費で落ちていますのでその点を踏まえてご覧ください。
・カラオケ(俗に言うキャバクラ)で年間何百万の消費
・10P,11Pで風俗を楽しむ
・夜の遊びをしている間、ドライバーを外で待たせている(オーバータイムなので残業代が発生しています)
・任期終了に近くなると1週間、2週間、1ヶ月連続でカラオケ
・荷物持ち要因

...主に夜の遊びですね。付き合いという体で色々なことを経費で落としているとよく聞きます。
駐在者が変わって「経費減ったな」なんてことありませんか?経理部の人なら気づいてますよね。

品のない話を自慢げにする民

上記の話を自慢げに語るのが楽しみだったりします。インドネシアには若い現地採用や駐在員を足すとそこそこいます。
「俺はこんな楽しみをしている。出来るんだ」
と言うのを誇らしげに語っています。聞いている側の人たちはどこの会社の人か全部知っていますからね。

孕ませの民

これが意外によくあるんですよ...
インドネシア人の女性を孕ませて日本に逃げる
普通に犯罪級ですからね。それを平然とします。大丈夫だと思っています。
このパターンは日本本社に連絡がはいったり、被害者側の女性がSNSなどで拡散して相手を追い込んでいますが、泣き寝入りしている人も必ず存在しています。

これくらいでいいでしょうか。纏めると
インドネシア人を完全に下に見ています。お金も有り余るくらいあるので思うがままに性欲を発散します。誰も見ていなく、咎める人もいないので好き放題。
これが現実です。
勿論、そうでない人もいますし逆に必死にこの国を理解しようと努めている人もいます。ただ、先ほどのようなこともあるのが現状です。

どうすれば良いのか

・駐在手当がまだまだ高い
近年、海外駐在の費用も人も減らされているので「昔よりは贅沢が出来ない」と言われていますが、「え?そうなの?」と思います。少なくとも先ほどのような話をずっと楽しみ続けるくらいの余裕はあります。
・経費のチェック
経費をザルに通し過ぎていませんか?また、海外組も考えるものです。計上を上手く誤魔化して通そうとするでしょう。言えることは「クドいくらいに毎回細かく確認をする」ということです。
・単身で行かせない
これは家族の状況など絡み合う問題なのでなかなか難しい話だとは思いますが、こういったことをしているのはほぼほぼ単身者です。家族帯同で行ってもらうのが一番良いのですが難しい話です。私から言うのであれば「監査役」というのを付ける価値はあると思っています。
・パワーマネジメント上がりを行かせない
こんなことをしている人がヨーロッパ、アメリカで同じことをすると思いますか?しないでしょうね。人を上や下のランク付けをしてコントロールするパワーマネジメントな人は人種差別をしがちです。

そんなことしててタダでは済まされない時代になっている

日本本社の方も薄々気づいている部分もあるんじゃないでしょうか。日本に帰ってきた駐在者が得意げに語っていたり、ネットの話などで気づいている部分もあると思います。ただ、
「見なかったことにしよう」
これで済まされなくなっているのが2019年からこれからの時代です。
今に始まった話ではありませんが、ネットの発達により情報はどんどん透明化されています。そして時代は今変わりつつあります。会社に守られてきた今までであれば、余計なことは言わずに黙っていれば安泰でしたので汚い話も世にでることはあまりありませんでした。ただ、会社は従業員を守らない(守れない)時代になっています。そうなると働く人たちは会社のことを守ろうなんて考えません。いかに自分のスキルを伸ばし、市場価値を上げるかです。会社が自分に不都合なことをすれば、腹いせにカウンターパンチを食らわすことなんて当たり前になりますし、情報をネットに暴露して儲けることだって出来ます。
「ブラック企業がああああ」と近年叫ばれていますよね。これも昔だったらありえなかったことです。ただ、今は「ブラック企業死すべき」が普通に言われています。都合の悪い情報を隠すことなんて出来ない時代になっています。

海外における日本人情報もどんどん公開されていくと思います。
会社名、実名なんて当たり前になってきますし、揺するネタにもなります。それが公開された時のリスクは想定できるかと思います。
会社の株価は間違いなく落ちますし、1度広まれば尾を付けてデカくなっていきます。会社にとって良いことなんてのは何もありません。
是非、日本本社の方にはそういった想定されるリスクに向き合った対応を講じて欲しいと思います。

それでは!

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