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人を通して自分に気づく。持っているスキルもスペックも変わらないのに、査定が上がった理由

一昨年、面接が通らなかったとき、理由が分からなかった。不採用となった企業様からのお話は「考え方は良いが、経験値不足」又は「経験値は充分だが考え方が異なる。」の二択。他方で、内定を出して下さった企業様もあった。
これらの企業様はいずれも条件は同じで、現職と規模も業務内容も大きな差異はない。
となれば、私のどこかに原因があるのだろう。
気迷って転職活動をしたときの言葉が、現在から動けない原因になっていた。
「何がおかしかったのか?」
……………
契約業務の部署ができれば、私はそこに固められる。動くのなら今が最後のチャンスだろう。

代表取締役が「貴女を固めることが良いことがわからない」と仰ったように、私も決心が固まらない。
だからもっと自分の本音を知りたいと思って、書類を出してみた。自分が求めているのは転職ではなく、企業することかもしれない、それも含めてもっと自分を知らないといけないと思った。
先週、3社に書類を出し、直ぐに2社から面接の連絡をいただき今日、試験をさせてもらうことになった。
面接に先立ち、昨日、エイジェントに半ば強制的に練習をさせられることになる。
……
僅か20分の面接トレーニングにダメ出しが40分。どれほど自分が抜けているか分かる。

それは逆質問のとき鮮明になった。

相手企業様に応じた質問が出来ているか、内部の小さな人間関係ではない。グローバル企業に向けられる質問として適切か。
コンプライアンスと言ってもグローバルな企業様が見ているのは社内でのハラスメント各々ではなく、世界の支店や工場へどんなルールを展開していくかということになる。
礎の作り方と展開能力が、私にはないと思われても仕方なかった。

それは言葉遣いにも自己紹介にも現れた。お粗末な大人が鏡越しに見える。

これまで自らの非に気づかず、我流で進行し続けた自分が愚かであった。
………………
昨日20時30分、トレーニングを終えた後、面接企業のホームページを見ながら眠ってしまっていた。疲労困憊となるほどに、自分の非が浮上したのだ。

これからは日本ではない、世界規模で求められているものは何か。
これまで見てきた契約は、世の中の鏡だろう。そこを通して、もっと世の中を理解しなければならない。
………………
本日10時、これまでの面接と違う自分がいた。言い訳めいた話しぶりがなくなる。感染症のことも聞かない。
もっと伸び伸びと自由に、大きくなりたいと思ったから、大きな世界に向けて何をしたいか伝えることが出来た。

そして先ほど、通過の連絡が来た。
………………
自分の姿は自分では分からない。

人がモノを見て分析する能力は、年齢を重ねてアップするものではない。元々備わっているもの。まして僅か1年で変わるはずがないと思うのか私の見解。
とすれば、面接が通ったのは私自身のスペックが上がったのでも、スキルアップが出来たのでもないだろう。

何かあったとすれば、エイジェントさんを通して、小さな世界に封じられた甘い大人だった自信喪失中の自分を知ることが出来たくらい。
これからも起こる出来事を予見し、対策の講じ方を伝える。それが出来ていないことを知ったのだろう。
……………
自分一人だと、自分を知るのは難しい。
在宅勤務によって、チャットでのやり取りが増え、人と話さない自分になり、自分が見えなくなっていた。
横着したリスクは自分に巡り、気づくまでそこから出られない。分からないが分かるまで、試練は終わらない。

分かるようになるためには、人と話すことしかないかもしれない。いつも穴から出口を作ってくれるのは、自分ではなく無関係の他人。

願っていればいつか上手くいくという思考の実現は、私には非現実的。願うことがあるなら動かなければならない。理想のリアルは自分を気付かせてくれる他人がいてこそなのだから。
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