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誰にも見られないけど見られるかもしれない ぐらいの方が書きたいことが書ける気がしてる。…

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誰にも見られないけど見られるかもしれない ぐらいの方が書きたいことが書ける気がしてる。そういう場所にしておきたい、そんなドルオタ。※身バレ防止のため推しの名前を出さないマイルールを設けています 各記事の見出し写真はみんなのフォトギャラリーからお借りしています。

最近の記事

特別な日々

何も言わずただそばにいるだけでいい でもきっとそれが答え ”最初で最後の恋” ”一生一緒” ”運命” みたいなキラキラした神聖なものでは、正直ないな、と思う そんなものは無い、と言い切ると乱暴に聞こえるかもしれないけれど きっとそんな綺麗なものではない 不完全で普遍的で もっとあからさまに言えば、 アイドルオタク2周目の私とアイドル6年生の彼、 なんでも新鮮でキラキラ輝いて見える、というほどでもなく ありふれたオタクと演者の関係でしかなくて、 でも、なんでかなあ いつ

    • 雑記

      無意識下で私はずっと赦されたかったんだと思う あんなにも大好きだこの人しかいないっての熱量でずっと応援していた推しがいたのに、 今こうして別の人をめいっぱい応援していること 例えば友達がそうしていてもなんとも思わないしむしろいいじゃんって思うタイプなのに、自分のこととなるとなんだか虫の居所が悪いというか 見る人から見れば、乗り換えた、みたいに思われているんだろうなーとはずっと考えていた ────────── でも、あの人を応援して過ごした期間がなければここにはいない

      • どんなヒーローよりもずっと救われた

        私にとって、 好き と 推し の違いは明確 ”推し”という枠は特別なものだ 好きが推しに変わるきっかけはいつも ”辛い時救われた”ことだと最近気付いた 推しと呼ぶ人は今のところ二人 一人は、アイドルを応援する楽しさを改めて教えてくれた人であり、自己受容できるようになるきっかけになってくれた人 紆余曲折あって好きだったアイドルというコンテンツから距離を置いていた私をいとも簡単にすくいあげてくれた 彼を応援する日々は私を強く豊かにしてくれたね 彼に出会えていなかった世界線の未

        • 500km先まで

          今の推しのことを本腰入れて応援するようになって改めて、地方民としての葛藤を感じることが増えた どんなに行き慣れたって、東京という街は時々泣きたくなるほど遠い場所だ 好きだって気持ちだけではどうにもならないことも多い 関西に住む私が足を運べる数にはどうしても限りがあって、その度自分の無力さに悔しさを感じたり酷い時は自己嫌悪に陥ったりすることもある 先日、推しが所属するグループの無期限活動休止が発表された 半年後だそうだ 期限を明確にされてしまえばなおさら、どうして今行けな

        特別な日々

          君の手が僕よりも あたたかかったからさ

          4年間好きだった推しメンの活動休止、そして卒業発表。 どうしても物分かりのいい良いファンの子 でいたかったし、 実際そういう風に振る舞えたつもりだった。 推しメンには前向きな言葉をかけ続けたし、生じる寂しさにだけはやんわりとヴェールをかけつつ向き合っていたものの、それ以外のマイナスな感情は増幅させないよう見ないふりをして過ごしていた。 ちょっと寂しそうにはしてしまったけど、泣かずに最後まで話せたし。 自分の想定する良いオタク像をうまく務められていると思っていた。 私は私の

          君の手が僕よりも あたたかかったからさ

          今日までのすべてに”ありがとう”

          4年間応援していた推しメンが、 所属しているアイドルグループから卒業した。 それなのに、なぜか私は今やけに澄んだ気持ちでいる。 だって私は、彼の決断を信じられなかったことなんてないから。 4年間推してきて、たったの一度たりとも。 自分で書いておいてなんだけど、あまりにも宗教的で笑う。 そんなに手放しで信じ切ってしまうの?赤の他人を?と思わなくもない。 こう見るとアイドルの語源が偶像だというのも、割と頷ける気がする。 でも私は知っている。 彼が決して神様ではなかったこと

          今日までのすべてに”ありがとう”

          僕の名前を呼んでよ

          もうすぐアイドルを卒業する推しメンとのツーショット撮影会に行ってきた。 まだラストというわけではないけれど、それでもこうしてお話できる機会というのはもう残り少ない。 どんなことを話そうかな、いつもみたいにノープランでブースに入って何気ないお喋りをするのも好きだけど最後に伝えておきたいことや聞きたいことは何だろう、 いろいろ考えた結果、名前を呼んでもらいたい と思った。 有難いことに推しメンは私の顔を覚えてくれていて、だけどお話する時に毎回名前を呼ばれたりはしない。それは

          僕の名前を呼んでよ

          どんな明日も感じたい、きみと

          人生はタイミングだ、と思う。 大好きで大好きで仕方なかった推しメンがアイドルを卒業すること、 友達がハマっている別グループにちょこちょこ顔を出すようになったこと、 その中の気になる人と偶然年齢が同じだったこと、 友達のおかげでとあるライブに最前で入れたこと、 その日の回替わりソロ担当がたまたま彼で、その演目に撃ち抜かれたこと、 見つけるね!と言ってくれたライブで人生初めてのレスをもらったこと、 こうして羅列するとまるで運命のように錯覚してしまいそうになるけれど、き

          どんな明日も感じたい、きみと

          もっと、届け

          某感染症の影響により直接会うことが許されなかった3年前の秋、私は初めて推しメンにファンレターを出した。 人生で初めてのファンレターだった。 シンプルな白い便箋と何の装飾もないシンプルな封筒。 何日も前からあーだこーだと推敲しながら練りに練った下書きを、シャーペンで一文字ずつ書き写していく。 ファンレターという文化に馴染みがなかったため、せっかくの機会なのにかわいいレターセットや切手を使うだとかカラフルなペンでデコレーションするだとかそんな発想もなかった。 でもまあ、そ

          もっと、届け

          持続可能なオタクライフ

          …を、目指したい。と、そう心から思っている。 長く応援したいと思える推しと推しグループだからこそ、こちら側も息切れしないように追い込まれないように燃え尽きてしまわないように。 そういう風にサスティナブルにオタクという“趣味”を楽しんでいきたい、と理性的な私は思っている。 ただ実際のところ、この生活は本当に持続可能なのか? ​───────と、いう下書きが底の方で放置されていた。 私の推しグループは、近い将来に数名の卒業が決まっている。 推しに関して言えば、今度の大舞台

          持続可能なオタクライフ

          君は神様なんかじゃない

          私は、長らく神様を探していたのかもしれない。 言動や思考回路に違和感を持つことなく受け入れられるひと。 自分の行動の指標にできるひと。 手放しでそのすべてを信頼できるひと。 いろんな界隈を渡り歩いて、にわか者なんだから決して深入りはしないようにしながら遠目でいろんな活動者を見てみて、 そして見つけたのが、アイドルとして生きる今の“推しメン”だった。 筋の通った思考回路、潔く清々しい男気、ちゃんと物事を本質的に捉える向き合い方、それらを嫌味なく上手に言語化できる配慮深さ

          君は神様なんかじゃない

          わたしにとっての、推し(雑記)

          オタクの中で一番仲良くしてもらってるのは同担なんだけど、推しに対して抱えてる感情や感想がそれぞれ微妙に違ってる感じがして、なんだかたのしい 推しを見る時にどうしても自分なりのフィルターがかかるし、それを出力すると更にフィルターが強まるなあって インプットとアウトプットで2回自分の思考を通過しているんだもんな どんなに冷静に俯瞰してるつもりでいても、どう足搔いたって『自分にとっての理想』のフィルターをかけて見ているんだと思う これはどんなにフラットに見ているつもりでも、き

          わたしにとっての、推し(雑記)

          推しとオタクにまつわる50の質問

          1.推しを知ったきっかけは? とある動画投稿サイトで、元々知っていた人とコラボをしていたこと。 2.推しが気になったきっかけは? その動画を見て、踊り方と表情に惹かれたから。 3.推しを推そうと決めた理由は? 個人配信のアーカイブを視聴して、人間性が素敵だと気付いてしまったから。 4.推しを聞かれて答えられる? はい。聞かれたらけっこう誰にでも話します。大体みんな知らんけど。 5.推しの宣伝はしてる? 興味がありそうな人へはします。 ただし現状私の周りには興

          推しとオタクにまつわる50の質問

          君が名前を呼んでくれるということ

          某感染症が流行り始めた初期の初期、現場がことごとく延期・中止になった時期に推したちが「サインとこちらの任意の名前を手書きしてくれるソロショットチェキ」を受注でネット販売してくれた。どうやらこういう形態のものを、宿題チェキ と呼ぶらしい。 当時私はまだ現場にあまり行ったこともないし推しメンともお話したことのないドドドドド新規オタクだったけれど、これはなかなかないチャンスであるという波動を感じたので1枚だけ申し込んでみることにした。 それはもうかなりの数の申し込みがあったよう

          君が名前を呼んでくれるということ

          とあるオタクの沼落ち経緯(アイドルオタク編)

          最近ふと、何事も記録しておかないと記憶が薄れてくるなと実感している。 だから、私が推しに出会った頃のことを記録しておこうと思い立った。 なおここでは推しの名前を出さないというマイルールを設けているため(ちなみになぜかというと身バレが怖いから)、一部曖昧な情報や表現になることを許容願いたい。なお、もし万が一誰の事を指しているかわかった場合もぜひ心の中に留めておいていただきたく思う。 さて。 私が彼に出会ったのは、動画投稿サイトにアップロードされていた1本の踊ってみた動画だっ

          とあるオタクの沼落ち経緯(アイドルオタク編)

          君との未来を、どうかまだ

          推しとの関係性があること。 それは大手・地上・メジャーな方々を応援しているオタクからしたら考えられないことかもしれないが、所謂地下アイドル、その他様々なジャンルにおいて接触がある界隈、その中でもとりわけ認知というものが在る界隈だからこそ起こり得る。 私はとあるボーイズグループアイドルを応援しており、その中の推しメンからは顔とお名前ぐらいは最低覚えていただいている。と、おもう。 わざわざ確認したりはしていない(少しでも気まずくなって困らせたらどうしようと思うと勇気が出ないだけ

          君との未来を、どうかまだ