🗾マジカルナンバーで簡単に覚える日本地図🗺️

こんにちは。綾沙汰です。
今回は、日本地図の47都道府県の覚え方についての記事となります。

✅️はじめに

一般的に、『日本地図の都道府県の「場所」と「名前」は常識だ』とされる風潮が世の中にはびこっており、知らないと恥ずかしいとされることが良くあります。

しかし、日本の都道府県は『47』とかなりの数があり、単純な暗記だと長い期間経った後にふっと忘れてしまうこともあるでしょう。しかも名前だけならまだいいですが、場所との紐づけの暗記がかなり厄介なのはおそらく皆様にとっても事実なのではないでしょうか。

そうなると暗記のための工夫がどうしても必要になります。今回は、マジカルナンバーを起点に、容易に場所と名前が頭の中で紐づくようにするためのノウハウ記事となります。

✅️マジカルナンバーについて

そもそも、記事のタイトルでも取り上げている『マジカルナンバー』とは一体何なのでしょうか。

以下のサイトなどで詳しく解説されていますが、要するに『人間がパッと見てすぐに確認できたり、覚えたりできる情報の「数」（通常、７まで）』のことです。

マジカルナンバーとは？WEBマーケティングに必須の「短期記憶」数値 ｜ 株式会社シーズ・クリエイト｜WEB制作・マーケティング｜柏市・松戸市・流山市

今回は、このマジカルナンバーの性質をうまく利用して、容易に覚えてアウトプットできるような方法を議論していきます。

※ 日本地図の画像は「https://frame-illust.com/?p=10210」より拝借させていただきました。

✅️「地方」を覚える

日本列島は８つの地方に分けられます。
（下図では指し示せていませんが、沖縄県は九州地方に該当します）

ここで大変恐縮なのですが、『北海道』と『沖縄県』に関しては場所を丸暗記してしまって下さい。

実は、北海道地方を除けば日本の地方の数は７つになるため、マジカルナンバー７以内の数に収まります。以下に、地方の色を簡略化した図を示します。（北海道地方は除く）

さて語呂合わせの時間です。
北海道地方を除いて、上から順番に地方を一文字で表現し、それを
『東の幹部に近い国４９』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに地方の大体の位置と、その順番が分かります。

== フレーズの内訳 ==
東（東北）の
幹（関東）
部（中部）に
近（近畿）い
国（中国）
４（四国）
９（九州）

このフレーズを覚えておけば、どの位置の地方が何だったかをすぐに思い出せるでしょう。

✅️「都道府県」を覚える

さて、今度は各地方に含まれる都道府県を覚えていきます。

先ほども申し上げましたが、「北海道」と「沖縄県」は非常に分かりやすい位置関係にあるため、これは丸暗記で覚えてしまって下さい。

実は、地方ごとに含まれる都道府県の数というのは『中部地方を除き』全てマジカルナンバー７の数以内に収まっています。

📑東北地方

まずは東北地方です。
先程と同様に、簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。上から順番に（左→右の順）
『青い秋、岩山の宮に福』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。
※山形県、宮城県、福島県については後ほど別件で議論します。

📑関東地方

次は関東地方です。
簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。上から順番に（左→右の順）
『群れ木の茨、玉は東に神は千』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。

※ややイメージがしづらい文章ですが、木々が生い茂っている中で玉を転がしたら東に転がったので、それを追ったら神が千もいた、という感じでイメージするといいかもしれません。

📑中部地方

次は中部地方です。
中部地方は『県が９つある』ため、これを更に２つに分けて考えます。

まずは前半です。上側に位置する４つの県について、簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。左から順番に
『福の石で富が新たにくる』
というフレーズで覚えることとします。
※福井県については後ほど別件で議論します。

後半は、このフレーズと繋がるようにして考えます。
残りの５つの県について、簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

そして語呂合わせ、左から順番に
『岐路は長く、山は愛らしく静か』
とできます。

前半・後半をまとめてイメージすると、「福の石」というものが存在し、それによって富が舞い込んでくると噂を聞きつけたが、その道のり（岐路）は長く、山道だった。でもその道中は愛らしく静かなものだった、という感じでしょうか。

※長野県、山梨県については後ほど別件で議論します。

📑近畿地方

次は近畿地方です。
簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。上から順番に（左→右の順）
『兵は京へ滋養、大変良く三回歌う』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。

※大阪府については後ほど別件で議論します。

📑中国地方

次は中国地方です。
簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。左から順番に
『山で根を取り、広い岡へ』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。

※山口県については後ほど別件で議論します。

📑四国地方

次は四国地方です。
簡略化して一文字で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。上から順番に（左→右の順）
『媛の香りに高い徳』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。

📑九州地方

次は九州地方です。
簡略化して一文字（佐賀は都合により二文字）で各都道府県を表現してみます。

さて語呂合わせの時間です。上から順番に（左→右の順）
『長さが福、熊は大きく鹿は宮に散る』
というフレーズで覚えると、このフレーズを覚えている限りすぐに都道府県の位置と、その順番が分かります。

ややイメージがしづらい方は、長さ（大きさ）は福に転じやすい。例えば熊は大きく見せることで強く見せ、鹿は特定の場所で散在することで敵に襲われづらい、という感じで覚えてみて下さい。

※長崎県、福岡県、大分県、宮崎県については後ほど別件で議論します。

✅️３つの『福』

さて、ここまでで一応全ての都道府県の語呂合わせ（北海道、沖縄県を除く）を見てきました。
この語呂合わせさえ覚えてしまえば、その地方の都道府県はすぐに思い出せるでしょう。

しかも各フレーズには７つ以下の都道府県しか含まれていないため、マジカルナンバーの理屈で言えば覚えるのはそこまで難しくないと思われます。（慣れはどうしても必要ですが）

ここで、実は日本の都道府県には頭に『福』が付く県が３つ存在します。
南から「福岡県」「福井県」「福島県」です。

これは二文字目の漢字の読みの頭だけ取って
「お（岡）」「い（井）」「し（島）」
と考え、さらに語呂合わせとして
『食べ物美（福岡）味（福井）し（福島）い福の国』
と暗記してしまいましょう。（『福』が付く県であれば南から「おいし」と簡略化して覚えてもよいでしょう）

✅️３つの『山』

さらに、日本の都道府県には頭に『山』が付く県が３つ存在します。
南から「山口県」「山梨県」「山形県」です。

これは二文字目の漢字の読みの頭だけ取って
「ぐ（口）」「な（梨）」「が（形）」
と考え、さらに語呂合わせとして
『ぐ（山口）ーんとな（山梨）が（山形）い国』
と暗記してしまいましょう。

✅️２つの『長』

さらにさらに、日本の都道府県には頭に『長』が付く県が２つ存在します。
南から「長崎県」「長野県」です。

これらは、九州の先っちょにあるので「長崎」、本州の中心辺りにあるので「長野」と覚えてしまいましょう。

✅️２つの『大』

なんとさらに、日本の都道府県には頭に『大』が付く府県が２つ存在します。
南から「大分県」「大阪府」です。

覚え方としては、大分県は九州、四国、本州の３つに分かれている箇所に位置しており、大阪府は本州の坂っぽい形の中心に位置していることをイメージしていただくと良いかもしれません。

✅️２つの『宮』

なんとなんとさらに、日本の都道府県には頭に『宮』が付く府県が２つ存在します。
南から「宮崎県」「宮城県」です。

覚え方としては、長崎県と同様、九州の先っちょにあるので「宮崎」、一方、東北にあり厚着（城）の必要があるので「宮城」と覚えるとよいでしょう。

✅️まとめ

これで全ての都道府県の名前と場所の対応、そして語呂合わせで使用する一文字の漢字が被っている都道府県への対策も完璧です。

ここまでの語呂合わせのフレーズをおさらいしてみます。

地方ごと：東の幹部に近い国４９

東北地方：青い秋、岩山の宮に福
関東地方：群れ木の茨、玉は東に神は千
中部地方：福の石で富が新たにくる
　　　　　　→岐路は長く、山は愛らしく静か
近畿地方：兵は京へ滋養、大変良く三回歌う
中国地方：山で根を取り、広い岡へ
四国地方：媛の香りに高い徳
九州地方：長さが福、熊は大きく鹿は宮に散る

３つの福：食べ物美味しい福の国
３つの山：ぐーんとながい国
（『２つの長』に関しては「先（崎）」か「野」で判断）
（『２つの大』に関しては「３つの分かれ目」か「坂っぽいか」で判断）
（『２つの宮』に関しては「先（崎）」か「厚着（城）」で判断）

これらの語呂合わせは、おそらくすぐには記憶に定着しないでしょう。
しかし、今後日本地図を眺めたり、それを思い出すきっかけが複数回発生することで定着するようになり、暗記の難易度はこれらを知らない場合と比べて格段に下げられるはずです。

しかも全てのフレーズ内には７つ以下の情報しか含まれていないため、その取扱いはそこまでの難易度ではないと思います。是非、これらのことを意識して都道府県の名前と場所を低コストで覚えてみて下さい。

そしてこの記事の読者の皆様が、こういった知識でマウントを取って周囲を不快にすることなく、これから健全な人間関係を育むことができるように心から願っています。

ー宣伝ー
私は現在、iOS（iPhone、iPad）向けにアプリを開発しています。
情報整理や音声、モーションセンサなどを利用した様々なアプリを開発しておりますので、もしご興味があれば是非ご確認ください。
アプリに関するご意見もお待ちしています。
AppStoreのリンク

これでこの記事は終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございます。