見出し画像

夏休みの思い出、「そ、それが一番?」という長男の驚き発言から「充実」について考えてみた

こんにちは~! ayaSuzuです。


今日は、

『本当の充実って何?
 思い出ハラスメントになってない?』

というお話です。



中1の長男が、よくこんなことを言います。

「あのときは楽しかったな―
 最高だったなぁ~~!!」

って。


”あのとき”とは、2022年の夏休みのこと。
当時小5の長男、次男は年長さんの夏休み、
次男と私がコロナに感染してしまったのです。


次男は早々に回復して、
エネルギーを持て余す状態。



でも、私は少し遅れて発症して、
しかも、40度の高熱と体の痛みに
数日間苦しんでいたのです。


夫と長男は無事だったのですが、
私はダウンしているし、
みんな、外には出られないし、で、、、


もう、家がカオスと化したのです。
(まぁいつもカオスなんですが、
 この時は、さらに恐ろしい状態に….><)


私は自分のことで精一杯で、
ほぼ記憶ないのですが、
その時、夫だけではもう手に負えなくなっていて、


2~3時間の動画解禁:(自称)映画祭りに、
兄弟で家の中でキャッキャッ言いながら
走り回って、、、


夫も、もはや注意する気力なく、やり放題、、、



食料は、区から支給されたレトルト三昧。
美味しいかは別にして、普段食べれないものを
堪能したらしい、笑


で、2年経った今も、これまでも、繰り返し、
「あの夏休み、最高だったな―」
と、長男は言うんですよね。



夏休みともなれば、親は頑張って、
旅行だ、体験機会だ!って、
計画がんばっちゃったりしますが、


実際、我が家も旅行やキャンプにも連れて行ってるし、
夏休みイベント(自由研究ここで完了!的な)にも
ちょこちょこ行ってるんですけどね。


そ、それ? それが一番ですかぁ~~?!


という驚き・・・


つい、先日も1泊で山中湖に
旅行に行ったのですが、
帰宅した次の日に、


長男:今回の旅行、なんか楽しかったな~
私:どこが楽しかった?
長男:あ、どこ行ったっけ?
私:え?


その後の会話で判明したのは、
どこがすごく良かったというより、
ドライブも含め、まったりダラダラ過ごしたのが
楽しかったみたい^^



ここで、ふと思ったわけです。
思い出とか充実って何気ないことなんだな、と。



「思い出」も「充実」も感じる力次第!


実は、私もあまりイベント好きじゃないんですよね。
旅行も楽しいけど、疲れるし、
日常のリズムが崩れることが、若干ストレスだったり、、、


でも、長期休みともなれば、
「思い出つくってあげなきゃ」とか
「旅行くらい連れて行かなきゃ」と焦って計画しがち。


でも、長男の話から思うのは、
思い出も充実も、
親が作ってあげられるものじゃないし、


その子その子で、何が響き、何に引っかかるかは
ほんと千差万別~~
用意することなんでできない!!


ということ。


子どもって、ほんと素直ですよね。


大人はつい
刺激的なことが、体験の機会を広げるから!
って、そういうもので埋め尽くすことが
「充実だ!」「思い出づくりだ!」
って思っちゃいがち.…..。


これ、子どもの予定だけじゃないし、
長期休みに限らないことで、
日常の自分の予定も、気づいたらなんか忙しい><


なんてこと、起こってません??



刺激的なものは世の中いっぱい溢れてるし、
取ろうと思えばいくらでもあって、
キリがない、、、


でも、それで時間を埋め尽くしていると、
な~んか、疲れて、
な~んか、いつまでも満たされない..…。


子どもなんて、「思い出作り」を
与えられすぎたら、
それこそお腹いっぱいで、アリガタ迷惑!!


これって、実は、「充実」からは
程遠くありません??


刺激で埋め尽くそうとしても、
実は、それはマヤカシの充実。


ほんとの充実って、
もっと穏やかで地味なんですよね。


安心した心地に委ねることができるので、
「もっともっと」にならないし、
いつまでも満たされないなんてことは起きない。


子どもはそれを知っている!!
何気ないことから「満たされるもの」を
見つけてくる天才~~



って心から思いますね^^


大人もその感覚を
思い出すだけなんですけどね!!


つい予定を詰め込み過ぎになったときは、
「安心して穏やかな心地になれるか?」
そんな基準で選んでみるのが吉!!


ゆったりまったりした時間だからこそ、
いつのまにか「思い出」になる「充実」
に出会えるかもしれませんよーーー!!!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?