500km先まで
今の推しのことを本腰入れて応援するようになって改めて、地方民としての葛藤を感じることが増えた
どんなに行き慣れたって、東京という街は時々泣きたくなるほど遠い場所だ
好きだって気持ちだけではどうにもならないことも多い
関西に住む私が足を運べる数にはどうしても限りがあって、その度自分の無力さに悔しさを感じたり酷い時は自己嫌悪に陥ったりすることもある
先日、推しが所属するグループの無期限活動休止が発表された
半年後だそうだ
期限を明確にされてしまえばなおさら、どうして今行けないんだ もうこんな機会は来ないのに と苦しくなることも多くなるだろう
だけど、それでもやっぱり、
出会わなければよかったなんて思えない
”君が居なきゃ今もどっかで動けないままの僕で”
”ありがとうを伝えたいのです これからは僕が支えてくって”
あの日暗がりの淵で手を引いてくれた彼のこと
どうしたって大好きだし、
できる限りの応援をしたいって思うから、
私は今日も500㎞の距離を越えて、きみに会いに行く。
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